今だからこそ楽しめる「国語便覧」のススメ。
今、国語便覧が流行っているらしいんですよ。発端はこのポストあたりなのかなぁ…?と思うんだけど。
「物知りだなー」と思う大人、授業中に進行無視して国語便覧読んでたタイプの人間が多い
— ジャンヤー宇都 (@utojunya) April 25, 2025
その結果、GWごろから大人がゴリゴリ国語便覧を購入しまくっているそうです。

『プレミアムカラ-国語便覧』(数研出版)どど~んと入荷しました❗️#国語便覧 が巷では話題ですが、コスパ最強の学校教材が大集合📣『詳説日本史図録』『詳説世界史図録』(山川出版)は歴史物のドラマ・映画鑑賞のお供にお勧めです📜ほか公共・地理や倫理用語集、百人一首まで大人の学びにも是非! pic.twitter.com/RdJASUoBnJ
— 紀伊國屋書店横浜店 (@Kino_Yokohama) May 1, 2025
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— ブックファースト公式 (@book1st_1996) May 22, 2025
学校の資料集は
教養の宝庫だ!
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六甲店より、SNSで話題の『国語便覧』(数研出版/990円) をはじめとした「便覧・図録・資料集」コーナーをご紹介!
大人になって改めて見ると、どれも内容のリッチさに驚きます! カラーで見やすく低価格でコスパ良し✨一生モノの教養が揃っています! pic.twitter.com/vpX2zTGYWe
『プレミアムカラー国語便覧』(数研出版)
— 丸善 八尾アリオ店 (@maruzen_yaoario) May 24, 2025
なんとなく開いたページに掲載された情報量が物凄い!!古代から令和、日本だけでなく所縁ある海外の情報まで網羅されております。
大人になって改めて出会う便覧もまた良き。 pic.twitter.com/ligdMakdek
で、確かにわたしも中学・高校時代にはめちゃくちゃ読んでいたな~と思ったので、今回「おすすめの本」として国語便覧を挙げようと思った次第です。
お宝だらけの国語便覧
そもそも便覧って何…?という方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明すると、要は「国語版の資料集」みたいなものです。
教科書に登場する文学作品に関する説明や、それらが書かれた時代の文化についての解説が掲載されています。

見ての通り情報量が非常に多く、読み応え抜群。
退屈な授業中のお供にぴったりです。
ただ、最近は学校での配布はされていないのかな…?若い人は「知らない」って答えるかも。2017年のも、当時の生徒が「見たことがない」って言ったのをきっかけに数冊購入&寄贈したのを覚えています。
かなり古い時代の内容から、その時点での最新文学情報まで。本当にありとあらゆる情報が詰め込まれた国語便覧。めちゃくちゃ大好きで、授業中にも自宅での勉強の合間にも読み漁っておりました。
何の役に立つかって?人生が豊かになるのよ
近年、「古典不要論」とかよく耳にするじゃないですか。
「生きていくうえで必要ないから、学校で教える必要もないんじゃないか」っていうアレ。
わたしは正直その論に対しては「ばっかじゃねーの?」と思っています(暴言失礼)。
人生って、少なくとも現在の平和な日本における人生って、「生命活動が維持できていればOK」というものではないと思うんですよね。充実した人生を送るためには、その人なりの生き甲斐とか趣味とか、そういう目に見えない要素も必要でしょう。
「いろんな文学や芸術に触れた経験」って、自分の思考・嗜好を知るきっかけになったり、価値観の土台になったりすると思うのですよ。
これは別に、古典に限った話ではありません。国語に限定する必要もないと思っています。歴史でもいいし天文学でもいいし、音楽でも美術でも何でもいいんです。
ただ、すっごく単純に「いろんなモノに触れた方がいいよね」って話。
「元ネタが分かる」って、楽しいことだと思う
いろんなことを知っていると、新しいものに触れたときにも異なる楽しみ方ができたりします。
「春があげぽよ」が面白いのは、「春はあけぼの」という枕草子の一節を知っていて、さらに「あげぽよ」という2010年頃(だっけ?)のギャル語を知っているからこそ笑えるわけですよね。
「あげぽよ」側が廃れてしまった2025年の世の中では、若い子にこのおかしみは正しく伝わらないと思います。
あるいは「文豪ストレイドッグス」という作品。わたしは自分で見たことはなく、タイトルは知っている程度の知識しかありませんが、「文豪の名を持つキャラクターたちによる異能バトルもの」だと思っていただければ多分大体合ってるはず。
国語便覧オタクだったわたしは、以下の登場人物がどんな能力名なのかを一発で言い当てられました(具体的な能力は無理ですよ)。
中島敦・太宰治・江戸川乱歩・谷崎潤一郎・宮沢賢治・与謝野晶子・福沢諭吉・田山花袋・芥川龍之介・中原中也・尾崎紅葉・梶井基次郎・夢野久作・森鴎外・坂口安吾・夏目漱石
もちろん、文ストから元ネタに興味を持って調べるっていうアプローチも大いにアリです。
でも、最初から知っている方がニヤニヤできるじゃないですか。「この作家が登場したらどんな能力かな?」とか想像できたりもするしね。
ビバ・無駄知識。
「共通言語」が減りつつある世の中で最後の救いになるのは「国語の教科書」かも
周りにお子さんがいない人にとっては怖い話かもしれませんが…
今の小学生の中には「桃太郎」も「かぐや姫」も「シンデレラ」も知らない、という子が増えてきています(ついでにサザエさんやちびまる子ちゃんを知らない子はそれ以上に増えました)。
生まれたときからスマホが存在していた世代ですから、「桃太郎」を知るきっかけや必要性が彼らにはなかったんですよね。
…ねぇ今、「桃太郎」を知らない子どもと聞いてゾクっとしませんでしたか?
別に、桃太郎を知らなくても生きていけるんです。でも、何か自分の中の「当たり前」を崩されるような、そんな気持ちを抱いたのではないでしょうか。
「同じ文化を共有している」って、そういうことなんじゃないかな~と思います。
そんな彼らも「スイミー」とか「一つの花」とか「ごんぎつね」なら知っている。それは国語の教科書に載っているからです。
国語ってそういう意味ですごく重要な教科なんじゃないかなと、最近強く思うようになっています。古典も小説も、やっぱり必要なんじゃないかなぁ。
というわけで便覧を読もう
何の話だか分からなくなっちゃいましたね。
わたしが言いたいのは
「幅広い文化に触れるのは心を豊かにする素晴らしい営みだと思う!
日本の文学について知りたいならまずは国語便覧がおすすめ!」
ということです。
実は、Webライターラボのコラム企画「おすすめの本」に参加しようと思って書き始めた記事だったのでした。
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国語便覧はいいぞ!
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ちなみにこの記事を書くにあたって懐かしくなったので、今回自分でも一冊注文しちゃいました。
アフィリエイトリンクとかじゃないので安心して踏んでください(笑)
Discord名:田中 歌耶子
#Webライターラボ2505コラム企画
