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ポケモンキッズと旅する 第161回 ルナトーン|山梨県大月市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第百六十一回、ルナトーンと大月です。

日本三奇橋の一つに数えられる猿橋は、橋脚を使わない特殊な工法「刎橋(はねばし)」で知られています。

この刎橋は、両岸から張り出した「刎木(はねぎ)」を重ね、その上を橋板で渡す構造です。

猿橋では、両岸の岩盤から四層に重ねられた刎木を宙に突き出し、その上に橋板を渡すという独特の構造をしています。

猿橋が架かっている桂川は、甲府盆地を南下する河川とは異なり、富士山に源を発し、山梨県東部から神奈川県方面へ流れ、太平洋に注ぐ独立した水系を形成しています。

この猿橋付近では、桂川は深い渓谷を作り出し、その両岸は鋭い崖となって川幅を狭めています。

このような地形的制約から、現代の橋に見られるような橋脚を河床に建てる通常の工法では架橋が困難であったため、刎橋が採用されることになりました。

江戸時代、猿橋は甲州街道の重要な渡河点として、多くの旅人たちに親しまれました。

その存在は、荻生徂徠が『峡中紀行』に記録を残し、歌川広重が『六十余州名所図会 甲斐 さるはし』で絵にしたことなどからもわかります。

これらを通じて、猿橋の特異な構造は広く知れ渡り、「日本三奇橋」の一つとしての名声を確立しました。

五街道の一つである甲州街道の道中に突如現れる急峻な渓谷と、その間に架かる独特な構造の橋だからこそ、これほどまでに人々の心をとらえ、数多く記録されてきたのでしょうか。

ということで今回は、大きい月といえば他にいないだろうと思ったゆえのキャラ選定理由でした。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Lunatone in Otsuki, Yamanashi 33 (Saruhashi bridge)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。