Googleのような会社をつくりたい。ベイエリアで感じた、私たちが目指す未来
2025年1月、私たちnoteはGoogle(Google International LLC)から出資を受け、資本業務提携を締結しました。その縁もあり、この5月にカリフォルニア州マウンテンビューで開かれたGoogleの年次カンファレンス「Google I/O 2025」に参加させていただきました。
突き抜けるようなカリフォルニアの青空の下で開かれたGoogle I/O。Geminiシリーズをはじめとする革新的なAIプロダクトが次々と発表され、オープニングの基調講演でGoogle CEOのスンダー・ピチャイ氏が「研究が現実に(From research to reality)」と語っていたように、AIの活用が私たちの実際の生活レベル、ビジネスの現場レベルでもこれまで以上に浸透していく未来が具体的に見えて、ワクワクしました。発表内容の詳細はすでに多くのメディアなどで伝わっていますので、ここでは技術的な内容ではなく、カンファレンスで感じた現地の空気感やGoogle本社への訪問を通じて感じた会社への想いについて書きたいと思います。
ちなみにこの記事は、出資を受けたからといってGoogleをヨイショしたり無条件に礼賛したりするものではなく、イベントに参加することでいち個人として感じた率直な感想を勝手に書いています。また、単純にアメリカ企業はすごい、日本企業はダメ、といった二元論でもなく、双方に学ぶべき点があるとも思いますが、今回は私個人が日本のいちスタートアップの経営者としてGoogleから学んだ良い点についてフォーカスしています。
ワクワク感のあるイベント、最高の環境
Google I/Oは、本社近くの「ショアラインアンフィシアター」というライブ会場で開かれました。ベイエリアの青空の下、野外で開催され、企業のカンファレンスというよりは、スポーツやライブイベントのようなお祭り感・ワクワク感がありました。開場時刻になり基調講演の会場に入場すると、写真撮影をする人、さっそく配信する人など、世界中からの参加者が待ち侘びたイベントだったことがわかります。基調講演を待つ間もデモなどが行われ、CEOのスンダーの登場を今か今かと待つ熱気が感じられます。

また、今回はGoogle I/Oだけでなく、Google本社、通称「Googleplex(グーグルプレックス)」を訪問する機会にも恵まれました。Googleplexは一般的なオフィスというよりは街の一部という感じで、広大な敷地の中にGoogleのさまざまなオフィスや建物が点在する場所です。敷地が広いため、カラフルなGoogleカラーの自転車があちこちに置かれ、社員やゲストはそれを使って自由に行き来することができます。

Googleのフリーランチの制度は有名だと思いますが、一箇所ではなく敷地内の様々なビルにカフェテリアがあり、イタリアン、メキシカン、BBQなど、世界中の料理が並びます。
CFOである私の視点から見ると、「この壮大なイベント、この広大なオフィス、この充実した福利厚生…一体いくらかかっているのだろう?」なんて、無粋な計算をしてしまう自分もいました。日本のスタートアップでシリコンバレーのようなキラキラしたオフィスに投資することについて揶揄されることもありますが、非常に大きな売上と利益を稼ぎ出し、結果を出している以上は、Googleにおいてはこれが正義と感じざるを得ません。
余談ですが、オフィスをどうするか、福利厚生をどうするか。それは会社の数だけ答えがあります。質素なオフィスで、顧客価値に全振りするのも一つの正解です。Googleのように、最高の環境を用意することで、世界中から最高の才能を集め、最高のプロダクトを生み出す。それもまた、一つの正解です。どちらが良い悪いではなく、それによって何を実現するか、という話だと思います。
私たちが目指す会社
Googleplexの空気を吸い込んで、私の中に「こんな会社を目指したい」という想いが、より強く、より鮮明になりました。
日本中・世界中の才能が「ここに参画したい」と熱望する会社
Googleには、今回のGoogle I/Oにも登壇したDeepMindのデミス・ハサビス氏(2024年ノーベル化学賞)のような、ノーベル賞級のタレントも集まっています。ノーベル賞は極端な例かもしれませんが、テック、ビジネス、コーポレートなど、優秀なひとびとが、この会社やプロジェクトに参画することでどんどんチャンスが広がる。自分だけではできない大きなことができる。だから参画したい。そう思えるような、大きな魅力と引力を持つ会社にしたいです。
はたらいている社員が報われ、社員一人ひとりが当社でのキャリアを誇ることができる会社
CFOの立場として私は、noteではたらく社員に金銭的に報いたいと考えています。スタートアップの醍醐味である、自分の力で会社を大きく成長させて、その成長の果実をみんなで享受できたら最高と思います。また、金銭面だけではなく、ここで働くことが、その人のキャリアを輝かせ、人生の糧となる。「note出身」が、外部からも優秀な人材として認知され、一つのブランドになるような、そんな会社になると嬉しいなと思います。
社員同士が繋がり、コミュニティが続く会社
多様な選択肢がある現在、せっかく人生において同じ時期に同じ組織にいたわけなので、noteにいたこと自体が人生の彩りになっていると嬉しい。noteにいる間に全力でコミットしやりきった人が、アラムナイになっても様々な場所で活躍し、人生の節目で時には集まってコミュニティを温めることができる、そんな会社が理想です。
訪れる人をもファンにする会社
取引先の人やゲストが、「noteに行ってきたんだ!」と誰かに話したくなるような。会社を訪問すること自体がワクワク体験につながり、今回の私のように新しい刺激を得られるような、そんな体験を提供できる会社。Google本社のエントランスを通った時、たくさんのビジターの人がロゴの前で写真を撮ったり、ギフトショップでGoogleグッズを買う人も多くいました。そんな会社って、あんまりないと思います。
そしてもちろん、投資家と社会をハッピーにできる会社
会社の可能性を信じて投資いただいた方に、報いることができる会社。会社とサービスが大きく成長することで、投資家はもちろん、そのお金が当社のサービスを通じて世の中に与える良いインパクトの総量を増やし、社会を良くすることができる会社。
長く愛される、夢のあるサービスや作品をつくる
もちろん、今日のGoogleの成功の裏側にはシビアな側面もあると思います。恵まれた環境やインフラの提供は、世界中からの激しい人材獲得競争、厳しい社内競争、そして時にはリストラといった、優勝劣敗、雇用の流動性の上に成り立っています。私ももちろん、キラキラした、楽しいだけの会社をつくりたいわけではありません。
良い環境でしっかりと成果を出し、事業成長を実現してそれをまた良い環境づくりに投資する。この理想を実現するために、絶対に欠かせないものがあります。それは、ユーザーに熱狂的に支持される、魅力的なプロダクト・サービスを生み出し続けることです。世界の巨大企業がしのぎを削る、激しいAI開発競争の真っ只中。その最中のGoogle I/Oで感じた参加者の熱気は、AIというこれからの世界を形づくる無限の可能性があるテクノロジーに対して、Googleがどのような魅力的な提案をしてくるかをワクワクしながら待ち望む、期待感の表れだと感じました。
私たちnoteも、世界レベルで見るとまだまだヒヨコのように小さな存在ですが、Googleのように、世の中のインフラとして、たくさんの人に長きにわたって愛される、夢のあるサービス、プロダクト、そして作品をつくっていきたいと考えています。そして、それらに関わるユーザーもクリエイターも、サービス提供者である我々も、すべての人が誇りを持ち、幸せな人生を送れるような会社にしていきたいです。
ベイエリアの青空の下で感じたワクワクを胸に、私たちは、私たちの信じる未来へ向かって、これからも進んでいきます。
※ このnoteは、Google Gemini 2.5 Pro も活用しながら作成しました。

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