Claude CodeにHTMLを読ませるとトークンが溶ける
AIエージェントの出力を、全部HTMLに寄せる必要はありません。
HTMLは人間が読むためには強い形式です。
ですが、AIが処理し、引き継ぎ、再利用する前提ならMarkdownで十分です。
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見出し画像はAIで生成しました。
プロンプトはこの記事に掲載中。
mdファイルをHTMLプレビュー・変換するWebアプリを作りました。
【 緊急で公開 】
— KAWAI (@kawai_design) May 9, 2026
「Markdown ファイル」を
「HTML でプレビュー」できる
Webアプリを作りました。
結論、AI駆動なら「HTML」を使うのは
" 自分で見たい・確認したい時 " だけでOK。
リンクはリプに掲載 pic.twitter.com/AzgyywlCof
結論:HTMLは人間ファースト、MarkdownはAIファースト
HTML出力を鵜呑みにしてはいけません。
HTMLが優れている場面はあります。
見た目の整理、比較、共有、操作UIには向いています。
ただし、AIエージェントの仕事全体を考えると、HTMLは常用形式ではありません。
理由は単純です。
トークン消費が増える
タグ、class、CSS、JavaScriptがノイズになる
diffが読みにくい
再入力時の処理コストが高い
エージェント間の受け渡しに向かない
AIファーストで考えるなら、まずMarkdownです。
目次
結論:HTMLは人間ファースト、MarkdownはAIファースト
HTML推しの主張で見落とされていること
AIが扱いやすい形式には条件がある
HTMLが有効な場面
Markdownで十分な場面
私の運用ルール
そのまま使える判断テンプレ
まとめ
【先着100名限定】Claude Codeデザインパターン
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HTML推しの主張で見落とされていること
HTML推しの主張は「人間が読まない問題」への解決策です。
そこは正しいです。
100行を超えるMarkdownの仕様書は、ほとんど読まれません。
HTMLなら、タブ、図解、色、比較レイアウト、ボタン、スライダーまで使えます。
つまり、HTMLの強みは「人間の理解補助」です。
一方で、AIファーストの観点では別問題です。
AIにとって重要なのは、見た目ではありません。
重要なのは次の4つです。
構造が明確
ノイズが少ない
差分が追いやすい
次のAIへ渡しやすい
この条件なら、Markdown、JSON、YAMLの方が強いです。
HTMLは表示形式として優秀です。処理形式として常に優秀ではありません。
AIが扱いやすい形式には条件がある

AIファーストの形式は、見栄えより再利用性で決めます。
Claude CodeやCodexに作業を渡す時、必要なのは装飾ではありません。
タスク、制約、判断基準、変更対象、完了条件です。
たとえば実装計画なら、次の形式で十分です。
## Goal
- 目的
## Scope
- 変更対象
- 変更しない対象
## Constraints
- 技術制約
- UI制約
- テスト制約
## Steps
1. 調査
2. 実装
3. 検証
## Done
- 完了条件この形式は軽いです。
AIが読んでも、人間が読んでも、git diffでも追えます。
HTMLにすると、同じ内容でも周辺コードが増えます。CSS、レイアウト、装飾、scriptタグが増えます。
人間には見やすくなります。AIには余計な情報が増えます。
HTMLが有効な場面
HTMLは使うべき場面があります。
特に「人間の意思決定」が入る場面です。
HTMLが向くのは次の5つです。
複数案の比較
デザインモック
PR説明
経営報告
操作できる一時編集UI
たとえば、オンボーディング画面を6案比較するならHTMLが向いています。
Markdownで6案を文章説明されても判断しにくいです。HTMLなら横並びにできます。密度、印象、導線、情報量を一目で比較できます。
PR説明も同じです。
複雑なdiff、処理フロー、リスク箇所、レビュー観点はHTMLで見せる価値があります。
ただし、これは「人間が判断するためのビュー」です。
AIが次に読む一次データではありません。
Markdownで十分な場面
AIが処理するだけなら、Markdownで十分です。
むしろMarkdownの方が向いています。
Markdownで十分な場面は次の6つです。
実装計画
作業ログ
引き継ぎメモ
エージェントへの指示書
チェックリスト
仕様の一次メモ
さらに厳密な処理が必要なら、JSONかYAMLです。
例です。
task:
goal: "HTML出力の常用ルールを見直す"
default_format: "markdown"
use_html_when:
- "visual comparison"
- "interactive review"
- "executive report"
avoid_html_when:
- "agent handoff"
- "small plan"
- "source of truth"AIに渡すなら、こういう構造の方が強いです。
HTML化は最後で十分です。
私の運用ルール

出力形式は、用途で分けるべきです。
私なら、こう運用します。
AI内部処理: Markdown / JSON / YAML
エージェント間引き継ぎ: Markdown
人間レビュー: HTML
デザイン比較: HTML
経営・顧客向け共有: HTML
長期保存する仕様: Markdown
操作UIが必要な一時ツール: HTML
重要なのは、HTMLを否定することではありません。
HTMLを「常用形式」にしないことです。
HTMLは強いです。だからこそ、使いどころを絞るべきです。
そのまま使える判断テンプレ
Claude CodeやCodexに頼む時は、最初にこの判断基準を入れると安定します。
出力形式は用途で選んでください。
- AIが次に処理する一次資料ならMarkdown
- 厳密な構造化データならJSONまたはYAML
- 人間が比較、レビュー、共有する成果物ならHTML
- 操作できる一時UIが必要な場合だけHTML
HTMLを使う場合も、同じ内容の要約Markdownを最後に付けてください。HTMLが必要な時も、Markdown要約を残すのが実務では強いです。
人間はHTMLで読みます。
AIはMarkdownで次に進めます。
この二層構造が一番コストパフォーマンスが高いです。
まとめ
HTMLは便利です。
ただし、AIファーストではありません。
AIファーストで見るべき指標は、見た目ではなく処理効率です。
読みやすさ
トークン効率
差分管理
再利用性
エージェント間引き継ぎ
この5つで見ると、Markdownはまだ強いです。
結論です。
HTMLは「人間が読むためのビュー」。
Markdownは「AIが動くための作業形式」。
全部HTMLにする必要はありません。
AIファーストなら、まずMarkdownで十分です。
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参照:
https://thariqs.github.io/html-effectiveness/
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