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『土』とは何か?

〇〇とは何かシリーズ⑥

( ʘ ө ʘ )「土」って知ってる?
砂と土は何が違う?
甲子園の土は「土」なの?

△学的にみると、実は土は「最も身近で最も未解明な構造物」なのです。


△学的「土」入門

①土は地球の最表層

地球の階層構造の最外殻にある薄い「地殻」のさらに外側、マグマの冷却・岩石の風化と微粒子化・有機物の集積が繰り返されてできた層
──それが「土」です。

地球のスケールからすると、層というより「膜」と言っていいくらいの薄さです。

すべての整合がいったん行き着いた場所。
そしてそこは、次の整合(生命)の出発点になった。

地球における「土」は、整合する膜ともいえる。
上からは放射線・降水・大気循環が押し寄せ、下からは熱・鉱物・水分が湧き上がって来る。
両方向から物質がぶつかり、混ざりあい続ける場所

②土=ミクロの再帰回路

「土」は単なる粉末ではなく、
・鉱物粒子(砂、シルト、粘土)
・有機物(死んだ生物・微生物)
・水
・空気
・電気
が、複雑に絡み合ってできた動的構造をしている。
粒子同士は静電気水分で結びつき、その隙間に微生物が住み、有機物を分解し、新しい整合を作り続ける。つまり、土そのものが自己再帰する複雑な△になっている。

⏳「砂」の定義
📦2mm未満の鉱物=「砂」              通気性高い→回路向き
📦0.05mm〜0.002mm=「シルト」 
📦0.002未満=「粘土」                    保水性高い→構造向き

土は通常、砂・シルト・粘土がさまざまな割合で混ざっており、その組み合わせによって「砂壌土さじょうど」「壌土じょうど」「粘土質土ねんどしつど」などの呼び名がある。

砂=「構造をもたない素材」
土=「再帰回路をもつ構造体△」


③土を駆動する主要な整合子たち

🐙系(流動)
水分・空気・根の伸縮・微生物活動
➔土の呼吸と代謝を生む

📦系(区分)
鉱物粒子・有機物の欠片・団粒だんりゅう構造
➔物理的な支えと秩序をつくる

再帰回路
微生物の代謝・腐植化・風化など
➔土壌の更新サイクルを担う

土は、静止している個体のように見えて、実際は整合子たちが絶えず出入りしている流体とも言える。

④「生命前」と「生命後」の間

土は、生物と無機物の境界にある。
生物の死骸は土に還り、土はそれを分解して次の生命のかてとする。つまり、土は「生と死が整合している場」でもある。


まとめ:「土」の△学的定義

土とは、地球△の最表層に形成された整合の場。
鉱物・有機物・水・空気・生物など、性質の異なる整合子が出会い、結びついたり別れたりしながら、新たな秩序を生み出し続ける層。

この層は、岩石圏・水圏・大気圏・生物圏の間に位置し、それらの整合を媒介する境界的な構造をしている。
これほど△的に活性な場所が他にあろうか?いやない。

土は静止した物質ではなく、風化(外からの作用)や分解(内からの作用)が交差することで常に更新されている。その内部では、微生物や根系などが多層的な再帰回路をつくり、無機と有機の間、生命と非生命の間で絶えず整合が行われている。
そこは、すべての生命がいったん「戻り」、再び「出ていく」という循環プロセスが続いている。

そして、
構造が複雑すぎて、人類はまだ思い通りの土を作ることは出来ていない。
らしい。意外!

「土」とは、

地球が自分の表面につくった、
無数の整合子と△を再帰的に育む場所である。


( ^o^)ノ 問題!
甲子園の土は「土」なのでしょうか?