FRONTMISSION1のメッセージ考察
<構成>
○FRONTMISSION1 概説
○ハフマン紛争の歴史
○物語の背景
○考察
○まとめ
※以下ネタバレ無し
※各情報はインターネット等で補足した内容ですので、考察の参考と考えて下さい。
○FRONTMISSION1 概説
FRONTMISSION1の登場
『FRONT MISSION』(フロントミッション)は、1995年2月24日に日本のスクウェア(後のスクウェア・エニックス)より発売されたスーパーファミコン用シミュレーションロールプレイングゲームである。
行方不明の恋人を探すことを目的とした元軍人の主人公であるロイドが、紛争において真実を見つけ出すというストーリーで、その歴史的背景を含めた設定などはもちろん、ゲーム性、デザインや音楽などの完成度が高く、多くの人に名作として支持されている。
ストーリーあらすじ
時は2070年、第一次ハフマン紛争勃発から1年後……戦況はU.S.N.有利に進み、O.C.U.は最大都市フリーダム市を占領されるなど劣勢に立たされていた。ラーカス事件の後軍籍を剥奪され、ヴァンツァー闘技場で身銭を稼ぐ日々を送っていたロイドの元に、O.C.U.陸軍大佐グーリー・オルソンが現れる。失敗を続ける正規軍に見切りをつけた彼は、傭兵によって組織される「O.C.U.陸防軍第2軍機動部遊撃機動隊隊第1部隊」、通称「キャニオンクロウ」の隊長としてロイドを迎え入れようとしていた。渋るロイドだったが、その素性を知るオルソンは「傭兵になって各地を転戦すればカレンを殺したヴァンツァーも見つかる」と持ちかける。カレンの復讐のためにロイドは傭兵部隊の隊長となることを決意し、再び戦いの最前線へ赴くのだった。
ゲーム性(シミュレーション・ロールプレイング・ゲーム)
・ゲームは、街や基地→目的地への移動→出撃、の流れで進行する。街や基地にはバー(酒場)があり、雑談から重要な情報など色々な話を聞くことができる。
・各種パーツのセットアップによる自由度の高い機体カスタマイズシステムで機体を改造し、戦闘報酬を得てさらに自機を強化する。
・機体は、ファイター(Fight)・アタッカー(Short)・ミサイラー(Long)の3種に大別され、戦闘時により経験値を上げることで、それぞれに対応したスキルを取得することが可能。戦局に合わせて戦略を選択して自機部隊を操作して行うシミュレーション・システムでプレイ。
・戦局でのミッションや条件とストーリーが連動していて臨場感のあるストーリーが展開する。ミッション性高難易度はそれなりに高い。
キャラデザイン、音楽
音楽はカプコンのアーケードゲーム『ファイナルファイト』(1989年)や『ストリートファイターII』(1991年)を手掛けた下村陽子およびスーパーファミコン用ソフト『バハムートラグーン』(1996年)を手掛けた松枝賀子、キャラクター・デザインは『ファイナルファンタジーシリーズ』を手掛けた天野喜孝が担当している。
FRONTMISSION1 ハフマン紛争の歴史 1995年-2092年

1995年 太平洋上、南緯12度西経91度付近で新島隆起が始まる。国連、観測を開始。
2002年 太平洋で隆起を続ける新島に国連が「ハフマン島」と名づける。同年、国連管理下におかれる。
2020年 U.S.N.誕生、同年より領有権を主張する。
2065年 ハフマン島隆起沈静化。豊富な地下資源が確認され、O.C.U.,U.S.N.両勢力の入植が始まる。
2070年 第1次ハフマン紛争勃発(O.C.U.とU.S.N.の領土所有権の争い)。
2071年 ハフマン条約締結。
2072年 恒平和調停機構(PMO)の仲介により、紛争終結。ハフマン島分割の構図が固定化される。
⇒背景にはザーフトラ共和国の影響があった。ザーフトラ共和国とは、ウクライナ・ベラルーシ・モルドバ一帯を領土とする国家である。
2086年 ハフマン島国境でO.C.U.とU.S.N.の小規模な戦闘がたびたび発生する(ハフマン危機)。
2090年 ハフマン島.ラーカス地区にてO.C.U.部隊がU.S.N.の工場を爆破(ラーカス事件)。第2次ハフマン紛争勃発。
2091年 恒平和調停機構(PMO)の介入により、両軍が停戦に合意。紛争終結。
2092年 サカタインダストリィ事件暴露。
○物語の背景
登場する架空の国家(年代も実在しない)
オシアナ共同連合 O.C.U. (Oceania Cooperative Union)
アジア諸国が、欧米から経済的自立を果たし、その独自性を保つために造り上げた共同連合。2005年に結成された経済共同体「バンコク経済帯」(旧ASEAN)を母体に日本国の生産技術とオーストラリアの資源を包括した経済共同体計画が立てられた。協議の結果、日本、オーストラリア、バンコク経済帯が同列の権利を有するという案がまとまる、2019年にバンコク経済帯加盟国が面していたインド洋と新たに加盟する日本とオーストラリアが浮かぶ西太平洋という2つの大洋 (OCEAN) を抱くという意味で、誕生する連合国家の名称はオシアナ共同連合 (O.C.U.) とすることが決定。国旗のデザインも公募により決定され2026年オシアナ共同連合が誕生する。加盟国はO.C.U.憲章に準じた独自の自治が認められている。連合本部はオーストラリアの首都キャンベラ。
主な構成国はオーストラリア、ニュージーランド、日本、大韓民国、タイ、フィリピン、バングラデシュ、シンガポール、インドネシア、ベトナム、マレーシア、パプアニューギニア、カンボジア、ラオス、ミャンマー等。
ニューコンチネント合衆国 U.S.N. (United States of New Continent)
1994年にアメリカ合衆国・カナダ・メキシコによって発足した北米自由貿易協定がきっかけとなり、経済難に喘ぐ中南米諸国に対する救済としてそれらを吸収合併していった結果、2020年に南北アメリカ大陸を統一し、巨大な連邦として成立した。行政は原則としてアメリカ合衆国のシステムを継承しており、連邦内の旧諸国は自治権を有する州として残っている。軍事面ではニューコンチネント合衆国全体の武力(連邦軍・予備役)の他、各州に州独自の軍事力として州兵(有事には連邦軍に編入される)を有する。
ただし、南北の経済格差が問題となっており、加入を拒んだ国家も存在した。特に旧南米州では治安悪化や反政府活動が慢性的な問題となっている。O.C.U.とは二度の戦争を経て冷戦状態であり、アジア地域の勢力は事実上撤退しているものの、前代の友好国日本と限定的であるが交流の場が持たれている。
主な構成国はアメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、ドミニカ、パナマ、アルゼンチン、コロンビア、チリ、パラグアイ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア等。
ザーフトラ共和国(Republic of Zaftra)
2015年にロシア共和国(現在のロシア連邦)が旧CIS国家を軸とし、二世代前の国家であるソビエト連邦のような国家として再統合。首都モスクワ。
国際連合の機能を引き継ぐ、恒平和調停機構 (PMO) を本部に置いている。しかし、2090年の第2次ハフマン紛争の黒幕としてクローズアップされて以降、PMOを含む共和国の国際的信頼は失墜した。ソ連時代からなお秘密主義が強く、動静が注目される国家である。
主な構成国はロシア、モルドバ、アルメニア、アゼルバイジャン、カザフスタン、グルジア、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギス等。
なお、国名はロシア語で「明日」を意味する名詞、副詞「Завтра」(ザーフトラ)に由来している。
兵器

ヴァンツァー
ヴァンツァー(ヴァンダー・パンツァー、Wander Panzer、英字略WAP)は 、2020年、E.C.ドイツ連邦共和国ヴァレンシュタイン大学のミハイル・ランドルト教授が発明したアクチュエーターを用い、化学反応によって硬軟化する特殊素材を応用した、本作の戦争の主力兵器。
なお、WAP自体の歴史は2025年にシュネッケ社が開発した試作機、WAW(ヴァンダー・ヴァーゲン、Wander Wagen)に端を発する。
戦車
WAWが最初に実戦投入された2034年のアフリカ紛争以前から、既に主力戦闘車両としての地位を確立していた戦車は、WAWやヴァンツァーが戦場で活躍するようになってからも需要を確保している。理由としては強力な主砲による砲撃では射程や弾数の面でヴァンツァーよりも優れていることと、ヴァンツァーの脚部と比較して構造が単純なキャタピラーにより航続距離の面でも優れていること、そしてヴァンツァーを含む技術進歩の影響で生産・運用コストが低下していることが挙げられる。
装甲車は戦車に比べて製造や運用における技術的制約が少なく、コスト面でも戦車以上に安価のため装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車、指揮車両といった枝分かれ的な進化を遂げていった。また、第2次ハフマン紛争では基本的にパイロットしか搭乗出来ないヴァンツァーでは実行不能な各種作戦でその必要性を見直され、復権を果たした。
火力支援車両
射程は短いが低コストの自走砲系と、高コストだが射程の長い自走ロケット・ミサイル系が基本。前者は経済力に劣る中小国で運用されることが多い。
高機動車両
現代のハンヴィーに代表される本車は、ヴァンツァーの台頭によって戦場が様変わりしても、軽快なフットワークで不整地を疾走可能なことから需要を失うことなく各国軍で大量に使用されている。火力や装甲は戦闘車両では最低レベルだが、機動性や移動力は最高レベル。
輸送車、その他の支援車両
戦車を輸送可能な大型トレーラーの類はWAWやヴァンツァー専用の輸送車両を生み出す源流となった。また、トラックの一部はヴァンツァーの簡易修復や弾薬補給を行う補給車へと進化する。
水陸両用車
現代とは異なり、輸送や揚陸目的で使われることが主。
砲台
火力重視の大口径砲や速射性に優れた機関砲、ロケット発射機やミサイル発射機など様々なタイプが存在。FM3ではレール上のみながら移動可能な砲台が登場。
ヘリコプター
地上兵器と比較して行動範囲が広くされており、地形の影響を受けないため、市街地のビル、岩場や森林、海上なども行動できる。ただしほとんどのWAWが対空装備をしているケースが多いため、継続した脅威とはなりにくい。WAWの輸送用大型ヘリもある。
航空機
主に空襲イベントでWAWを高空から投下したり、支援爆撃のために一時的に召喚されるに留まる。FM4では出撃の拠点になるケースが多く、複数のWAWを搭載して整備することができる。
○考察
1.太平洋戦争(大東亜戦争)が実質のモデル
⇒ハフマン島は太平洋戦争の島々を意図している
2.軍の構成がほぼ大日本帝国軍の構成となっている
⇒64機動戦隊と大日本帝国陸軍の飛行戦隊、飛行第64戦隊
3.ハフマン紛争とは何か
⇒資源や支配権等の利権争奪戦
参考:
<帝国陸軍の組織>
1,役所である官衙
2,部隊組織である軍隊
3,実施学校・補充学校
4,陸軍病院
5,これらのいずれにも属さない特務機関
<軍隊の部隊編制>
組織:総軍・方面軍・軍・師団・集団・旅団・団
部隊:歩兵部隊、砲兵部隊、騎兵部隊、工兵部隊、輜重兵(輸送担当兵)部隊、機甲部隊(戦車部隊)、航空部隊、空挺部隊、船舶部隊等の特科部隊
<大東亜戦争頃の部隊・隊指揮官の任命(補職)例>
●支那派遣軍・南方軍・関東軍の各総軍総司令官- 元帥陸軍大将・大将
●第1総軍・第2総軍・航空総軍の各司令官 - 元帥陸軍大将・大将
●方面軍司令官 - 大将・中将
●軍司令官・航空軍司令官・師団長・戦車師団長・飛行師団長・高射師団長 - 中将
●挺進集団長・旅団長・歩兵団長 - 少将
●飛行団長 - 少将・大佐・中佐
●挺進団長・歩兵連隊長 - 大佐
●砲兵連隊長・騎兵連隊長・工兵連隊長・輜重兵連隊長・戦車連隊長 - 中佐
●飛行戦隊長・大隊長 - 中佐・少佐
●挺進連隊長・滑空歩兵連隊長・捜索連隊長 - 少佐
●飛行中隊長・独立飛行中隊長・中隊長 - 大尉・中尉
●飛行小隊長・小隊長 - 中尉・少尉
●飛行分隊長 - 曹長・軍曹
●分隊長 - 軍曹・伍長
ロイド偏主人公:
ロイド・クライブ (Roid Clive)
年齢:23歳(2090年時)
国籍:O.C.U.オーストラリア
身体:186cm・75kg ♂
身分:元O.C.U.陸防軍大尉、キャニオンクロウ隊長
18歳の時、O.C.U.軍に志願入隊し、戦績を重ねていった。後にラーカス事件に巻き込まれることにより、軍籍を剥奪され、婚約者のカレンを同事件で失い、また人生の目的を見失ってしまう。
ケビン偏主人公:
ケビン・グリーンフィールド (Kevin Greenfield)
年齢:23歳(2090年時)
国籍:U.S.N.(北米出身)
身体:♂
身分:USN軍少尉
父親は元参謀本部長のグリーンフィールド中将。愛国心溢れる青年で、真っ直ぐな性格をしている。
ブラックハウンドBチーム小隊長を務めていたが、作戦行動中に命令違反を起こし、U.S.N.陸軍兵器開発特務機関“ニルバーナ”へ配置転換。ハフマン紛争勃発後は、陸軍第344大隊の112特機中隊リンクス小隊の隊長として赴任。数々の功績を上げる。紛争後は表ざたにはならなかったもののBD計画暴露の一助となった。その後、治安維持任務に志願。
○まとめ
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