12/3 レイズ "Cedric Mullins"と契約
■契約内容
結論:
レイズは「低コストで復活の可能性がある外野手」を探しており、成績が落ちたものの実績ある Cedric Mullins を“単年7百万ドルで獲得。センターのレギュラーとして想定されている。
契約:1年7百万ドル
レイズの40人枠:満員 → 契約を正式にするため誰かを外す必要あり
■ なぜレイズが Mullins を獲得したか
レイズの外野陣が2025年は壊滅
2025年に外野で200打席以上立った 5人中、誰1人として打撃が平均以上(100 wRC+)に達していない。
該当選手(wRC+全員100未満)
Chandler Simpson
Jake Mangum
Josh Lowe
Christopher Morel(DFA → FA)
Kameron Misner(DFA → Royalsへトレード)
外野のアップグレードは補強ポイントだったが、
大型FA(Tucker, Bellinger)には資金的に参戦不可
中堅価格帯の外野手も不在
GrishamはQO受諾で市場撤退
→ その結果、“復活すればお得“な Mullins に白羽の矢。
■Mullins の特徴
2021年:キャリアハイの「30本-30盗塁」
打率 /.291
出塁率 /.360
長打率 /.518
wRC+:136
HR:30
SB:30
fWAR:6.0
このシーズンはスター級。
■2022〜2024年:安定した総合力(ややパワーダウン)
打率 /.244
出塁 /.311
長打 /.407
wRC+:103(平均より少し上)
HRは15〜18本の間を推移
SB:3年で85個
fWAR累計:7.7(年間2〜3勝レベル)
“そこそこ良い選手“という評価に落ち着く。
■ 2025年:4月は絶好調 → その後大失速
4月終了時
HR:6
打率 /.278
出塁 /.412
長打 /.515
wRC+:163
→ FA前で9桁契約(100Mドル)も狙える勢い
しかし…
5月〜シーズン終了
打率 /.198
出塁 /.263
長打 /.355
→ Mets へトレードされても改善せず
最終成績(2025)
.216/.299/.391
wRC+:94(平均より6%低い)
■守備力もピークアウト
Statcast(OAA)
2021:+10
2022:+10
2023〜2024:+5未満
→ 上位の名手から「やや上」のレベルへ低下
DRS
2024:-4
2025:-14
→ この2年は悪化
31歳なので守備低下は想定内。
■レイズの狙い
単年で“復活したら大勝利"
低コストでリスク小
センター守備がまだ平均以上の可能性あり
トラックレコード(実績)は十分
外野が不足しているレイズには即レギュラー
センター:Mullins
コーナーは Josh Lowe、Simpson、Mangum などで競争
さらに若い外野陣のメンター役も期待。
■ レイズの財政事情も関係
2025年はマイナー球場への移転で収入が減少。
→ 観客数減、追加の施設コスト
→ もともと小規模予算だが更に節約傾向へ
その影響で
Pete Fairbanks の11Mクラブオプションを拒否(1Mの違約金払って放出)
2026年予算は 77M(Mullins前)と低水準
大型FAと競合する余裕はない。
