見出し画像

ポケモンキッズと旅する 第141回 ジヘッド|愛知県豊川市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第百四十一回、ジヘッドと豊川です。

京都の伏見稲荷にも似た雰囲気を醸し出す豊川稲荷は、正式には円福山妙厳寺という寺院です。

今川義元が寄進した山門は重厚な組物と、流麗な彫刻が特徴です。

参道の奥には1930年に竣工した本殿があり、内部には豊川吒枳尼真天(とよかわだきにしんてん)が祀られています。

寺院でありながら「稲荷」と呼ばれるこの場所。

豊川稲荷のその独特な様相は、明治時代の神仏分離という転換点を踏まえることでわかりやすくなります。

通称「荼枳尼天」は元来インドの民間信仰ダーキニーに由来しますが、仏教に取り込まれ日本へ伝来した後に狐と結びつけられました。

この結びつきから、荼枳尼天は白狐に乗る姿で知られるようになり、稲荷と同一視されるように至ったと考えられています。

明治時代に神仏分離令が発せられた際、全国の寺社は神社か寺院かの選択を迫られました。

豊川稲荷も分離が迫られましたが、これを乗り越え寺格を保ちながら「稲荷」と呼ばれる稀有な存在となりました。

一時は撤去されていた鳥居も立て直され、寺院でありながら稲荷の景観を醸し出す特異な場所となっています。

境内奥の霊狐塚には千体を超える石狐が並び、その光景は訪れる人々に独特の印象を与えます。

境内各所にある狐像は多彩で、狐を探しながらの散策が楽しめます。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Zweilous in Toyokawa, Aichi 19 (Toyokawa Inari temple)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。