12/3 ホワイトソックス "Anthony Kay"と契約
■ 契約内容
2年・総額1200万ドル(2026〜2027)
年俸は毎年500万ドル。
2028年に相互オプション1000万ドル
→ バイアウトは200万ドル。出来高最大150万ドル。
近年はNPBの横浜DeNAベイスターズで活躍し、それを評価されてMLB復帰。
■ MLB復帰の背景:日本球界での“再生”
Kayは2019〜23年までMLBで結果が出ず、防御率5.59、四球率が高い投手だったが、日本に来てから大きく改善
● NPBでの成績(横浜DeNA 2024–2025)
48試合 / 291.2イニング
防御率 2.53
奪三振率 20.9%
四球率 7.9%
ゴロ率 54.5%
→ 制球が改善し、ゴロを量産する投手に変貌。
● 球種も大幅に進化
MLB時代:
4シーム: 94.1 mph
カッター: 87.9 mph
スライダー: 86 mph
NPB後:
カッターが+3マイル
新球:シンカーを習得 → ゴロを増やす要因
スイーパー、チェンジアップ、カーブも混ぜて球種が多彩に
→ "まったく別の投手" に生まれ変わったという評価。
■ ホワイトソックスの狙い
GMのChris Getzは「元1巡目指名の投手をアジアリーグから安価で拾う」戦略を好んでいる。
● 過去の成功例:Erick Fedde
韓国KBOで活躍 → シカゴが2年1500万ドルで獲得
2024年途中、価値上昇後に好トレードを実現
その見返りで得た選手がミゲル・バルガスなど
→ 若返りに成功
今回もKayが活躍すれば “高値で売れる” 可能性。
ホワイトソックスは再建期なので、
“当たればトレードチップになる”
外れても“損失は年500万ドル”
というローリスク・ミドルリターンの投資。
■ ローテーション事情
現時点の先発候補はやや不安定で、実績が少ない若手中心。
現状ローテ候補
Shane Smith(2025年ERA 3.81)
Sean Burke(4.22)
Davis Martin(4.00前後)
Anthony Kay
Jonathan Cannon(2025年に苦戦)
→ 実績豊富な先発がいないため、Kayには “ローテ上位” の期待もある。
■中盤以降に昇格し得る有望株
Ky Bush(TJ手術明け)
Drew Thorpe(同じくTJ明け)
Noah Schultz(トッププロスペクト)
Hagen Smith(同じく上位評価)
夏頃に若手が来るまでの“つなぎ”としてKayが重要。
■ さらに補強する可能性も高い
チームの2026年の総年俸はまだ6800万ドル程度でかなり低い。
→ 1年契約のベテラン先発を複数取りにいく余地あり。
候補例として記事内に出ているのは:
Michael Lorenzen
Patrick Corbin
Nestor Cortes
Walker Buehler
Dustin May
など
