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DTM講師がお勧めするフリーVST音源 第1弾 ~ピアノ編~ デモサウンドあり

こんにちは!作曲家のKawです!
私は現役のプロ作曲家、またキーボーディストとしても活動する傍ら、オンラインによるDTMレッスン教室【かわべの音楽工房】を運営し、DTM講師としても活動しております。

こちらの【かわべの音楽工房】オンラインDTMレッスンにつきましては、下記の記事をご覧いただけますと幸いです!

それでは、今回は普段DTMレッスンご受講生の皆様にもお勧めしているフリーVST音源の中から、無料で手に入るピアノ音源を3つピックアップしてみようと思います!

各ピアノ音源のデモサウンドもご用意しておりますので、ぜひぜひ最後までご覧いただけますと幸いです!


フリーVSTって何?

そもそも皆さんはフリーVSTという言葉をご存知でしょうか?
早い話が"無償(無料)で使用できる楽器の音色やエフェクト"の事です。

今やパソコンひとつで楽曲を制作・編集できるDTMのシーンにおいて、楽器の音色そのもののリアルさや品質はとても大事な要素ですが、高品質な楽器の音色やエフェクトはそもそも有償(有料)であり、またそれなりに高価であったりする場合が多いので、購入を尻込みしてしまう方も多いのではないでしょうか?

しかし、本来は有償の音源の機能を制限した上で無償配布される物や、新製品の宣伝の為に旧製品を無償で配布したり、そもそも初めから無償で配布されている音源やエフェクトも数多くあり、またそれを指して
"フリーVST""フリー音源"等と呼ばれます。

しかもそんなフリーVSTの中には、プロの作曲家ですら使用する方がいるなど、高価な有償音源にも引けを取らないほどの高いクオリティを持った物もあり、フリーだからといって決して馬鹿にできない音源やエフェクトもあります。

因みにVSTとは"Virtual Studio Technology"の頭文字を取ったもので、
DTMにて使用するDAWソフトウェア上で使用できる楽器の音色やエフェクト等の事です。

つまり"フリー(無料)のVST"というわけですね。

さてさて、それでは現役のプロ作曲家であり、キーボーディストであり、さらにはDTM講師でもある私Kawがお勧めするフリーVSTピアノ音源を紹介させていただきましょう!

お勧めフリーピアノ音源① ~HAMMERSMITH FREE~

Soniccouture HAMMERSMITH FREE

先ず最初にお勧めしたいフリーピアノ音源は、このHAMMERSMITH FREEです。
こちらはSoniccouture社のピアノ音源、HAMMERSMITH PROのフリー版で
使用にはNative Instrumentsのサンプラー、KONTAKT(6以上)が必要ですが、無償で手に入るKONTAKT PLAYERに対応した音源です。

お勧めするポイントは何と言っても音のクオリティと気持ちよさ!
$99(およそ¥14,500ほど)のPRO版をベースとしているそうなので、フリー版といっても抜群に音がリアルです。
他社の有料ピアノ音源と比較しても全く引けを取らないクオリティで、MIDIキーボードを押さえる指に音が張り付いてくるような、素直で気持のいいサウンドには圧巻です…!

ペダルノイズやキーノイズ、さらにはレコーディングスタジオを思わせる環境ノイズのレベルも調整でき、しかもそのノイズもとてもリアル!
また、ベロシティカーブも調整できるので、自分の演奏する感覚に合った
セッティングも簡単にできるのもメリットのひとつでしょうか。

デメリットとしては、初めてKONTAKTを使うという方からするとインストールまでの手順がやや面倒なところでしょうか。
既にNative Instruments社のプラグインを使用している方であれば「いつもの事」ですが…。

インストールまでの具体的な手順としては

①Native Instruments社アカウントを作成
②Native Accessをインストール
③Native AccessからKONTAKT PLAYERをインストール
④Soniccouture社からHAMMERSMITH FREEのシリアルナンバーを入手
⑤Native Accessへ上記シリアルナンバーを入力してダウンロード&インストール


といった流れになりますかね。

とはいえ、初めての方にとってはやや面倒かとは思いますが、そこまでしてでも手に入れておきたいピアノ音源であると自信を持って言えます。
また、Native Instruments社のプラグインは今や音楽業界で標準とされていますし、同社のKONTAKTにて動作するフリー音源もたくさんありますので、他のプラグインを導入する時の為にも、上記の手順を一度経験しておいて損はないかと思います。

お勧めフリーピアノ音源② ~Keyzone Classic~

Bitsonic Keyzone Classic

次にお勧めしたいフリーピアノ音源は、Keyzone Classic
こちらはBitsonic社のピアノ音源で、私もかつてよく使用させていただいていました!

注目したい点としては、ピアノ以外の音色も収録されているところ!

①Keyzone Piano
②Ymaha Grand Piano
③Steinway Piano


上記3種のピアノ音源に加えて

④Basic Electric Piano
⑤Rhodes Piano


上記2種のエレクトリックピアノ&ローズピアノの音色もあるんです。
ピアノだけでなく、エレピの音色も導入したいという方にはお勧めですね!

また、こちらの音源はエンベロープ(ADSR)が変更できるので、リリースを極端に短く設定すると、近年流行っている"リリースカットピアノ"も簡単に作れてしまいます!
さらにはチューニングやリバーブ、LFOも実装されているので、ピッチ(音程)/音量/パン(定位)のいずれかを任意のレートで変化させる事ができたりと、一風変わった使い方ができるのも面白いですね!

ただ注意が必要なのは、実はこの音源、現在公式では無償配布はされていないようです…が!
とはいえ、非公式の某プラグインサイトでは2025年現在でも今だ無償で配布されているようですので、こちらは自己責任でのダウンロードを推奨します。

ダウンロード&インストールの手順としては、上記の非公式サイト等からインストーラーをダウンロード&実行しお使いのパソコン内にあるDAWの指定するフォルダへインストールすれば完了という、フリー音源によくある手順だったかと思います。

お勧めフリーピアノ音源③ ~Grand Piano~

Audiolatry Grand Piano

最後にご紹介するこちらは、Audiolatry社のフリーピアノ音源です。
音源名がそのまま「グランドピアノ」なのが、なかなかに紛らわしいですが、どこかドリーミーなサウンドと、それに見合った綺麗なUIが特徴です。

また、こちらの音源はリバーブ/コーラス/ディレイ/トレモロ効果を細かく調整できる点もおもしろいですね!

さらに、上記のKeyzone Classicと同様に、こちらのピアノ音源もエンベロープ(ADSR)が変更できるので、"リリースカットピアノ"も簡単に作る事ができます!

注意点としては、初期設定では妙に音のリリース(余韻)が長く不自然なので、UI画面左部分にあるエンベロープのリリースを微調整される事をお勧めします(上記のKeyzone Classicもその傾向がありますが…)

導入の手順としては、Audiolatry社のHPから任意の金額を設定(€0でも可)すればダウンロードでき、VST3用のフォルダへファイルを移動すれば使用可能となります。

各ピアノ音源のデモサウンドを聴き比べ!

今回ご紹介した3つのフリーVSTピアノ音源

文章と画像だけでは各ピアノ音源の音の特徴を知ることができませんよね!

せっかくなので、今回ご紹介したフリーピアノ音源3つを、それぞれ同じ曲(MIDIデータ)で演奏させたオリジナルのデモ動画をご用意しました!
(※エフェクト等での加工は一切していませんので、インストールされたら全く同じ音で使用できると思っていただいてかまわないかと思います)

それでは各ピアノ音源のデモサウンドを試聴してみましょう!

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