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ポケモンキッズと旅する 第93回 ゴマゾウ|新潟県新潟市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第九十三回、ゴマゾウと新潟です。

信濃川が日本海へと注ぐ河口部、万代島にそびえ立つ朱鷺メッセは、複合的な機能を備えたコンベンション施設です。

一般的に、港として理想的な立地とは、三方を陸に囲まれた湾です。

外海の影響を受けにくい地形は波が穏やかで、船舶が安全に停泊できるためです。

しかし、新潟の海岸線は海に対して直線的な地形が続き、天然の良港となるような湾がありません。

この制約を克服したのが、日本最長の大河・信濃川が作り出した広大な河口部でした。

川幅が現在よりも広かった時代、この地形的特徴を活かして発展したのが、「川港」としての新潟港です。

信濃川が上流から運搬する土砂によって河口部に三角州を形成し、広い川幅を確保していました。

川の上流の水運の中継地点として、また北前船の寄港地として、新潟港は米や海産物などの集散地として機能し、西廻り航路の重要な拠点となりました。

その後、日米修好通商条約によって開港される港の一つに指定されるほど、日本海側の経済拠点としての地位を確立していきます。

朱鷺メッセの31階、高さ約125メートルに位置する展望室からは、信濃川の河口部をはじめ全体を一望でき、市街地を流れる大河が日本海と出会う様子を実感できます。

南側には萬代橋が信濃川に架かり、北側に目を向けると川港である新潟港を行き交う船舶の姿が見られます。

夜になると、市街地の夜景が信濃川の水面にきらめき、昼間とは一変して幻想的な光景が広がります。


萬代橋は1929年に完成した全長306.9メートルのアーチ橋で、信濃川に架かっています。

朱鷺メッセから信濃川を約1キロメートル遡った位置にあり、川港として発展した新潟の歴史的景観を象徴する存在です。

そのアーチ構造は、信濃川の流れを妨げないように水の流れを確保する実用性と、美しい景観という二つの側面を兼ね備えています。

先ほどの朱鷺メッセの展望室から眺める萬代橋の姿も、歴史を感じさせる風景と現代的な都市の景色が美しく調和しているのが見て取れるものです。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。