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ポケモンキッズと旅する 第127回 フシギバナ|千葉県香取市

本記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

第百二十七回、フシギバナと香取です。

千葉県北東部に鎮座する香取神宮。その主祭神であるフツヌシは、武勇の神などとして崇敬されてきました。

古事記には登場せず、日本書紀にのみに登場するフツヌシですが、日本書紀の記述による国譲りの神話によれば、アマテラスが日本列島(葦原中国)を自らの子孫に治めさせようとしたことに端を発します。

最初に派遣されたアメノホヒやその次のアメノワカヒコはオオクニヌシに従ってしまい、国譲りは二度にわたり失敗します。

そこでアマテラスが八百万の神々に相談したところ、フツヌシこそがこの任務にふさわしいと推挙されました。

さらにタケミカヅチも同行を申し出たため、両神が出雲へ派遣されることとなります。

出雲の稲佐の浜に降り立ったフツヌシとタケミカヅチは、剣を逆さに突き立て、その切っ先に座してオオクニヌシと対峙しました。

この圧倒的な武威の前に、オオクニヌシは息子のコトシロヌシと相談したうえで、葦原中国を譲ることを決意します。

フツヌシとともに国譲りを成し遂げたタケミカヅチは、利根川を挟んだ対岸の茨城県鹿嶋市の鹿島神宮に祀られています。

朱塗りの大鳥居をくぐると、表参道は春には桜、秋には紅葉と、四季折々の景観が楽しめます。

周囲の緑と、そこに映える朱塗りの鳥居が、見事な景観を作り出しています。

1700年に徳川幕府によって造営された楼門は朱色の門で、

同じく1700年に徳川幕府によって造営された本殿は、落ち着いた色合いです。

香取神宮が鎮座する台地は亀甲山と呼ばれ、亀の甲羅のような形状をした丘で、下総台地の一角をなしています。

この地域には、かつて「香取の海」と呼ばれる広大な内海が広がっていました。

霞ヶ浦、印旛沼、手賀沼とつながる一大水域を形成し、利根川も現在よりはるかに川幅が広く、水深も深い、水上交通の要衝として機能していました。

現在では利根川東遷事業(利根川の流れを江戸側から銚子側へと大きく変えた治水工事)や干拓事業により往時の面影を見ることはできません。

それでも、亀甲山の高台から眺める風景、そして利根川を挟んだ対岸に鎮座する鹿島神宮との位置関係は、かつて広大な内海を見渡す絶景地であったことを物語っています。


原寸大や未公開の写真は写真投稿サイトFlickrにございます。

Venusaur in Katori, Chiba 25 (Katori Jingu shrine)

ここまでご覧いただきどうもありがとうございました。次回もお楽しみに。