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ポケモンキッズと旅する 第163回 ビビヨン|東京都青梅市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第百六十三回、ビビヨンと青梅です。

釜の淵公園は1967年に開園しました。

その名の由来は、多摩川が岩盤にぶつかり、大きく流れを変える場所にある深い淵です。

長年にわたる多摩川の激流が岩盤を削り続けた結果、その形状が「釜」に似ていることから「釜ヶ淵」と呼ばれてきました。

現在の多摩川は治水によってかつてのような激しい流れは見られませんが、深く河岸の崖を抉った往時の淵の名残を今も確認することができます。

多摩川は山梨・埼玉県境の笠取山を源とし、青梅に至るまで深いV字谷を刻みながら流れています。

釜の淵公園がある青梅は、多摩川が山間部から平野部へと流れを変える移行区間に位置しています。

特にこの公園周辺では、多摩川がギリシャ文字のΩ字型のような劇的な蛇行を見せるという地形的な特異性があります。

公園の開設にあたっては、このような貴重な自然地形を保護しつつ、憩いの場として活用するという方針が採られました。

中でも釜の淵公園は、多摩川の浸食作用によって長期間にわたり形成された、傾斜する複雑な起伏を持つ地形が最大の特徴です。

この急峻な地形により、公園では平坦な芝生広場から川沿いの散策路まで、高低差を活かした多層的な空間利用が実現しています。

この立体的な遊歩道を巡ることで、多様な視点から多摩川の流れを眺望し、自然を体感することができます。

園内に架かる2本の歩行者専用橋からは、蛇行する多摩川の全貌と周囲の河岸段丘の地形を眼下に一望でき、この地域の地形がどのように形成されてきたかを実感できます。

釜の淵公園から望む多摩川の景観は、下流の都心部とは趣が異なり、変化に富んだ自然景観を見せています。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Vivillon in Ome, Tokyo 43 (Kamanofuchi park)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。