【再挑戦】68歳、私は再び挑戦する。──人生は何歳からでも変えられる(PART2)
7月17日、私は68歳の誕生日を迎えます。
誕生日というと、「また一つ歳を重ねた」と考える人が多いかもしれません。しかし、私にとって68歳は、人生を締めくくる数字ではありません。
むしろ、新しい挑戦へのスタートラインです。
振り返れば、67歳の一年は、人生の中でも忘れられない一年になりました。
穏やかな一年ではありませんでした。
仕事、家族、将来、資格、そして自分自身の生き方。
さまざまな課題が、一度に押し寄せてきた一年だったからです。
三菱地所コミュニティでマンション管理員として働き続けるべきか、それとも新しい世界へ踏み出すべきか。
母から相続した新潟の不動産をどのように整理し、売却するのか。
管理業務主任者や行政書士という目標に向かって、学び続けることができるのか。
どれも簡単に答えが出る問題ではありませんでした。
だからこそ、私は一つだけ決めていました。
「問題から逃げない。」
人生には、避けて通れない問題があります。
しかし、不思議なことに、一つひとつ向き合い、小さな一歩を積み重ねていくと、昨日まで見えなかった景色が少しずつ見えてくるものです。
新潟の不動産も、長い時間をかけて整理し、無事に売却することができました。
仕事も、新しい環境へ飛び込む決断をしました。
資格試験では思うような結果が出ないこともありました。
それでも私は、「挑戦した時間は決して無駄にはならない」と信じています。
知識は消えません。
経験も消えません。
失敗でさえ、次の挑戦への土台になります。
だから私は、68歳になった今でも、自分の未来に期待しています。
年齢という数字は確かに増えていきます。
しかし、心まで年齢を重ねる必要はありません。
人は、「もう遅い」と自分で決めた瞬間に、可能性を閉ざしてしまいます。
反対に、「もう一度やってみよう」と思えた瞬間から、新しい人生は始まります。
私は、そのことを67歳の一年で身をもって学びました。
今でも忘れられない夢があります。
もう一度、ニューヨークへ行き、本場のジャズを聴くことです。
薄暗いジャズクラブ。
演奏が始まる前の静かな空気。
一流のミュージシャンが奏でる音色。
あの空間に身を置くだけで、「人生にはまだまだ知らない世界がある」と思えるのです。
夢は、人を若くします。
だから私は、夢を持ち続けたい。
そして、もう一つの夢があります。
行政書士として開業することです。
42年間の行政経験。
マンション管理の現場で学んだこと。
そして現在、横浜スタジアムで学んでいる電気設備の知識。
この三つを一つにつなげ、高齢化社会の中で困っている人のお役に立ちたいと思っています。
相続、住まい、マンション管理、許認可、防災。
どれも、これからますます必要とされる分野です。
「ありがとう。」
その一言をいただける仕事ができたら、これほど幸せなことはありません。
しかし、その夢を語る前に、今の私には最優先で取り組むべきことがあります。
横浜スタジアムの仕事です。
華やかな試合やコンサート。
何万人もの歓声。
その舞台裏では、電気設備、空調設備、給排水設備、消防設備など、多くの設備が24時間休むことなく働いています。
私は、その設備を守る仕事に携わっています。
決して目立つ仕事ではありません。
試合のヒーローにもなりません。
テレビに映ることもありません。
しかし、設備が正常に動いているからこそ、多くのお客様が安心して試合やイベントを楽しめるのです。
縁の下で支える。
私は、その仕事に誇りを持っています。
今はまだ新人です。
覚えることも山ほどあります。
若い仲間から教えてもらうこともたくさんあります。
しかし、それが楽しい。
68歳になっても、「教えてください」と素直に言える人でありたい。
学び続ける人でありたい。
そう思っています。
私は、人生は「年齢」で決まるのではなく、「挑戦する気持ち」で決まると信じています。
40代でも諦める人がいます。
50代で夢を捨てる人もいます。
一方で、70代、80代になっても、新しいことに挑戦する人もいます。
その違いは、能力ではありません。
「まだできる」と信じる心があるかどうかです。
もし、この文章を読んでくださっているあなたが、今、仕事で悩んでいるなら。
将来に不安を感じているなら。
あるいは、「もう遅い」と思い始めているなら、私は一つだけ伝えたいことがあります。
人生は、一度しかありません。
だからこそ、自分で限界を決めないでください。
一歩踏み出せば、景色は変わります。
小さな挑戦でも構いません。
資格の勉強でもいい。
新しい趣味でもいい。
転職でもいい。
誰かに「ありがとう」と言われる仕事でもいい。
その一歩が、人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
68歳。
私は、まだ夢の途中です。
これからも学び続けます。
人とのご縁を大切にします。
そして、一歩ずつ挑戦を続けます。
人生は、何歳からでも変えられる。
そのことを、自分自身の生き方で証明していきたいと思います。
もし私の歩みが、誰か一人にでも「もう一度頑張ってみよう」という勇気を届けられるなら、それほど嬉しいことはありません。
68歳から始まる新しい一年。
感謝を胸に、若々しい心を忘れず、焦らず、驕らず、そして一歩ずつ前へ。
人生は、まだまだこれからです。
