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【仲間募集】筑波大学に自由掲示板を作ろう!【現実的な実現性あり】

 まったくもって情けない未開不毛の地、筑波大学に一輪でも花を咲かせたい。

 規制あるところに文化は生まれない(著作権の保護期間が70年になったことで、どれだけのクリエイティビティが失われただろうか)。そして大学とは本来、最低限の規制のもとで、異質なもの、他者と出会い、自由に開かれ、豊かな言論、そして文化を生み出すべき空間であるはずだった。しかしながら筑波大学はどうだろう。「筑波大学学生の活動に関する法人規程」をみると、たとえば文書の掲示・配布には、内容や教員の署名を含めた「文書等掲示・配布願」を休日を除く5日前に支援室に提出しなければならないそうだ。それも期間や場所を厳格に守らなければならない。

 やってられない。弱小サークル、ゼロから始めようとする勉強会、何らかの主張をしたい個人。このような人たちにはあまりにも大きな負担である。さらに、仮にこのようなプロセスを乗り越え、無事に支援室から許可をもらえたとしても、そののち、いざビラ配りをしたときに学生生活課からやめろと言われた例を知っている。そういえば、以前筑波大で行われたパレスチナ問題に関する「本読みデモ」は、「集会願」が提出されていないことに文句を言われたらしい(これと同じなのか違うのか知らないが、パレスチナへの連帯を示す学生の活動に「学内における政治目的をもった具体的な政治活動を許さないという基本方針」を根拠に大学側が退去を求めたこともあるらしい)。意味不明である。

 僕はこうした問題意識で、学生の意見を上の方に「届けられる」チャネルのひとつ、クラス連絡会のアンケートで、学生が自由にビラ配布、ポスター貼付、看板設置等できるようにするべきだと書いたことがある。アンケートの意見は、内容によって選別されなんと会議で取り上げられないこともあるらしいが(!)、僕の意見は良識のあるクラス代表によって議論の俎上に載せられた。が、それまでだったのは、

筑波大学人文学類クラス連絡会広報班「2023年度春学期クラス連絡会本会議議事録」より。
教員の回答・意見の個人名は筆者が加工して伏せた。
1人目の教員の「回答」の「自身は規制に反対派である」は「賛成派である」の間違いだと思われる。

 上の画像はクラス連絡会会議の議事録で、学生からの意見に対し教員2人が答えている場面。僕の提出した意見は「ないものねだり」「(規制によって)守られている」「授業に集中できる」などといった先生方の有難いお言葉によってあっけなく一蹴されたのだった(ところで、宗教勧誘云々と言われても、家に帰ればエホバのなんちゃらや富士山の団体が直接インターホンを鳴らして押しかけてくるのだから、あんまり意味ないだろと思うのは、僕だけなのだろうか)。
 同じ筑波大生の複数の友人に相談してみると、「なんでもありになっちゃうと怖いよね~」「規則がしっかり守られていないと不安だね」みたいなことを言われたこともあった。一方で、自ら規則を変えていつまでも学長に居座れるようにした人などもいるのだが。

 筑波大学に言論の自由はない。ノンポリ、いや、若干ネトウヨでさえあった高校生のころに、わざわざ地元を遠く離れてまでこんなFランク大学を選んでしまった僕が悪かった。うーん。

 と思っていたが、一つだけ、輝かしい先例を見つけたのである。

 中央図書館前に設置されている、学外者も含めて誰もが自由に本を持ち寄り、持ち帰ることのできる「コミュニティーブックシェルフ」である。

 コミュニティーブックシェルフで行われていることは、学内規則の言葉では「配布」と呼ばれ、「掲示」と同じ規制を受けることになっている(上述の「筑波大学学生の活動に関する法人規程」を参照)。
 しかし、コミュニティーブックシェルフに関しては、その規制が適用されていないようである。誰もが支援室の許可なく自由に文書を「配布」できるのだから。そしてその結果、無秩序や混乱が生じているかといえばまったくそのようなことはなく、管見のかぎりではうまく機能している。

 それでは、コミュニティーブックシェルフの学内規則の根拠を確認することで、当然ながら“コミュニティーブックシェルフの「掲示」バージョン”を実現できることになる。すなわち、「自由掲示板」である。

 自由掲示板は、誰もが規制なく自由に貼りたいものをそこに貼ることができる。新たな人びとのつながりを生み出し、僕たちの社会をよりよくするための対話を生み出し、地域の人びとと大学の人びととの懸け橋があること。そこから、文化が花開く。大学とは、本来そういった空間であるべきではないだろうか。そうだとすれば、自由掲示板は来るべき大学のための第一歩となるはずだ──と、このような考えである。 
 もちろん、最低限の取り決めは必要だと思う。個人を誹謗中傷するような内容や、差別、暴力を煽るような内容の掲示は明確に禁止しなければならない。そのうえで、政治主張もOK。みんなどしどし貼っていこう。

 では、どこに作れば良いだろうか? 自由掲示板の趣旨から、多くの人が集まる場所が望ましい。したがって、最も理想的なのは中央図書館前に設置することである。しかし中央図書館前は空きスペースが少なく、また新しい掲示板を調達しなければならないという問題がある。そこで最初は、学内の使われていない掲示板を活用することも考えられる。

 上の写真は、僕が2B棟で警備員の不審者向けの視線を浴びながら撮影した、使われていない掲示板である。このような掲示板が学内の至る所にある。非常にもったいない。自由掲示板構想は、こうしたものを有効活用する一石二鳥の取り組みでもある。資金はほとんどいらないし、なにより掲示板にとっても嬉しいだろう。
 なにかとうるさい人たちのために、最初にかぎって、図書館内や2B棟など、学内者のみアクセスできる場所に設置するということも選択肢である。

 では、どのようにして実現しようか? 幸い、筑波大学にはT-ACTという、学生主体の企画の実現を手助けする仕組みがある。公式サイトによると、「T-ACT(つくばアクションプロジェクト)は、あなたの「やってみたい」を応援するプロジェクト」ということである。また、「本プログラムは、学生の全人格的な成長という目的を達成するために、学生・教員・職員のすべてを大学の人的資源と捉え、そのネットワークを土台として、学生の主体的で多様な活動を大規模に創出させる新機軸の学生支援プログラム」であり、「この仕組みの全体を「つくばアクションプロジェクト」と名づけ、そのなかで、潜在力を持ちながらも停滞感を抱いている学生を含め、あらゆる学生の自主性と社会性の育成を図」ったそうだ。

 まさに自由掲示板構想にぴったりである。実現できるに違いない。筑波大学に入学してよかった~! T-ACTに提出する文案も適当に作っておいた。以下である。

企画名
自由掲示板の設置と運営

活動目的
 いま、私たちが学内になんらかのポスターを貼りたいと思ったとき、まず私たちはサークル等団体に所属し、顧問教員もしくは指導してくれる教員を探し、その直筆のサインが入った「文書等掲示・配布願」を貼る5日前までに各支援室に提出しなければならない、ということになっている。
 大きなサークルの宣伝なら、そうしたプロセスもこなすことができるだろう。しかし、できたばかりの弱小サークル、ゼロから勉強会を立ち上げたい志のある者、何らかの主張を多くの人びとに向けて呼びかけたい者にとって、このプロセスは大きな障壁である。
 そこで私たちは、誰もが規制なく自由に貼りたいものを貼れる、「自由掲示板」の学内での設置を目指す。新たな人びとのつながりを生み出し、私たちの社会をよりよくするための対話を生み出し、地域の人びとと大学の人びととの懸け橋があること。大学とは、本来そういった空間であるべきではないだろうか。そうだとすれば、自由掲示板は来るべき大学のための第一歩となる。

具体的な活動計画
〇学内規則による根拠の確立
 本企画に対する説得力のある批判として、「筑波大学学生の活動に関する法人規程」に抵触するのではないか、というものがありうる。上記の制度が学内規則で定められている以上、たしかに自由掲示板の実現は規則に反する、ということになる。
 しかし私たちはここに関連して、ひとつの輝かしい成功事例を見つけられる。それは、中央図書館前に設置されている、学外者も含めて誰もが自由に本を持ち寄り、持ち帰ることのできる「コミュニティーブックシェルフ」である。コミュニティーブックシェルフで行われていることは、学内規則の言葉では「配布」と呼ばれ、「掲示」と同じ規制を受けることになっている(「筑波大学学生の活動に関する法人規程」を参照)。
 しかし、コミュニティーブックシェルフに関しては、その規制が適用されていない。誰もが支援室の許可なく自由に文書を配布できるのだから。そしてその結果、無秩序や混乱が生じているかといえばまったくそのようなことはなく、管見のかぎりではうまく機能している。自由掲示板は、いわばコミュニティーブックシェルフの「掲示」バージョンなのだから、コミュニティーブックシェルフの学内規則の根拠を確認することで、実現することができる。

〇具体的な設置場所の検討
 自由掲示板の趣旨から、多くの人が集まる場所が望ましい。したがって、最も理想的なのは中央図書館前に設置することである。しかし中央図書館前は空きスペースが少なく、また新しい掲示板を調達しなければならないという問題がある。そこで最初は、学内の至るところにみられる、使われていない掲示板を自由掲示板として有効活用することも考えられる(写真を参照。2B棟で撮影した使われていない掲示板の例)。また、最初にかぎって、図書館内や2B棟など、学内者のみアクセスできる場所に設置するということも選択肢である。これらの可能性も含めて検討する。

〇最低限の取り決めの作成
 いくら許可なく自由な掲示を可能にするとしても、最低限の取り決めを設ける必要はあるだろう。具体的には、個人を誹謗中傷するような内容や、差別、暴力を煽るような内容の掲示は明確に禁止しなければならない。このような内容の掲示の禁止と、万が一掲示されたときに対する措置を盛り込んだ、最低限の取り決めの作成が必要である。

以上の事柄を、ともに運営に協力してくれる方々を探しながら、以下のスケジュールで達成したい。
2025年8月~9月 〇学内規則による根拠の確立
2025年9月 〇具体的な設置場所の検討 〇最低限の取り決めの作成
2025年10月 最初の掲示板の設置 以降、設置場所の増加を視野に入れながら適宜運営について話し合う。

活動場所
未定

対象者
教職員、学生、学外者

予定希望人数
20人

最低必要人数
3人

企画申請者
川上皓陽(人文学類4年)

オーガナイザー
あなたの名前(あなたの所属)

 というわけで、一緒にやってくれる仲間を大募集。まずは順法闘争である。

(2026年1月21日追記)
 こちらの件ですが、①進めようとしたら逆に図書館前の自由本棚が撤去される可能性があること、②企画に携わる人全員のコンプライアンステストの受講結果画面が必要であり面倒臭いこと、のせいで凍結しています……。しかし諦めたわけではありません。実現のみちを引き続き探っていきます。

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