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晴れたり、降ったり、霧になったり。四万温泉から戦場ヶ原までの一泊二日

急に決まった一泊二日のドライブ。

仕事が終わってから出発して、四万温泉へ向かった。

天気予報を見ると、翌日は雨予報。

それでも「せっかくなので行ってみよう」と出発した。

途中は事故渋滞に巻き込まれたり、進行方向に雷が見えたりして、少し怪しい空模様。

それでも雨に降られることなく四万温泉までたどり着き、夜は温泉に入って一日目を終えた。

途中のメロディーラインでは「いつもなんどでも」が流れる道があった。

最後の「きっとあなたに会える〜」のところだけ、なぜか音がかなり低くて、思わず二人で爆笑。

こういうどうでもいい出来事ほど、あとから思い出す旅の記憶だったりする。

翌朝、まずは奥四万湖へ

翌日は雨予報だったけれど、朝の奥四万湖は晴れていた。

湖の色はきれいな四万ブルー。

カヌーをしている人もいて、湖面を進んでいく姿を見ていたら、ちょっと羨ましくなった。

こんなところでカヌーをしたら気持ちいいだろうなと思う。

雨予報だったことを忘れそうなくらい気持ちのいいスタートだった。

そのあと柏屋カフェで少し早めのランチ。

ここまではかなり順調。

四万の甌穴で突然の豪雨

次に向かったのは四万の甌穴。

到着したころには天気が怪しくなっていて、散策を始めると、ものすごい雨が降ってきた。

階段には雨水が流れていて、もはや階段なのか小さな川なのかわからないくらい。

これはちょっと待ったほうがいいかな、と雨宿りしながら待っていると、少しずつ雨が弱くなってきた。

そして雨がやんだと思ったら、今度はあたりが霧に包まれていた。

晴れていた奥四万湖とはまるで別の場所みたいだった。

雨のあとで水量も増えていたせいか、甌穴は想像していたよりずっと迫力があった。

天気に振り回されながらも、これはこれで印象に残る景色だった。


四万の甌穴

四万湖ではまた晴れ間

甌穴を出るころには、また少し晴れ間が見えてきた。

次は四万湖へ。


さっきまであれだけ雨が降っていたのに、また空が明るくなっている。

一日の中で晴れたり、雨が降ったり、霧になったり。

天気が忙しい。

でも、こういう予報通りにならない旅も嫌いじゃない。

四万湖を見終わった時点で、まだ12時20分。

まだ時間があるということで、急遽、吹割の滝まで行くことになった。

想像していたよりずっと幅広かった吹割の滝

吹割の滝は、想像していたよりもずっと幅が広くて、実際に見て感動した。

これまでにも華厳の滝、那智の滝、袋田の滝など、いろいろな滝を見てきた。

どれも水が高いところから垂直に落ちていくタイプ。

それに対して吹割の滝は、幅が広く、水が岩の間をうねるように流れている。

こういうタイプの滝は初めてで、同じ「滝」でもこんなに違うんだなと思った。


さらに奥には鱒飛の滝がある。

「鱒がここまで来ても、もう戻れない」という名前の由来も、実際に見れば納得するような落差だった。

駐車場からすぐ滝を見ることができるので、これで終わりでも十分だと思っていた。

ところが夫はまだ物足りなかったらしく、散策路にも行きたいという。

観瀑台が3つあるようなので、せっかくだし行ってみることにした。

行ってみると、木々の隙間から滝が少し見える程度。

思っていたよりも歩くし、ここまで来るとかなり疲れてきた。

それでも一周して駐車場へ戻る。

これで今度こそ終わり、と思った。

さらに戦場ヶ原へ

ところが、まだ終わらなかった。

次は戦場ヶ原へ向かうことになった。

この時点でかなり疲れていたけれど、行ってみることにする。

そして到着してみると、霧。

ほとんど何も見えない。

雨も降ってきて、気温はまさかの21℃。

寒い。

涼を求めて出かけたわけではなかったけれど、ここまで来ると「涼しい」という目的だけはしっかり達成できた気がする。

戦場ヶ原は何も見えなかったけれど、これはこれで「また晴れた日に来よう」という理由ができた。

尾瀬や日光白根山にも行ってみたいと思っているので、次は天気のいい日にこのあたりをゆっくり歩いてみたい。

静かな中禅寺湖から、いろは坂の豪雨へ

戦場ヶ原から日光方面へ向かう。

中禅寺湖あたりまではまだ雨は降っていなかった。

でも、進行方向を見ると、なんだか雲が黒い。

「あれ、これ大丈夫かな」と思いながら進んでいく。

そしていろは坂に入るころには、ついにとんでもない雨になった。

いろは坂はカーブが続くので、車酔いしないか少し心配していた。

ところが、あまりの雨でみんなかなりゆっくり走っている。

結果的に車酔いの心配はなかったけれど、それよりも雨のほうが心配になるくらいだった。

いろは坂にもメロディーラインがあって、今度はモンキーマジック。

でも雨の音がすごいし、ゆっくり走っているので、

「……言われてみれば、そうかな?」

くらいしかわからなかった。

晴れているときなら、ちゃんと音楽として聞こえるのかもしれない。

宇都宮で大雨警報

宇都宮に着くころには、さらに雨がひどくなっていた。

大雨警報が出ていて、冠水している場所もある。

さすがにこれはのんびり寄り道している場合ではない。

途中で佐野サービスエリアに入り、佐野ラーメンを食べて少し休憩。

雨は相変わらずものすごかったけれど、温かいラーメンを食べると少しほっとした。

そこからさらに走って、無事に家まで帰ることができた。

晴れ、雨、霧。予定外だらけの一泊二日

今回の旅は、特に大きな計画を立てていたわけではない。

急に決まった一泊二日のドライブ。

天気予報は雨。

それでも行ってみたら、奥四万湖では晴れて四万ブルーを見ることができた。

甌穴では突然の豪雨。

そのあとには霧。

四万湖ではまた晴れ間。

吹割の滝では、これまで見た滝とは違う姿に感動した。

そして戦場ヶ原では霧と雨。

最後は、いろは坂から宇都宮までの猛烈な雨。

振り返ると、天気に翻弄されっぱなしの二日間だった。

でも、晴れた景色だけじゃなくて、雨の階段や霧に包まれた甌穴、21℃の戦場ヶ原、黒い雲を見ながら走った中禅寺湖、そしていろは坂の豪雨まで、全部ひっくるめて今回の旅だったんだと思う。

予定通りにいかなかったからこそ、覚えていることも多い。

そして、急に決めた一泊二日でも、こんなにいろいろな景色を見ることができた。

次に戦場ヶ原へ行くときは、晴れた日に。

今度は尾瀬や日光白根山も組み合わせて、もう少しゆっくり歩いてみたい。

そんな次の旅を想像しながら、今回の一泊二日を終えた。

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