ポケモンキッズと旅する 第224回 ドードー|宮城県仙台市
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第二百二十四回、ドードーと仙台です。

青葉城公園(仙台城跡)は、仙台市街地の西、青葉山の峻険な高台に築かれた城跡です。

その地形からは、青葉山の自然の起伏を生かして築かれたことがよくわかります。

東から南にかけては、眼下を流れる広瀬川と切り立った断崖が天然の堀を形成し、守りを固める要となってきました。

このように断崖や河川といった険しい地勢を防御に組み込んだ城地は、要衝の地でありながら、同時に城下を一望できる場所としても選ばれました。

本丸広場に立つと、高台ならではの視点から、市街地の街並みと広瀬川のゆったりとした流れが目の前にひらけます。

そこには遠くまで見通せる開放感とともに、広大のみならず、街を見守るような情緒が漂っています。

青葉山の深い緑が佇み、その下を光る広瀬川が巡り、彼方へと仙台の街が続いていく景観は、眺める向きを変えるたびに豊かな表情を見せてくれます。

関ヶ原の戦いで徳川家康が勝利へと向かうなか、東北の地でも徳川家康に呼応する勢力と抗う勢力による、もう一つの東北の戦いが展開されていました。

徳川家康の側に身を投じた伊達政宗は、東北の戦いにおいて敵対勢力に勝利し、地域の情勢を左右する重要な役割を果たしました。

その功績を認められた伊達政宗は、徳川政権からの承認を後ろ盾として、青葉山への築城と仙台の街づくりという大事業に着手しました。

伊達政宗がこの険しい高台に拠点を築いたことこそが、今日に至る都市・仙台の始まりそのものでした。

私が訪れたのは黄昏時でした。

日の光がやわらぎ、空に夕映えが残るなかで街に灯りがともりはじめると、眺めは昼とはまったく別の表情を見せます。

夕方の光のなかで広瀬川の方へ目をやると、仙台という都市がいまもなお、伊達政宗による最初の構想のうえ成り立っているように思われます。

やがて、伊達政宗公騎馬像もライトアップされました。

夜の闇を背にして浮かび上がる伊達政宗の姿は、ひときわ精悍に見えます。

騎馬像の視線の先に広がる街並みを見れば、伊達政宗が拓いた町の原形が、いまも仙台の光景の中に変わらずあることが伝わってきます。
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