使用テキスト2:氷河期世代の司法書士挑戦68
試験まであと356日。
辰巳法律研究所の松本講師とTACの姫野講師講師の記述式試験解説動画を見た。
松本講師の動画を見ると、落ちたな、と実感する。
が、姫野講師の動画を見ると、もしかしたら……という気になる。
伊達に40年以上生きていないから、こういう場合って大抵駄目だと経験則から予知できる。
だから、勉強を続けている。
不動産登記法のでるトコをコツコツ解いている。試験前に比べて明らかに集中力が落ちていて、進行速度も遅くなっているのを感じる。
どういった勉強をしたか、振り返ってみる。
去年の試験に落ちてから、年内はひたすらオートマシステムのテキストを読み込んだ。知識が足りていないのを痛感したので。
出るトコで記憶の定着を確認しつつ、テキスト1巻の民法1から11巻の憲法まで多分三周くらいしたと思う。
途中で択一式の過去問のアウトプットをしたくてうずうずしたけれど、そういう自分を我慢させてひたすらインプットを続ける。
そして、年が明けると同時に待ちに待ったパーフェクト過去問を1巻から始めた。
1周目、2周目とボロボロに間違える。1肢ごとに正誤を見て、間違えた肢にミニ付箋を貼っていくのだけど、1問内の5肢の内、4肢を間違えるとかざらにある。
さすがに全滅はなかったと思う。
それでも、問題集は剣山のごとく付箋だらけになっている。
100ページ進むごとに、それまでの問いで間違えた箇所に戻り、もう一度見て解ければ付箋を外す、解けなければ付箋はそのまま。
さらに100ページ進んだところで、それまでの100ページとそれ以前に間違えてまだ付箋が貼られている問いを見直す。
そういう風に間違えた箇所を潰していった。
莫大に付箋が必要だから、もったいなくて一回では捨てられなかった。
糊が付くうちは3回か4回くらい再利用。
そういうことを3周目まで行う。
4周目になると間違える問題が落ち着いてくる。
この周では、間違えた問題を見返すけれど付箋は外さない。
そして、5周目は4周目で間違えた問いの肢を含むそのページの問題5問を解いて次に移っていった。わかりづらいでしょうか。たとえば12問目の肢ウを間違えていたら、その12問目のア~オ全部を解き直すということです。
6周目は、5周目の時に間違えたり、これは覚えておいた方がいいと思って付箋を付けたところを見返す。
この頃にはもう6月になっています。
そして、試験まであと一ヶ月になったところでまた全問解き直して、間違えた問題だけじゃなく自分が弱いと思う所に付箋をつけて、直前に見直す準備をした。
結局8周か9周して試験に臨んだことになる。
効率の悪いやり方だとは思う。でもこれが自分に合っていた。
やり切った感はある。それでも結構ギリギリなのだけど。
年始からのアウトプット期間はテキストをあまり見なかった。もう自分の中に入っていると信じて。パーフェクト過去問の解説も詳しいし、テキストを読み返す時間も無いと思い。
ただ会社法、商業登記法の会社設立と組織再編の章だけは読み直した。それと民事訴訟法。これらは苦手分野だと痛感していたため。
記述式のテキストも、オートマシステムの記述式テキストを主軸に、オートマシステムのひながた、オートマシステムの記述式論点データベース、それからパーフェクト過去問を使用。やはり全部TAC出版。TACに賭けた。
オートマシステムのテキストは、多分過去問より数段難しいと思う。それを去年から、いや一昨年から合わせて5周くらいしたのかな。それでも、正直言って書けない問題がある。解説読んでも、どうしてそうなるのか分からないところがあるのです。未だにです。
オートマシステムの記述式問題集は結構スパルタな部分があって、一度解説したところは二度は言わないという感じがある。いや、二度は説明するけれど、三度はないよ、という感じか。自分が使っているのは第12版。もしかしたら、あたらしい版では解説も詳しくなっているかもしれない。
一方、オートマシステムの記述式論点データベースはそうでもない。同じ論点が出てきたら同じ解説を何度も何度もきちんと繰り返してくれるので、これがすごい役に立った。
不動産登記法の登記原因証明情報の内容も全部書いてくれているので、なるほどなぁと納得しつつ進めることができた。
パーフェクト過去問に取り組んだのは年明け3月くらいから。
不動産登記法と商業登記法の過去問を一日一問ずつ一時間で、と時間を区切って解くようにした。
最初の頃は全然時間が足りなくて、絶対無理、となっていたけれど、十年分くらい解いていくと問題文のどこを見て何を書けばいいのかうっすら見えてくるようになった。
それでも時間が足りないのは変わらないのだけど。
ただ、何を書けばいいのか見えるというのは当たり前で、それまでに記述式論点データベースで実際に書いたものなのだから、初見ではなかったわけです。
データベースの問題集は、過去問を分解してジャンルごとに組み直した問題集なのだから。
とはいえ、論点は知っているはず、という自覚を得たことで苦手意識は消えた。
書こうと思えば書けないことはない。ただ頭の回転が悪くて出て来ないか、時間が無くて書けないかのどっちかだと割り切れた。
それが5月の末くらい。
パーフェクト過去問の2周目に入るくらいの時は、記述式結構好きかも、となっていた。
本番では時間がなくて、好きもどうもあったもんじゃないのだけど。
ひながたは、思っていたより使わなかった。
辞書のように、そういえばあの登記はどうやって書くのが正解だっけ、と調べる感じで使っていた。
オートマシステムの記述式問題集と論点データベースで、結構登記の形が頭に残っていたように思う。
はあ、受かりたい……。
