別れのワルツと、こころの休日


📖『こころにしみる日々(下)~ 灯りを求めて。出所、そして壮絶な日々 ~』

10/20(金)☁️☀️
2023.10.20

🐦⬛✉️元妻からメッセージが入る。

💬元気にしていますか
警察に、◯◯の居場所がわからないってことでー警察に聞いたけどーなかなか教えてくれなくてー大変やったけど
いまさらなんで?
💬いえにおるときはちょうしがよいときがおおい
それで わしはまたたいほされてきそされてさいばんでゆうざいとなったら ちょーえきさんねんいじょうとなる たいほにかんしては なーもしとらいでも えんざいのばあいもありうる たとえばまんいんでんしゃにのっとってちかんとまちがえられたり あくしつなやつにやられたりとか ぜんかものとなればなにかにつけよーぎしゃにされやすい そうなったばあい すべてをうしなうのはゆうまでもないが さらに しょじきんがなければほんもかえんよーになる じごくである なによりだれともれんらくがとれんよーになり しにかけとってもだれにもれんらくでけん そのきょーふをいやというほどあじわった ぷんとれんらくをとろうとおもうて◯◯しやくしょにはがきをおくったのであるが ぷらいばしーのかんてんからおしえられませんとのことであった そういうときにおまえらがわしを さがすことがかのうかどうかをしりたかったのである わしがまともにいきとるつもりでも まったくありえなくはないのがげんじょうなのである また たとえばくるまにのってひとをひいてしもたばあいでもおなじことになりうる そんなこんなで くるまどころかじてんしゃさえのるきがせんのである
💬考えすぎてもあかんのではー
全てひらがなーしんどいー
maのためにー何事もないように暮らしてーほしいけど
お金は、足りているの?
💬ぷんにめーわくかけんよーにとは わしなりにいろいろかんがえとるのである かねはなんとかなっておる ひらがなは ちょけとるだけであるのであるがの
おまいはさけをのみすぎである たぶん くちがくさいのでは
わしはもうにどとあのようなところへはようもどらんのである
💬子供のことを考えてーではー
🐦⬛🎹消音モードにしてビクターでショパンの『別れのワルツ』をたどたどしいながらも弾いてみる。

最初のほうはうまくいかなかったが、だんだんスムーズに弾けるようになっていく。さらに『ノクターン』も弾いてみる。ある程度弾ける。2月のあのころ、あそこでいろいろと考えていたときには、おそらくビクターは処分する以外にないだろうと考えていた。処分できない場合は、そのまま置き去りにして部屋を立ち去らなければならないという事態も想定していた。今、そのビクターが目の前にいる。改めて冷静に考えると、信じられない光景だ
🐦⬛万が一、元妻とここで住んだ場合どうなるだろう?

やはり無理だろう。ビクターを自由に弾くには無理がある。元妻は耐えられないだろう。よく考えてみれば他のどんな女であったって、たいていは無理だ。そう考えると、このあと私は、まず結婚などは考えられないだろう。あり得るとすれば自分が死ぬとわかって最期の3ヵ月くらいの間、例えば元妻と一緒に暮らす。そういうことくらいだろう
🐦⬛いろいろ考えてみたが、今の自分に必要なのは精神科での治療ではなく、まずは休養だ。

また今やっている元妻とぷーにゃんを部屋に招待するためにやっているいろいろなこと、これが何よりの治療になっている気がする。部屋にいる間は、日々少しずつ回復していっているような気もしている
🐦⬛ここの環境に救われているのも事実だ

🐦⬛カルマ・ショウの物語は、元妻とぷーにゃんに会い、沖縄へ行って、◯◯ビーチの私が死ぬ場所で、砂浜に寝転びながら、ぼーっと何かを考える場面でいったん幕を閉じることになるのではないだろうか?

今はその後のことはまだわからない
🐦⬛いろいろ見たり読んだり考えたりした結果明らかなのは、現在の自分が陥っているのは紛れもないトラウマの症状だ。

火を見るよりそれは明らかだ。国家権力、法律、閉ざされた環境に置かれた場合、これらはひとつ間違えばとんでもないものである。それらの一端は袴田事件、滋賀県の事件、名古屋の入国管理施設でスリランカの女性が職員に殺害された(と言っても決して過言ではないかどうかしらない)事件などを見ることによって知り、ある程度理解することができる



🐦⬛もしもぷーにゃんが住所を教えてくれなかったら。。。

ぷーにゃんにもいろいろな事情がある。その場合は、ケースワーカーのMAKさんに連絡して、部屋の鍵を渡し、お金を持ってきてもらう。だめだ。恐らく公務員がそんなことをするのは無理だろう。万が一のとき、ぷーにゃんの住所がわかっていなければ、またあのときと同じく、誰とも連絡が取れなくなり、やがて所持金が尽き、やがて切手やハガキを買うのにも苦労するようになり、例えば万が一、スリランカ女性のような状況に陥った場合でも、どうにもできないという事態に陥りかねないというあの恐怖が一気に甦る。次々とフラッシュバックが起きる。🍸マティーニを作って飲む
🐦⬛執行猶予中の身であるということ、精神的なことも含め、結局まだ何も終わってはいないのだということに気づく。

しばし呆然とする
🐦⬛ぷーにゃんに送ったLINEに既読がつく。

散歩は13時になってしまったが、RKに向かう。もしも15時までに住所を教えてくれればギリギリ間に合うかも知れない
🐦⬛🎹ビクターは帰宅後に弾くことにしよう。

誰に頼まれてるわけでも何でもないのだから、本来それでいいんだ

📹『~ 別れのワルツ ~ Waltz No. 9 in A-Flat Major, Op. Posth. 69 No. 1 "Farewell"』




『【隣の🔪犯罪論】 〜 誰もが超えてしまえる、その一線 〜』
🐦⬛🐦⬛❤️ここしみとは一線を画する異色作
⚠️【速報!】
となはん、ゲスト❤️スキ率75%突破。
読んだ4人のうち3人が、外の世界から。
“届いた”を超え、“共鳴した”文学

📢コンテンツを読んでくださった方へ

これは実は、全体でひとつのリアルなストーリーになっています。
🔰📖『ここしみ』 超・あらすじ
👉ざっくりと全体を把握したい方へ
❓📖『ここしみ』って?
👉全体像。壮絶な日々の果てに綴られた“特別な一篇”。こころに灯る何かを感じてもらえたら。。。
壊れた人生。それでも生かされた。だから今語り始める。「罪と罰」、「愛と絆と再生」、そして「本当の自由」の物語。私があそこで過ごした272日間と、その後の壮絶な日々を綴っています。
また、獄中「🏛️訴訟ゲーム」を通じて、冤罪、死刑制度、司法の闇など、現代社会の深い問題についても斬ります。他に、「🏰ムショトピ」といったゆるーいコンテンツも。
そんな風に、ひとつの人生の軌跡を通じて、「生きるとは何か?」「愛とは?」を問いかけます。
👉気になるコンテンツだけでもOK
👉だいたいの話は各話ごとの短編としても(多分)お読みいただけます
📖『こころにしみる日々(上)~ 愛と喪失と再生の獄中272日間 ~』
📖『こころにしみる日々(下)~ 灯りを求めて。出所、そして壮絶な日々 ~』
『💠コラム的な:』 👉📖『ここしみ(上)(下)』から抜粋したエッセイ集
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いただきましたサポートは作品を完成させるために大切に使わせていただきます。尚、体や精神を病んでらっしゃる方、元受刑者など社会的弱者の方々向けの内容も数多く含むため、作品は全て無料公開の方針です。よろしくお願い申し上げます。