見出し画像

【前編】音楽販売サービスで「売れる曲」を作る為に意識している事と「実は…」のお話【サウンドクリエイターの小話】

こんにちは!サウンドクリエイターのKawです!

いつも私の記事に「スキ」を下さっている方々、ありがとうございます!

私は作曲家、サウンドクリエイターを生業とする傍ら、オンラインによるDTMレッスン教室【かわべの音楽工房】を運営し、DTM講師としても活動しております。

私のプロフィールも含め、【かわべの音楽工房】オンラインDTMレッスン
につきましては、下記の記事をご覧いただけますと幸いです。

さて、今回は私も普段から利用させていただいている音楽販売サービスにフォーカスした記事を、前編・後編の2部構成でそれぞれ書いて行ってみようかと思います。

近年はこの手のサービスも増え、プロ・アマチュア関係なく気軽に自作の楽曲などを販売でき報酬を得れると来れば、「私も登録している!」といったDTMerの方々も多いのではないでしょうか?

そんな音楽販売サービスについて、昨年は下記のような内容の記事を書かせていただきました。

上記の記事でも触れていますが、あくまで私の場合はですが、この音楽販売サービスに楽曲や効果音などを登録している理由として、収益を増やしたい(お金が欲しい)からという点はあまり大事ではありません。

一番の理由はこの音楽販売サービスを通して、自身の宣伝・営業となる点に重きを置いています。

その為、私が同サービスに登録している楽曲や効果音のジャンルはなるべくバラバラに、つまり多様なジャンルのものを登録しています。

同じようなジャンルの楽曲ばかりを登録しても、

「この人、同じジャンルの曲しか作れないのかな?」

と思われてしまうかもしれません。
これでは宣伝や営業となると使い辛いですよね。

そんなこんなで、私の場合はこの音楽販売サービスに登録し続けているのは自分の宣伝・営業の為である、という事は上記の記事でも書かせていただきました。

ですが!
それでも同サービスに登録しているのであれば、それなりに売り上げが出て、少なくない額の報酬はいただけていると来れば、もっと収益を出したいと思いはじめるのは人の性でしょうか笑

むしろ「音楽で収益が出したい!」と考えてこの手のサービスに登録されている方のほうが多いのかもしれませんよね。

そこで、今回は音楽販売サービスで収益を増やすために、つまりは「売れる曲」を作るために、私が意識している事について前編・後編の2部構成で書いてみようと思います。

やや前置きが長くなってしまいましたが、どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。


意識している事①

それでは早速本題に入りましょうか。
私がこの音楽販売サービスで「売れる曲」を制作する中で意識している事のひとつめ。

それは、“商品”として他のクリエイターの皆さんの作品と比べられても遜色ない楽曲を作る事です。

これは大前提ですね。

この手のサービスでは、アマチュアのDTMerの方々だけでなく、プロとして作曲を生業としているような音楽家の方々の作品も多く登録されています。

そんな中で、もし私の登録している曲達が他の方々の作品と比べて、あまりよろしくないレベルであった場合、当たり前ですがそれではご購入され辛いという事は安易に想像できますよね。

プロ、アマチュアの皆さんがそれぞれしのぎを削って制作された素敵な作品の数々と、自分の音楽が同じ土俵で「比べられる」わけですからね。

音楽に優劣をつけるというのはなかなか難しい事ではありますが、それでも他の数多くの楽曲達と比較されても十分に戦える、そんな音楽を自分も制作して行かなければ収益には繋がりにくいのではないでしょうか。

さらに、実はそれだけではありません。

他のクリエイターの方々の作品と比べ、遜色ない楽曲を自身も制作するという点には、実はもうひとつ意味があります。

それは「そのサービスの価値を下げない為にも」という意味合いもあります。

そのサービスで自身の制作した楽曲を販売させてもらう以上は、そのサービスの価値を落としてしまうようなレベルの楽曲を登録してはいけませんよね。

自分の作品も、他の方の作品も一緒くたに比較され、購入者が「これもいい!あれもいい!」と思ってもらえるような“商品として価値のある作品”を並べれていないと、そのサービスの価値は下がってしまうかもしれませんよね。

購入者にとって「なんか微妙な曲ばかりだな…」と思われていますと、そのサービスの利用者が減ってしまい、果ては楽曲の制作者皆にとっても不利益となりかねません。

この点については、そのサービスの運営お任せするというわけではなく、その作品を制作し、登録する我々にとっても意識すべき事であると私は思います。

意識している事②

では次に私が音楽販売サービスで「売れる曲」を制作する中で意識している事のふたつめをご紹介しましょう。

それは、“その楽曲がどのような用途で使われるか”をイメージする事です。

当たり前ですが、そのサービスから実際に楽曲を購入される方は何かしらの用途があってご購入されているはずですよね。

「自分のYouTubeチャンネルのBGMとして」とか、「広告動画のBGMとして」とかですね。

最近ではテレビラジオ番組の制作会社さん、ゲーム会社さんあたりもその手のサービスを利用されているようです。
(実際に私の制作・販売しているものをテレビ番組やゲーム作品でご使用いただいていたのもたまたま耳にした事があります)

実際のところ「その楽曲をどう使うか」は、そのサービスの利用者が多岐に渡っている以上、完璧には予想できませんが、それでもイメージ・想像しておくに越した事はないと考えます。

例えば、動画配信者さんの配信時のBGMとして使われそうな楽曲だったら、その喋っている音声の邪魔となりそうな騒がしく主張の強いようなメロディやサウンドは控えるべきかもしれません。

そういった考え方ですね。

これは私がかつて実際に行った方法ですが、とあるVTuber(バーチャルユーチューバー)さんの配信用BGMを募集するコンテストで採用をいただいた楽曲では、その配信者さんの喋るお声の周波数帯を事前に確認しておき、楽曲の制作ではその辺りの帯域を可能な限り削って、なるべくトークの内容を邪魔しないよう調整しました。

とはいえ、上記の方法はあくまで「誰がどんな用途で使用するか」がある程度以上は明確であった為に可能だった事ですので、不特定多数の購入者がいらっしゃるであろう音楽販売サービスに登録する作品では、そうはいかないかもしれません。

ですが、それでも「予想しておくに越した事はない」と私は思います。

イメージ・想像・予想ができていれば、それに応じてその楽曲の曲調、アレンジ、主張の度合い、曲の尺(長さ)だけでなく、果てはミックスやマスタリングの方向性すら変わってくるわけですからね。

自身でイメージ・想像した使用用途に合わせて、購入者の方が使いやすいようにループ再生が可能なデータとしておくかどうかもここで決まってきます。

なんとなく闇雲に制作した楽曲では、購入者側にもその「なんとなく感」は伝わってしまうのではないかと私は思っています。

それでは「売れる曲」とはなり辛いかもしれませんよね。

「とりあえず何か作っておけばどこかの誰かしらが買ってくれるだろう」という考えをお持ちの方がいれば、ぜひもう一段ステップアップして、この購入者の使用用途をイメージ・想像・予想してみられる事をお勧めします。

実は…①

さて、ここまでは私が音楽販売サービスで「売れる曲」を制作する中で意識している事についてご紹介させていただきました。

本当はもっと書きたい事がありますが、それは次回の後編の記事でご紹介させていただきましょうか。

ではここで、この件の音楽販売サービスに楽曲を登録・販売している中での「実は…」なお話をさせていただきましょう。

これまで書いてきた通り、私の場合はこの手のサービス用に楽曲を制作する中でそれなりにいろいろな事を意識しているわけですが、中には例外な楽曲もあったりします。

それが、「始めは音楽販売サービスに登録する為に制作を始めた楽曲だったけど“売りたくない”となった曲もある」というものです。

誤解を恐れずお伝えすると、これは決して「この曲は売れなさそうだから」という考えではありません。

それよりもっと前の段階で「この曲は売り物にしたくない」と感じてしまうのです。

ご自身の感性・技術で作曲をされている方であればおわかりいただけるかとは思いますが、楽曲を制作する中でその曲に“愛着”を持つ事は多くあるかと思います。

ある程度以上はこの“愛着”がないと、その楽曲の制作は苦痛に感じられてしまう事もありますものね。

私の場合、この“愛着”が行き過ぎた楽曲に関しては「これは売りたくない」と感じてしまいます。

もっと踏み込んでお話すると、「この曲は“商品”としてではなく、“自分のアート作品”として世に出したい」と思ってしまうわけですね。

少しややこしい事を言ってしまいましたが笑

「え?音楽販売サービスに登録した曲も、そうでない曲も同じ自分の作品なんじゃないの??」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんよね。

そりゃそうですよ。

ですが、私の場合はその行き過ぎた“愛着”ゆえに、その楽曲を他のクリエイターの方々の素晴らしい作品達と競わせるような事をしたくないのです。

言うなれば「愛する我が子を誰かと戦わせたくない」とか「自分の手から離れて行ってほしくない」というような感覚でしょうか。

実は、私と同じような感覚を持たれている方も、知人の同業者の方にいらっしゃるそうです。

以前お話した際に「それめっちゃわかる!」と仰っていましたので。

そう感じているのは私だけではなかったようで、少し安心しましたよね笑


ただ、念のためお伝えしておくと「じゃあ音楽販売サービスに登録している楽曲達にはその“愛着”がないのか?」と言われると、そうでもありません。

あくまでその度合いにもよりますし、同じように行き過ぎた“愛着”を感じている楽曲であっても、件のサービスにて登録・販売しているものもありますので、そこはあしからず。

そして、その判断基準には様々な考えや想いがあっての事ですので、「どう分けているのか」については割愛させていただきますね。


ともあれ、「実は音楽販売サービス用に制作しておきながら、その手のサービスに登録していない楽曲がいくつもある」という事を、この場をお借りしてお伝えさせていただく事としました。

因みに、全ての曲がそうというわけではありませんが、そういった「売りたくない」となった曲達は、私の個人的な作品としてSoundCloudに投稿していたりします。

ご興味のある方は、下記のサイトからお聴きいただければと思います。

前編の最後に

さてさて、今回は音楽販売サービスで「売れる曲」を作るために、私が意識している事についての前編としての記事を書かせていただきました。

本当はもっと書かせていただきたい事がありますが、それは次回の後編でお話いたしましょうか。

また、いつも毎度の事ではありますが、今回も記事の中でお話している内容はあくまで私の個人的な考え・意見ですので、そこはあしからず。

それでも、この記事をご覧いただけた皆さんにとって、少しでもお役に立つことができていましたら幸いです。


それでは最後に、私の運営する当工房の宣伝をさせていただきましょう!

【かわべの音楽工房 オンラインDTMレッスン】では、DTMのスキルアップを目指されている方これからDTMや効果音制作を始めてみたいとお思いの方に向けて、ひとりひとりに寄り添ったレッスンを行っております!

「DTMを始めてみたいけどどうすればいいのかわからない…」

「作曲のスキルアップがしたい!」

などなど、当工房のオンラインレッスンが気になられた方は、ぜひぜひ下記の公式LINEお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせ下さいませ!

かわべの音楽工房 公式LINE

それでは!皆さん良いDTMライフを!

いいなと思ったら応援しよう!