貧乏な人と貴い人
のんびりと過ごした土曜日でした。
特に予定も、しなければならないこともなく。
何もすることがない感じの一日。
単に、最近、いろいろな予定が入っていたので
そう感じただけだと思いますが。
忙しくてバタバタするのもツライものですが
何もないのもこれはこれでツライものです。
ただ、こういうとき、お坊さんは便利です。
坐禅をして過ごせます。
どこでもできますし、準備も要りません。
ということで昨日はたくさん坐りました。
無事是貴人
そんな言葉を思い出しました。
ここでいう無事というのは一般的なイメージ
とは違って「外に求めることがない」という
ような意味です。
何かを求める心がない人は貴い
そんな感じの言葉でしょうか。
自分たちはいろいろなものを求めます。
予定が詰まっていればヒマを求めますし
予定が空いていれば忙しさを求めます。
あれがしたい、これがしたい。
あれが欲しい、これが欲しい。
どんなに恵まれていても、
そこに何か不足を見つけて常に求める心を
生み出しているような気がします。
結果、自分で自分の心を乱しているのが
自分たちなのかもしれません。
貧乏な人とは
少ししかものを持っていない人ではなく
無限の欲があり
いくらあっても満足しない人のことだ
先日亡くなられた、元ウルグアイ大統領の
ホセ・ムヒカ氏が演説で話された言葉です。
世界で一番貧しい大統領
ムヒカ元大統領はそう呼ばれました。
でも自分は、
世界で一番貴い大統領
なんだと思います。
貧乏な人と貴い人
その差がどこにあるのか。
そんなことを考えさせられました。
宗慧
