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ポケモンキッズと旅する 第128回 マグマラシ|愛知県名古屋市 小幡

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第百二十八回、マグマラシと名古屋・小幡です。

小幡緑地は愛知県内でも有数の歴史ある公園で、複数の区域に分かれています。

公園の中央に位置する緑ヶ池は、西岸が直線的であることからわかるように、人工的に作られたダム湖です。

砂防と灌漑を目的とした堰堤によって白沢川が堰き止められ、緑ヶ池が誕生しました。

この堰堤の建設により、それまで水不足に悩まされていた小幡台地周辺では農地開発が進み、地域の農業発展に大きく貢献しました。

1957年、県営公園として正式に開園を迎えました。

開園当初は現在よりも供用面積が小さく、長期にわたり段階的に整備が進められてきました。

木製の遊歩道「木の道」は、本園を縫うように設けられ、この緑地の象徴的な存在となっています。

また、本園の水辺を代表する竜巻池は、豊かな生態系を育む貴重な環境として知られています。

初春のこの時期、落葉樹はすっかり葉を落とし、足元には茶褐色の落ち葉が厚く積もっています。

これらがやがて腐葉土となっていくのでしょう。

枯葉を踏みしめる音が静謐な林間に響き、冬の名残を感じさせます。

そんな中でも春の兆しは確実に現れ始めており、早春の花々が、まだ眠りから覚めきらぬ緑地に彩りを添えています。

被写体はポケモンキッズという指人形ですから、ポケモンキッズならではの写真を撮るため、落ち葉に置いてみます。

落ち葉で焚き火をするため…ではなく、躍動感のある写真となっていれば良いのですが。


小幡緑地内にある緑ヶ池から流れ出る白沢川は、やがて「白沢渓谷」と呼ばれる独特の景観を形成します。

この渓谷が現在の姿になった背景には、江戸時代中期に行われた大規模な土木事業が深く関わっています。

かつて白沢川は、豪雨のたびに周辺の山から水が溢れ出し水害を引き起こしていました。

そのため、抜本的な治水対策が喫緊の課題となっていました。

1768年、川筋を大幅に変更する大規模な工事が実施され、白沢川は北側の山を切り開いて庄内川へと流れるように付け替えられました。

こうして流路変更された白沢川に、護岸整備事業においてロックガーデンの滝などが造成されました。

平地を流れる川が突然渓谷美を見せ、渓谷の両岸には急峻な崖が迫り、まるで山間部の渓流のような趣を醸し出しています。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Quilava in Obata, Nagoya 45 (Obata green space)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。