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【DTM】散々悩んだ挙句「やっぱり元のままでいいや」となった時の自分の感覚を信じてみませんか?【サウンドクリエイターの小話】

こんにちは!サウンドクリエイターのKawです!

いつも私の記事に「スキ」を下さっている方々、ありがとうございます!

私は作曲家、サウンドクリエイターを生業とする傍ら、
オンラインによるDTMレッスン教室【かわべの音楽工房】を運営し、DTM
講師としても活動しております。

私のプロフィールも含め、【かわべの音楽工房】オンラインDTMレッスン
につきましては、下記の記事をご覧いただけますと幸いです。


さて、今回は作曲についてのお話を書かせていただこうと思います。

突然ですが、皆さんはアレンジやミックスをする中で、

「いろいろ試してみたけど、結局元のままの方がいいな」

と、思われた経験はありませんか?

ありますよね?

特にDTMで楽曲を制作されている方々にとっては、あるあるだったりするかと思います。

実際、私も仕事の中でそういったシチュエーションは何度もあったりします。
もちろん、仕事である場合は納期の関係であまり時間をかけて悩んだり、色々と試したりする事はできなかったりもしますが。

とはいえ、限られた時間の中であっても少しでも良い曲となるよう、可能な限り努力するのは作曲家としての使命のひとつですよね。

その為にも、「ああでもない、こうでもない」といろいろと捏ね繰り回してはみますが、結局は元の方が良かったりしますよね。

また、この現象は私だけではなく、DTMレッスンを受講されている生徒の方々であっても同様なシチュエーションを何度も見てきました。

なので、この記事をお読みになっているDTMerの皆さんもきっと同じなのではないかな?と思っているんですよね。

では、この現象は一体何なのか、今回はそれを少し掘り下げてみましょうか。


なぜ「やっぱり元のままでいいや」となるのか

この現象には、いくつかの要因が考えられると私は思います。

先ず一つは、その楽曲の元の状態を聴き慣れているから、といった事が考えられます。

元の状態で聴き慣れているからこそ、そこに色々とアレンジなりミックスなりを捏ね繰り回してみても、結局はそこに違和感を感じてしまうわけですね。

恐らく、多くの人はその楽曲を制作し始めた瞬間が最もその曲の事を純粋に見ているハズです。

どういう楽器の音色を使って、どういうメロディにして、どういうコードを使って…といった具合ですね。

しかし、その楽曲を制作していく過程の中で、少しずつその曲に対する見方や考え方、方向性が変わってくる事もありますよね。

もちろん、大きく方向性が変わってしまうのはよろしくないですが、ほんのわずかでも何かしらの見方や考え方は、その曲を作り始めた最初の段階からは変化してしまうものです。

そして、その変わってしまった見方や考え方のままでアレンジやミックスに手を加えてしまうと、結局はそこに最初に想定していたものとは違う違和感が生まれてしまうのではないかと思います。

個人的に自由に制作されている楽曲ならそれでもかまいませんが、例えば仕事のご依頼で制作されているとなると、この現象はなかなかに厄介だったりします。
ご依頼された楽曲の場合、基本的には何かしらのテーマやコンセプト等があって、それに合わせた音楽を制作するわけですから、そこから逸脱しないようにしないといけませんよね。

それでも実際の楽曲制作の中では、ほんのわずかでも徐々に見方や考え方は変わっていってしまいがち…。

厄介ですよねぇ。

でも対処法があるんですよ。
下記にそれを書いてみましょうか。

徐々に変わってしまうその曲の"見方"の対処法

理想的なのは、その楽曲の制作の最初から最後までずっと作り始めの見方や考え方を維持する事ですが、上記のようにそれはなかなか難しいかもしれません。

短期間で納品まで完了しないといけないような場合であれば、最初から最後まで一気に突っ走れますが、ある程度時間をかけて制作している曲の場合だと、やはり前項目で書いたように、徐々に見方や考え方は変わって行ってしまいます。

では、それに対処する為にはどういった方法を取ればいいのか。
それは、メモを書いておくことです。

その楽曲を制作しようとする際に、

「予め何をどうするのか」
「テーマやコンセプトはどんなものか」
「それに沿った曲を作ろうとする自分の感情や想いはどんなものか」


といった内容をできるだけ細かくメモしていれば、制作の途中であっても
その曲に対する元々の自分の見方や考え方を振り返る事ができますよね。

人間は自分の書いたメモを見返すと、意外とその時の感情や感覚を覚えているものですよね。
予めメモを取っておく事によって、その時の自分の考えや見方を保存しておくのは非常に有効な方法だと思いますよ。

私も同時に複数の楽曲の制作を進行しないといけないという事はよくありますので、その際にはこういったメモを取っておくと助かる場合があります。

ああだこうだと曲を捏ね繰り回して、結局元に戻して…といった作業となってしまうと、その時間ももったいないですしね(それはそれで勉強にはなりますが)

皆さんもぜひ一度メモを取ってみてはいかがでしょうか?

「結局元のままがいい」という感覚は大事!

さて、今回の記事において一番のテーマとなる事を書かせていただきましょうかね。

その楽曲を制作する中で、いろいろ手を加えてみたけれど結局、

「元の方が良かった…」

となる感覚は、作曲においてとても大事な感覚だと私は思います。

先に書いた通り、その楽曲に対する見方や考え方が変わって行ってしまい、そのままの状態でアレンジやミックスなりを行ってしまうとそこに違和感が生まれてしまうわけですが、その違和感に気づけるのもまたひとつのスキルであると言えますよね。

ひとつ前の状態の方が良かった、あなたがそう思えたならきっとそれがその曲にとっての正解だと思いますよ。

また、何となく手を加えてみて、それがどんどん良くなっていると思ってしまう方は少し危険かもしれません。

無作為に手を加えて行ってしまうと、どんどんその曲の元々のテーマやコンセプトから離れてしまっているのに、何かがわかりやすく変化しただけでそれが良くなっていると勘違いしてしまうわけですね。

でも実際にはそんな事はないかもしれません。
本当は手を加える前の元のままの方が、その曲にとっては合っているかもしれませんよね。

一度勇気を出してひとつ前の状態に戻してみて聴き比べてみる、という事は意外とDTMの中では大事な工程のひとつかも知れませんよ。

そして、そんな中で「やっぱり元の方が良かったな」となれば、それはきっとその曲にとって良い選択と成り得るハズです。

楽曲制作はその作り始めが最も純粋にその曲の事を見れていて、そこから徐々に見方や考え方が変わって行ってしまうわけですから、時間が経てばそれだけその見方は純粋さを欠いてしまうというのは先に書いた通りです。

なので、何かしらの手を加えるタイミングが後になればなるほどそこに違和感が生じてしまう可能性が上がってしまうんですね。

皆さんも一度、その曲を作り始めたその時の感情や感覚を、制作の最後まで一貫してみるよう心掛ける為にも、ひとつ前の状態に戻してみてはいかがでしょうか?

きっとあなたの楽曲はもっともっと素敵な曲になるハズですよ。

最後に

さてさて、今回も個人的に書きたい事を好きに書かせていただきましたが、この記事がDTMerの皆さんにとって、何かしらのお役に立つ事ができていれば幸いです。

そして、いつも私の各記事に「スキ」を押して下さる皆様には、本当に感謝しております。
ありがとうございます!

また、当記事冒頭にもご紹介させていただいておりますが、私が運営し、講師を務めるオンラインDTMレッスン教室【かわべの音楽工房】では、今回の記事のような内容もひとりひとりに丁寧に、より詳しくお話させていただいております。

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それでは!皆さん良いDTMライフを!

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