つぶやき 〜蚊の音ってする意味ある?〜
ふと、目にした文章や事象を反芻している。そんなつぶやき。
前回の反芻はこちら。
蚊の音が嫌すぎる
蚊って本当に嫌な音しますよね。あの「ぷぅぁ…ん」みたいな音。モスキート音と名前が付けられるくらい、どの音にも例えることのできない音。
夏はよく寝室に蚊がいて、モスキート音で目が覚めて睡眠時間が4時間みたいなことがたまにありました。嫌だというよりかは、蚊の音がトラウマになって、一時期暑いのに耳に布団を詰めて、くるまって寝ていました。蚊がいないのに、空耳が聞こえて「はっ」と起きることも多々ありました。
そんな憎き蚊の音に対して、このころからずっと思っていました。
モスキート音鳴らす意味ある?
モスキート音を鳴らさなければ、人に倒されず血吸い放題なのに、何故蚊は自ら音を鳴らして叩かれにやってくるのでしょうか。音を鳴らす意味について、とても気になりました。
蚊は「鳴いて」ない。
一度蚊を生きたまま捕まえて、音を観察してみようと思ったのですが、力の加減ができずに潰してしまう日々をずっと送っていたので、諦めて調べてみることに。
するとどうやら蚊は「鳴いて」いないらしいです。
あの忌々しき「ぷぅぁん」というモスキート音は「羽音」らしいです。
羽音がきこえるワケ
蚊は双翅目(ハエ目)であり、羽が二枚しかない昆虫です。一般的には昆虫類は四枚羽があるのですが、一対の羽が退化して二枚の羽で飛ぶようになったらしいです。
羽の数が少ないからか、激しく羽を羽ばたかせるのが特徴。蝶々は一秒間に8回から10回なのに対し、蚊は350回から600回ととんでもない数羽ばたいているのです。
としたら、羽が速く多く羽ばたくということは…そうです。
羽の出す音が高くなる。
ここで一つ。昆虫が飛ぶ際に一秒間で何回羽を羽ばたかせるかを「羽音周波数」と言います。蝶でいえば8〜10Hz、蚊では500Hzくらいになります。
人間の耳が聴こえる波長、すなわち可聴周波数は通常20ヘルツから20000ヘルツと言われています。蝶の羽音は10ヘルツ以下。蝶々の羽ばたく音は、人間の耳には聞こえないんですね。
ですが、蚊は500Hz。ピアノのラで440Hzくらいなので、耳に突き刺さるような高音になります。また高周波の音は遠くから聞こえていても近くにいるように聞こえてしまいます。
この絶妙な高音と音の通りやすさから、ぞわぞわがきているのでしょう。
モスキート音鳴らす意味ある?
ここで最初の問に戻りましょう。鳴らす意味なんてあるのでしょうか。実は蚊、羽音を聞いてパートナーを見つけているそうです。蚊の可聴周波数は300から500Hzと言われています。
他の昆虫が色を変えたり、鳴き声でパートナーを見つけるように、蚊は羽音で呼び寄せているそうです。
個人的には、蚊は人間の血だけではなく他の動物の血も吸って生きている。音を聞いてつぶすのは人間だけなので、人間のために音がならないように進化するよりかは、命をつなぐことを優先したのではないかなと思います。
その動物にとってはどうだろうという視点
今回、自分は「蚊の音がとても不快だ」と思い、たくさん記事を調べたりしましたが、「人間が不快に思うことでも、他の動物にとっては理由がある」という視点を持つことは大切なのかもしれません。
生態系や環境など、あらゆる物事において、「人間だけ」を考えてしまうと、無意識のうちに今まで複雑に絡み合って成り立っていた生態系を一瞬で崩壊させてしまうかも。
私はこれは嫌だな、でも本人にとっては…周りにとってはどうだろうと考えるだけで、やさしい社会になると思いますね。
まあモスキート音は、きっと嫌なままでしょうけどね。
↑ 参考にさせていただいた記事はこちら
はらに質問してみよう
悩み事や話題、議論するとおもしろい課題やニュースがあれば、こちらからどうぞ。
いいなと思ったら応援しよう!
かたてんてがちょっとだけよいジュースを飲めます。3Dプリンタ買うために貯金中です!
よろしければ応援よろしくお願いいたします!