信州にある清水寺 ~ みんなのしんしゅうがく旅行【京都】編
『みんなの新・修学旅行』
であり
『みんなの信州学・旅行』
でもあります
信州人(長野県民)の旅のnote【京都】編
修学旅行は昔の想い出の人も、これから修学旅行という人も
イマドキの新しい修学旅行の気分を楽しみましょう
今回のお題は
信州にある清水寺
前回のお題が「京都にある善光寺」でした
そうなると今回は「信州にある清水寺」ですよね
ただ名前(漢字)が一緒だった、ということではありませんよ
京都の清水寺と同じ「坂上田村麻呂」にまつわる清水寺なのです
ご案内するのは長野市にある二つの清水寺、そして山形村にある清水寺です
最初に京都の清水寺のおさらいをしておきましょう
【京都観光】清水寺を訪ねて
日本人観光客の人気投票、外国人観光客の人気投票、いずれでも必ず上位3位以内
押しも押されぬ(人気でも混雑でも)清水寺です
清水寺の公式サイトはこちら
清水寺のGoogleMapはこちら
清水寺の由来について公式サイトから引用しておきます
清水寺の始まりを記した『清水寺縁起』(「続群書類従」所収)によると、奈良で修行を積んだ僧、賢心(けんしん)※が夢で「南の地を去れ」とお告げを受けたことが清水寺の始まりです。賢心は霊夢に従って北へと歩き、やがて京都の音羽山で清らかな水が湧出する瀧を見つけます。そして、この瀧のほとりで草庵をむすび修行をする老仙人、行叡居士(ぎょうえいこじ)と出会ったのです。行叡居士は賢心に観音を造立するにふさわしい霊木を授け「あなたが来るのを待ち続けていた。私は東国に修行に行く。どうかこの霊木で観音像を彫刻し、この霊地にお堂を建ててくれ」と言い残して姿を消したといいます。賢心はすぐに「勝妙の霊地だ」と悟り、以後、音羽山の草庵と観音霊地を守りました。賢心が見つけた清泉は、その後「音羽の瀧」と呼ばれ、現在も清らかな水が湧き続けています。
それから2年が経ったある日、鹿狩りに音羽山を訪れた武人、坂上田村麻呂が音羽の瀧で賢心と出会います。坂上田村麻呂は賢心に尋常ならぬ聖賢を感じ、大師と仰いで寺院建立の願いに協力を申し出ました。そして、妻の三善高子とともに十一面千手観世音菩薩を御本尊として寺院を建立し、音羽の瀧の清らかさにちなんで清水寺と名付けたのです。
今回のnoteに関係する重要ポイントが2点
・「清水寺」は身も心も清める霊水が湧き出ることから「きよみず」寺
・ 坂上田村麻呂が開基
ということです
【信州観光】清水寺を訪ねて
清水寺:長野市若穂
「阿弥陀山清水寺」で「清水寺」を「せいすいじ」と読みます
坂上田村麻呂が納めた日本最古といわれる「鉄鍬形」があり国宝です
京都の桃山御陵の守護神の兜は、この清水寺の「鉄鍬形」がモデルだそうです
「清水寺誌」によると大正5年の大火前には三重塔を含む40を超える大小堂宇があったそうです
京都の清水寺本堂同様の舞台造りである奥の院観音堂が再建されています
近頃は牡丹(5月)と紅葉(11月)の名所として知られ、時期ともなるとテレビで中継され、カメラマンで大混雑します
公益財団法人ながの観光コンベンションビューローによる紹介ページ

清水寺(長野市若穂)のGoogleMapはこちら
清水寺:長野市松代
「龍燈山清水寺」で「清水寺」を「せいすいじ」と読みます
公式サイトの清水寺縁起によりますと
坂上田村麻呂が東北に遠征に向かった際に、戦勝祈願が為に建立されました。
とのことです
また
製作は九世紀の頃で、信州における現存最古の木造であり、一木造りの仏像では東日本で最も古いほとけさまです。
という重要文化財 千手観音も安置されています
公式サイトはこちら
清水寺(長野市松代)のGoogleMapはこちら
清水寺:山形村
「慈眼山清水寺」で「じげんざん きよみずでら」と読みます
長野市の二つの寺院は「せいすいじ」ですが、こちらは「きよみずでら」です
京都ではなく、こちらの清水寺が本家ということです(諸説ありでご理解下さい)
延暦年間、坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際、本村清水寺を参詣し、征伐の成功を祈願したところ、霊験あらたかであったため、本村清水寺の千手観音を京都へ移し、それが京都東山にある清水寺になったと伝えられている。
山形村役場の清水寺紹介ページはこちら
清水寺(山形村)のGoogleMapはこちら
【補足:清水様式千手観音】
京都の清水寺の御本尊、千手観世音は一組の手を頭上に上げている独特の形態をしています
現在の本尊は清水様式と呼ばれる千手観世音菩薩像で、京都清水寺の千手観世音菩薩像と同じ様式(清水様式の千手観世音菩薩像は全国に数十体しかないと言われる)
この「清水様式」の千手観音は全国でも数少ないという話は私も耳にしていますし、テレビなどメディアでそのように紹介されています
しかし全国どころか長野県内でもいくつも見かけております
私のようなものでも多数見かけるということは、おそらく全国的にはかなりの数の「清水様式」千手観音がいらっしゃると思われます
【補足:音羽の滝】
京都の「清水寺」を「しみずでら」とか「せいすいじ」と読まず
「きよみずでら」と読むのは先述のとおり音羽の滝に由来します
現在、音羽の滝は不動堂から三本に分かれて落ちています
これを右側が〇〇にご利益、真ん中が〇〇にご利益、左側が〇〇にご利益
といったデマが流布しています
これは元々一本だったため、ご利益にあずかろうと、手や口を清める人、
滝行をする人、などで大混雑となり
三本に分けただけのものです
別にデマはデマでよいのですが
「右側のご利益は何でしたっけ?」
とか
「恋愛に効くのはどの水でしたっけ?」
と
清水寺の職員に確認する方が増えてきて
清水寺にとって大変ご迷惑な事態になりました
そこでどうなった?
現在では音羽の滝周囲に
「どの水でもご利益は同じです」
という貼り紙が...

そりゃ、そうなりますよネ
