贅沢な自分時間*コンサートへ行って思うこと
ピアノが大好きです。
ピアノのコンサートへ行きたいと
ずっと思っていたけれど
なかなか自分時間を持てずに諦めていました。
今年
仕事がフルタイムになりますます忙しい毎日。
もう自分がやりたい事なんて全部後回し。
そう覚悟を決めていました。
ところが予想外な事が起きました。
夫の扶養から外れて
自立したような気持ちになり
心が自由になったのです。
子供達も気付けばすっかり大きくなりました。
今までは仕事以外の時間は
母として妻として家にいるものだと
思い込んでいたけれど
やっと
私の楽しみのために
家を留守にしてもいいのではないかと
思えるようになったのです。
ピアノを再開しようと思いました。
素敵な先生との出会いがあり
少ししか練習する時間はないけれど
ピアノが楽しくて楽しくて
充実した毎日になりました。
フルタイムの仕事に慣れてきた頃
クラシックのコンサートを
色々調べるようになりました。
特別に好きな演奏家がいる訳ではないのですが
やはり有名な方達の演奏を聴いてみたい。
ところが
行きたいと思った時にはチケットは完売。
呑気に調べていても行けないと知りました。
聴いてみたいコンサートの予定を調べ
発売日や抽選なのか先着なのか
いざチケットを買うために頑張ります。
やっとチケットが取れたコンサートは4月。
そこから順調に
毎月のように
コンサートへ行く事が出来ています。
とても贅沢な自分時間です。
そうやって手に入れたチケットを持って
ワクワクしながら当日を迎えます。
ピアノを習っていても
クラシックの知識がある訳ではありません。
有名な曲はわかっても
曲名や作曲家はわからないし
同じ時代の作曲家や時代背景等は
ちっともわかりません。
それでも自分がピアノを弾くから
どんなに難しいかはわかります。
1曲を仕上げるのがどんなに大変か。
それをいくらプロの音楽家だからといって
簡単に弾けるようになる訳ではないはずです。
私の想像を越えるような努力の積み重ねで
本番を迎えているのだろうと思うと
演奏を聴く前からすでに感動してしまいます。
色々なコンサートホールにも行きました。
どのホールも素敵です。
大きいホールも素晴らしいし
小さいホールだと演奏家との距離が近くて
それもまた素晴らしいです。
どのホールに行ってもそこに集まっているのは同じように音楽を楽しみにしている人たち。
それだけで仲間のような気持ちになります。
演奏を聴いて
ここがどうだった、あそこがどうだった、と
評論家のような事は何も言えません。
何を聴いても凄いなと
ただただ感動してしまいます。
心の底から感動した時は
勝手に鳥肌が立ちます。
ある時は自然と涙が溢れてきます。
ニコニコしながら聴いている時もあります。
このままずっと聴いていたいなと思います。
そして思うのです。
ピアノ、バイオリン、オーケストラ
どのようなコンサートであっても
伝わってくる説明出来ない何かがあります。
演奏しているのは楽器ですから
言葉はありません。
その演奏者の心の声が届くのです。
それを全身で感じて感動するのです。
プログラムに
演奏者や演奏曲の紹介があります。
少しでも知りたいと思ってじっくり読みます。
曲の合間に曲紹介やご自分の事を話してくれる事があります。
こんな声でこんな話し方をするんだと
少し身近に感じます。
演奏の印象と同じだと嬉しくなるし
意外な印象でも
その後の演奏を聴くのが楽しみになります。
私は演奏を聴きにコンサートへ行くけれど
何より演奏者の事を知りたい。
調べればいくらでも情報はあるのでしょう。
そうではなくて
生の演奏、生の声を聴く事で
少しでもわかる事が嬉しいのです。
これからもチケットが取れれば
色々なコンサートへ行きたいと思います。
第二の人生が始まったかのような
楽しい日々です。
いつまで続くかわかりませんが
これからもコンサートを楽しみに
日々を乗り越えていきたいと思います。

