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ポケモンキッズと旅する 第122回 ミュウツー|大阪府堺市 堺東

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第百二十二回、ミュウツーと堺東です。

堺東駅前に立つ堺市役所の最上階、21階にある展望ロビーは、地上約80メートルの高さから360度の大パノラマが広がるスポットです。

エレベーターを降りると、目の前に広がるのはガラス張りの回廊式ロビー。

東西南北、それぞれ異なる表情を見せる、関西の風景を一望できる空間です。

東には古代からの歴史を感じさせる古墳群が広がる平野(へいや)と、その奥に連なる生駒山地の雄大な稜線。

北には天王寺やなんば方面のビル群が立ち並び、その方向へ真っ直ぐ伸びる道路が印象的な直線美を描きます。

西には穏やかな大阪湾が広がり、水平線の彼方には神戸の街並み。

さらに薄っすらと淡路島の山並みも望めます。

そして南には、百舌鳥古墳群の中でも最大規模の大仙古墳が、緑深い小高い森として姿を現します。

墳丘長約500メートルに及ぶ、鍵穴のような独特な形をした前方後円墳は、展望ロビーからその輪郭をはっきりと捉えることができます。

「方」の字は正方形や長方形のような四角形を示すので、前方後円墳とは、前方が四角形、後方が円形に土が盛られたところという形状を表します。

この展望台からは、大仙古墳だけでなく百舌鳥古墳群を構成する数多くの古墳を一望することが可能です。


堺市役所展望台を後にし、今度は北北西方向へと足を向けてみましょう。

1562年創建の古刹、妙國寺があり、境内には本堂のほかに本坊、鐘楼などが配され、往時の隆盛を偲ばせる寺域を形成しています。

妙國寺で最も目を引くのは、境内に堂々と立つ大蘇鉄でしょう。

この蘇鉄には、織田信長との間に奇妙な伝説が語り継がれています。

織田信長が権力をもって蘇鉄を安土城に移植させたところ、毎夜「堺に帰ろう」と泣いたため恐れをなして返されたという話が有名です。

激怒した織田信長が家臣に命じて切らせると、切り口から鮮血が流れ大蛇のように悶え苦しんだため、さすがの織田信長も気味悪がって妙國寺に返したのだと伝えられています。

樹液が酸化で赤く見えて、切った蘇鉄が風に飛ばされて転がっていたといった光景が、このような形で語り継がれていったのでしょうか。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Mewtwo in Sakai-Higashi, Sakai 19 (Sakai city hall)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。