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「子なし」「DINKs」という生き方を「選んだ」という表現も違う気がする[1000文字コラム]

わたしは今年45歳になります。夫とは24歳のときにお付き合いを始めて、27歳くらいで結婚したんだったかなぁ。

そんな田中家には子どもがいません。
結婚する前、交際時代からその予定はありませんでした。

子どもがいない夫婦にはいろんなパターンがあると思います。

うちの場合は「双方が子産み・子育てにまったく興味がなかった」パターンです。真剣な話し合いをしたこともなく、あっけらかんと「うちはいいや」という結論に至りました。

よく「選択子なしの道を選んだ」とか「DINKsという生き方を選んだ」って表現を目にするんですが、わたし、これも違う気がするんですよね。

最初から子どもを産むつもりがなかった人が同種の人間と出会って結婚した結果、周囲から『あの人なんで子どもがいないのかな』と思われる状態になってしまった
…というのが一番しっくりくる感じ。

一応ね、若い頃にちゃんと考えてみたことはあるんですよ。

「自分はなんで子どもを欲しいと思ったことがないんだろう」って。

それこそ20代~30代前半の、自分も結婚して、周りの子たちも続々と結婚・出産していって…という時期にはちょこちょこ考えていました。

でも、どれだけ考えても(言うほど時間を割いて考えたわけでもないんですが)「じゃあ産むか」とはならなかったんですよね。

いろいろと理屈はつけられるんです。

  • 育った環境がアレだったから「正しい家族像」がわからない

  • アレな要因となった母が何故そうなったのかうっすら理解している

  • 自分もアレになりそうな人間だという自覚がある

  • アトピーとかADHDっぽさとか引き継がせたくない因子が多い

  • 出産とか痛そうで怖い

  • 「普通の女子」が苦手過ぎて「ママ友付き合い」とか多分できない

なんかこうやって言葉にしてみると重い…というか、めんどくせー感じになってしまいますね。

でも家庭環境がー、とかも客観的な後付けの理由に過ぎなくて、わたし自身は本当に、子どもの頃から「自分が母親になる未来なんて1ミリも想像できねぇ」と思っていただけなんです。

「なんで子ども欲しくないの?」
という質問は、わたしにとっては
「なんで鉄道模型にハマらなかったの?」
くらい意味不明なもの。

そんな子持ち願望ゼロのわたしですが、40歳を過ぎて流石に「お子さんのご予定は?」って聞かれることもなくなってきました。

だから最近、めっちゃ楽なんです。

今はただ、同種の夫と出会えた幸運について神に感謝するのみ。

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