ビタミンDの重要性(風邪・アトピー性皮膚炎・過敏性腸症候群・花粉症との関わり)
こんばんは。
今日はビタミンDについて。
私の持病の潰瘍性大腸炎ですが、夏には再燃したことがありません。秋から冬にかけて再燃することが多いです。
夏はあまり体が冷えないのが理由と思っていましたが、実はビタミンDも関係しているかもしれません。
ビタミンDには免疫力の向上やアレルギー症状を改善する作用があります。
ビタミンDは、皮膚が太陽の紫外線を浴びることで作られますが、冬に紫外線が減ることでビタミンDも作られにくくなり、免疫力が弱まってしまいます。
冷えだけが原因ではなかったんですね。ビタミンDが免疫にも関わっていたとは。。。盲点でした。
ビタミンDと風邪
冬になると風邪をひきやすくなったり、体調を崩す人も多いですよね。
ビタミンDには細菌やウイルスを殺す「カテリジン」というタンパク(抗菌ペプチド)を作らせる働きがあります。冬になり、紫外線が減りビタミンDも減ると、抗菌ペプチドも減って体の抵抗性が弱まる為、風邪をひきやすくなります。風邪においても原因が、冬場の乾燥や冷えだけではなく、ビタミンDとの関連もあるということです。
ビタミンDとアトピー性皮膚炎
冬になるとアトピー性皮膚炎の症状が悪化する人も多いようです。
ビタミンDが、精神のバランスを整える神経伝達物質セロトニンを調整するということは、アトピー性皮膚炎もストレスによって悪化することが知られていますので、ビタミンD不足がアトピーの悪化につながる可能性があることがわかります。
つまりビタミンDを摂取することが、アトピー性皮膚炎の改善に役立つと考えられます。
ビタミンDと過敏性腸症候群
腸では、ストレスを感じるとセロトニンが合成されますが、それによって蠕動運動が盛んになります。すると食べたものがあまり消化されず、下痢としてどんどん排出される働きが起きます。
過敏性腸症候群の症状で、ちょっとした緊張などにより下痢をしてしまうというのは、この働きによるものです。これはストレスに対抗するためのセロトニンの働きによるもので、これ以上ストレスを感じたり、毒素などが入ってきたりしないように、できるだけ早く腸内のものを出してしまおうという防御反応なのです。
ビタミンDは、心や神経のバランスを整える脳内物質セロトニンを調節します。
そしてビタミンDは、広がってしまった腸の結合を強める作用があり、リーキーガット症候群を予防することができます。
また、「β-ディフェンシン」という抗菌ペプチドを皮膚上に作らせ、バリア機能を高めていることもわかっています。
つまり、過敏性腸症候群の改善にもビタミンDが役立つということなのです。
ビタミンDと花粉症
大人だけでなくこどもの花粉症が増えたのも、ビタミンD不足が一つの原因のようです。
花粉症も免疫に関わるという面で、腸内環境の悪化が関係しています。
近年よく聞くようになってきた『リーキーガット症候群』は、腸の粘膜細胞間の結合がゆるんで隙間が大きくなるため未消化で分子が大きいままのタンパク質や糖、口から入った花粉などが腸壁から漏れ出て体内に侵入するため過剰なアレルギー反応を惹き起こします。
ビタミンDはこのゆるんだ腸粘膜の結合状態を改善し、適切な免疫抗体の産生を促すことで花粉症を根本的に改善してくれます。
腸内環境を悪化させない為に原因となるものを体内に取り入れないこと、腸内環境を良くする為に善玉菌を増やすことも、もちろん大切ですが、ビタミンDの腸粘膜の改善をする働きも活用出来たら鬼に金棒ですよね。
花粉症でお悩みの方は、ビタミンDの摂取を増やしてみると症状が和らぐ可能性があります。
ビタミンDと妊婦
ビタミンDは、不足すると赤ちゃんの骨格形成や長期の成長に影響すると最近言われています。
近年の妊婦さんは菜食主義や日光をあまり浴びない等のためビタミンD欠乏症の発生が多くなっているといいます。
ビタミンD不足の妊婦から生まれた赤ちゃんもビタミンDが少なくなる傾向にあるようです。ビタミンD欠乏症は妊娠高血圧腎症や切迫早産、妊娠糖尿病との関連も報告されています。
ビタミンD摂取量は妊娠中7㎍/日、授乳中8㎍/日が必要目安です。
ビタミンDの健康効果
妊婦のみならず、日本人全般的にビタミンD不足の傾向があるようです。
食事からのビタミンDの摂取が多い人は、死亡リスクが低い傾向があることが、10万人近くの日本人を19年間追跡した大規模な調査で明らかになっています。ビタミンDは、カルシウムとセットで摂取することでより健康効果が高くなります。
ただ、摂りすぎにも注意が必要ですね。
腸内環境を良くして、さまざまな炎症を防ぐためには、腸内細菌を整えること、粘膜を丈夫にすることの両方を心がけることが必要なのです。
腸壁を丈夫にするには、腸にとって有害な環境を改善し、腸内細菌のバランスを正常に保つことが大切です。
ビタミンDを摂取するには
ビタミンDが多く含まれるのは魚の内臓。
さんまなど内臓ごと食べると良いと言われるのはその為かもしれませんね。
しいたけ(食べる前に天日干しするとビタミンDが増える)きくらげ、鮭、いわしなどの魚類、卵黄にも多く含まれています。
タラの肝油には、EPA・DHAのほか、天然のビタミンAやビタミンDが豊富に含まれます。このタラの肝油はビタミンDが非常に豊富な理由から、戦後、昭和30年頃まで多かった『くる病』(ビタミンD不足が原因)になる子供によく与えていたため、当時子供に飲ませる習慣があったようです。
そういえば、我が子の幼稚園時代に幼稚園経由でよく肝油ドロップの購入をしていました。肝油にカルシウムがプラスされているのがあったり、美味しいので子供も好きでした。なつかしい。
ビタミンDの重要性を知り、食事に気をつけたり、冬でもなるべく日光を浴びるように心がけたいと思いました。
サプリメントで補っても良いと思います。その際は添加物などに気をつけて選びたいです。
一定のリズムで行なう運動がセロトニンの分泌も高めてくれるので、朝に毎日15分程度のウォーキングをすることで、日光を浴びてビタミンDとセロトニンの両方を増やすことができます。
朝の散歩はとても体にいいんですね!
寒い中早起きしてウォーキング🚶♀️するのはなかなかハードル高いですが、一度頑張って試してみようと思います。
栄養と運動、ストレスをためないことが健康の基本ということを再確認しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
