【エッセイ】 作詞のすゝめ
私は、農業高校生作詞家だ。
自分で言うのもあれだが、多感な時期であると
自覚をしている。だからこそ、歌詞を書きたい。
何故か?心がパンクしそうだからだ。
私生活、学校生活、社会生活などで
常にストレスを抱えてしまっている。
孤独も感じている。故に、パンク寸前。
パンクをしたら、私は壊れてしまう。
壊れてしまうと、私は''私''でなくなるような
気がするのだ。自分が1番分かっている。
だからこそ、私は歌詞を書いている。
でも、正直に言わせてほしい。
「歌詞を書くのはめんどくさい」と。
じゃあ何で書いてるの!?
めんどくさいなら、書かなきゃいいじゃん!?
ここまで、読んでくれている君は
そういったことを思ったはずだろう。
しかし、理由は変わらない。
「心がパンクしそうだから」
たったこれだけ。他にはない。
まあ、強いて言うなら
「世界が腐っているから」も理由に入る。
昨今、世界情勢や犯罪数などが
どんどん酷くなっていっている。
また、そういったものに区切らずとも
人間の愚かさだったり、世界の矛盾であったりと
醜い部分はたくさんあるもの。
つまり、僕が作詞をしている理由は
「世界が腐っているが故に、
心がパンクしそうだから。」
にまとめることが出来そうだ。
深めると、世界の腐敗が止まない限り、
私は歌詞を書き続ける羽目になってしまう。
言ってしまえば、私にとっての作詞は、
唯一のストレス発散方法だということ。
でも、せめて暗い歌詞ではなく、
明るい歌詞を書かせてほしいものだ。
私は、高校生作詞家ではない。
''農業''高校生作詞家だ。
農業といっても主は草花を扱っているが、
去年までは農業を実際に行っていた。
今は座学で農業を学んでいる。
加えて、生物多様性の重要さや、
地球環境、SDGsなどについても積極的に勉強中だ。
つまり、農業を通してこの世界の問題を
視ていけるということであり、
独自の視点になりえる可能性も大いにある。
例えば、君は害虫駆除についてどう思う?
賛成、反対。どうも思わないなど様々だと思うが、
私は反対だと思っている。え?農業してたのなら、害虫駆除は賛成なはず?たしかにそうだが、
何を言われようとも私は反対だ。何故か?
生物多様性に影響が出るからだ。
農薬や、殺虫剤などで害虫駆除をすれば当然、
害虫は減る。最高だろう?少なくとも、
農家にとってそれほど嬉しいことはない。
害虫が減ると、害にあっていたはずの作物が
出荷出来るようになるからな。
経済も、より回りやすくなる他、
食糧不足にもなりにくい。
だが逆に、害虫の数が減るということは
その害虫を食べていた生物の食料が減る
ということであり、食物連鎖に大きな影響を
与えてしまう可能性に直結していることになる。
実際に、農薬でハネナガイナゴというイネの害虫の
数が少なくなってきているのに加え、
その使用している農薬によって、
害虫ではない生物達も姿を消していっているのだ。
無農薬農業を推奨しつつあるが、まだまだ
農薬に頼り切っているのが大半であり現実。
同時に、河川工事や建物設置による森林伐採など、立て続けに起こっている環境破壊によって、
様々な生物達の住処が消失していっている。
これが続いていくと、ただでさえ崩壊しかけている
食物連鎖が、さらに崩れてしまうことになり、
我々人間も最終的には生きられなくなってしまう。
何故そうなるかについては、各自で調べてくれ。
私は理由を知っているが書かない。
私が言うことはただ1つだけ。
農薬の使用など、人間の活動によって
生物達の数は年々減っていっている。
しかし、我々人間が生活するためにも..…
みたいなことを考えると、違う結論にも辿り着く。
君もこういったように、独自の視点で世の中の
問題に興味を持ち、考えを深めてほしい。
そうしないと、この世の中は何も変わらない。
私が理由を書かないと先述した理由。
それは、君自身で問題を調べ上げ、考え、深堀り、
結論づいてほしいからだ。ここに理由を
並べていても、明日には忘れられてしまう。
たとえ理解していたとしても、大半の人は
忘れるだろう。仕方ない、それが人間だ。
だからこそ、君が理由を考え続けてほしい。
考え続けることで、脳に問題をインプットする
ことが出来るからな。また、理由を考えた上で、
それを周りの人へ共有するのも大切な役割である。
美しい環境を次の世代へ繋ぐために必要だ。
こうやって人は、希望を持ち続けてきたのかも
しれない。そう考えると、考え深いものだ。
私は、農業高校生作詞家である。
経済や地球環境などが身近にあるので、
世の中の闇に触れることも多い。
普通なら避けるはずだ。耐えられる訳がない。
しかし、私はこれからもその中で藻掻き苦しみ、
深い沼へと落ちていく。
私は将来、農家になるつもりはないが、
今学んでいること、感じていることを軸に
今後も歌詞を書いていく、綴っていく、
遺言として残していこうと思っている。
最後にこれを問おう。
君は、世の中の闇に触れる覚悟はあるか?
