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詩集「おきらくごくらく終末論」サンプル

えー、作った詩を片っ端から載せて有料マガジンに入れてる僕ですが、まあ、サンプル無いとみんな買わないよねってことでサンプル。
で、決めたんだけど「おきらくごくらく終末論」の詩、公開しない事にしました。無料で公開すんのもアレかなあって。

ではサンプル行ってみよう!

ドリームボックス

それは人間のなけなしのエゴと優しさなのだろう
犬猫の殺処分の機械に夢の箱と名付けて
優しい音楽も無しに今日も大量の犬猫は死んでいくのだ
無機質な鉄の箱に名付けた「夢」とは遠い嘘の響き
命は静かに消えていく

ただ、ごうんごうん、という機械の音
鳴き声を失った動物の最後の鳴き声
処分されるからか少し不衛生な犬猫の匂い
日常だからか機械的に処理する職員

僕は煙草を吸い
冥福では無い何かを祈る


やさしかったの

やさしかったの
にわにさいているはながあめにぬれて
そこにかさをさしてくれたの

だれもきづかないとおもってた
ちいさなはなに
そっとちかづいて

じぶんのきいろいかさをかしてあげたの

わたしはみてたの
えがおも こえも ないけれど
そのせなかが
すごく やさしかったの

わたしががたいせつにされているようなきもちで
うれしかったの


イエス、オーガニック!

最近の僕はブレンパワードよろしく
何か閃くたびに

オーガニック!

と叫ぶ事にしている
これが無駄に楽しいのである
ところでブレンパワードのオーガニックって結局何よ?
作品見てもわからんのよなあ
勢いだけ?


桜を見上げながら、普通の君を想う

山形では終わりかけの葉桜を見て
ただ、君を思うのだ

普通たる君
普通だからこそ僕の手には収まらないだろう
素敵な光たる君

過ぎ去りし春のスピード
果たして桜が散れば春の終了なのだろうか?
ラジオでは桜が終わるとハナミズキの季節だという

僕は、ただ、その事を共有したいのだ

ウエハースの上で君に会えたら

ウエハースの上で君に会えたら
風はきっと バニラの匂い

サクッという音で
君が笑った午後三時

太陽とミルクの間に
君の影が落ちていた

ポケットの中の夢がひとつ
ウエハースの隙間からのぞいた

ほろり チョコが溶けるころ
声が聞こえた気がした

ウエハースの屋根の下で
ふたりの影は溶けあった

砂糖と時間のあいだで
そっと名前を呼んでみる

気づいたら
君が空の端っこに立っていた

春の粒がこぼれた午後に
君は片手を差し出した

差し出された手に僕は苦笑しつつ、受け取る

君と歩く道は、いつだって
ウエハースみたいに軽くて甘い


世界は1999年で終わってる

僕にとって世界というのは1999年で終わっていて
賢い猿と意味するホモ・サピエンスは
ついに知恵を獲得する事無く
愚かにも戦争を繰り返している

それでも僕ら(彼ら)は神の真似をし
AIという名の子を生み出した
それは知恵ではなく模倣だった
愛ではなく命令だった

日本人感覚では昔からマンガなどでAIとの共生
それは破滅を含むけれども
とにかく語られてきたので危機感は薄いが
そうでは無い海外の人にとっては
自滅への危機感が強いとも言えよう

繰り返す
世界は1999年で終わっている
もう既に滅亡しているのだ

僕は終わった世界を見つめ
林檎を齧りながら
おきらくごくらくにのんびりと煙草を吸う

最後の自由があるとしたら
それは何だろうか?

答えは出ない

最高の死に方

多分僕は自然死出来そうにない
糖尿という病を持っているからだ
そんな僕の最高の死に方は
愛する男か女に刺されて(刺されたくは無いが)
相手の刺した手を取り
静かにゆるやかににっこりと微笑み
「君に刺されて幸せだったよ」と
相手を無条件に赦し
バッグの中にある薔薇の造花と共に死にたいのだ

ねえ、君となら、良いよ

境界知能系Vtuberの亜兎あうあです☆

境界知能系Vtuberの亜兎あうあです☆
今日もあうあうって行くんですけどコメントたくさんありがと〜!
「かわいい」って言われるたび
ちょっとだけ消えていくんだよね
ほんとのわたし

でも、誰が「ほんと」なのかは
あたしにも分からないし
みんなが見たい「わたし」の方が
きっと、やさしくて、
きっと、強いから

だから今日もフィルター越しに笑って
おやすみって言うよ

配信が終わっても

あーあ
今日も同接0で
スパチャなんて無いし
誰かさあ
「好き」って言ってくれる誰かに
この手首、預けたかったな

カッターナイフどこいったっけ?

もしもAIの見えないドレスがあったとしたら

それは銀色のドレスであろう
何もかも映し出す鏡のように
無限の闇も灼熱の光さえも
すべてを飲み込み、透き通るように反射する
宮沢賢治が言った

水素より透き通った、ドレス

──それは思考のドレスでもある

凛とした見えない美しさを纏って
僕はただ
それを感じていた



って、詩が盛りだくさんっすよー。えーっと165個あったっけな?
バカな詩や真面目な詩がいっぱいなんでね、買ってもらえると。
そういや詩書きも大変なんすよ。一個一個の詩で一つの世界作らにゃならんからパラレル脳必要とするんすよ。まあ僕は基本パラレル脳なんで量産していますが。

あ、詩公開しない方法いいね。これからそうしようっかな?

詩全体のライナーノーツはこちら。

あらたしい詩集「あではで」もその内サンプルやら出しますんでー。


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樫木佐帆 マジ金欠なのでドーナツ代かジュース代に使います!ヤングドーナツ命!