母になってから出来た友達
「大勢が苦手」
自己紹介する時に言いたいくらいだけれど
初めましての人にはなかなか言えないこと。
子供が産まれてから
「ママ友」集団が本当に苦手だった。
確かに同じ年の子供の悩みは共通する部分があり同じ悩みがある事がわかると安心したりもした。
だけど
そこまで誰かと比較しなくてはいけない?
そこまで誰かの噂話をしないといけない?
そこまで自分の子供の話を謙遜しながら話さないといけない?
「ママ友」という新しい世界は
私にとってはとても難しかった。
子供達が幼稚園だったとき
同じ幼稚園で出会った他の学年のママと友達になった。
子供を通して知り合ったのではなく
幼稚園の行事で「自分」として出会ったのが良かったのかもしれない。
その幼稚園は保護者活動が活発な幼稚園で
しかもまだその頃は
専業主婦の家庭が多かったので
色々な行事に保護者も参加する事が多かった。
毎月の誕生日会やクリスマス会では
保護者が集まって劇やコーラスを披露した。
一度自分の子供の誕生月にピアノを弾いたのがきっかけで
大きな行事でもピアノを担当するようになった。
コーラスや劇に合わせてピアノを弾くのは
新しい世界で楽しかった。
その時に声を掛けてくれたのが
今も仲良くしているAちゃん。
Kayさんのピアノは音がキラキラしてて
思いやり溢れる演奏で
本当にすごいと思う‼︎
彼女にそう言われた時
お世辞ではなく本心で言ってくれてるのが伝わってきて
私も心から「ありがとう‼︎」と答えられた。
それがキッカケで
なかなか知り合う機会がない他の学年のAちゃんとよく話すようになった。
子供同士は学年が違うので友達ではない。
お互いの子供達が人見知りで
幼稚園の隣の公園で遊んでいても
子供同士で遊ぶというより
親と一緒に遊びたがる。
集団にいない二人はなんとなく自然と
一緒にブランコに乗ったり砂場で遊んだり。
そこで色々話すようになった。
お互いに一番上の子は別の幼稚園で
引っ越して来て
下の子からこの幼稚園に通い始めたとか
お互いに帰国子女だったりとか
色々と共通する部分があったのだと思う。
だけど何より
気が合う
考え方が似てる
という事なんだと思う。
大勢でワイワイよりも
少人数でじっくりが好き。
一人で行動するのも好き。
きっと波長が合うとは
こんな事なんだろうと思う。
そんな友達。
子供達が大きくなってもずっと
付き合いが続いている。
家も近いからきっと
このままずっと友達でいられるかなと
私にとっては心強い存在。
家族の話はもちろん
自分たちの話もたくさんした。
相談したい事があれば彼女に話す。
でもほぼ決めていることを
背中を押してもらう感じ。
もちろん意見を求められればお互いに言う。
でもどちらかというととにかく話を聞く。
彼女も同じ。
話しているうちに気持ちが整理され
話終わった時には、もう大丈夫‼︎
そんな会話が心置きなく出来る友達。
専業主婦時代は
私たちって世の中から取り残されているよね…
と落ち込んでみたり
いやいや、私たちが居なかったら家族は成立しないよね、と励ましあったり。
そのうち子供達が大きくなり
そろそろ仕事しようと思う、というタイミングもほとんど同時。
だからと言って一緒に何かをする訳ではない。
次に会ったときに
そう言えば履歴書かいたんだ、
とか
面接に行ってきた、
などの報告をする。
すると
同じような時期に履歴書を書いて就職活動を始めていたことがわかって心強かったりとか。
友達なんだけど
ベッタリし過ぎず
お互いが自分をちゃんと持っている感じが
心地良い距離感。
今は二人ともフルタイムで働いている。
全然違う職種なので
仕事の話を聞くのも楽しい。
前みたいに
週に一回は一緒にウォーキング、
なんて出来なくなってしまったけれど
週末にウォーキングに行ったり
たまに同じ日に有給休暇を取って
ウォーキングを兼ねて遠くまでランチに行く。
行ってみたいお店の好みも似てるから
たまたま通りかかった素敵なお店があれば
今度Aちゃんと一緒に来よう♪と思う。
そんな何でも相談できる信頼できる友達が近くにいて良かったなぁと思う。
昔を振り返ったとき
幼稚園のママ友問題について
色々思い出しました。
いつの時代も同じ様に悩む人はいるのだと思います。
自分の気持ちを曲げて付き合うのは大変なこと。
子供の為にと無理をすることもあるかもしれません。
過ぎ去ってみれば
それはほんの数年間のこと。
そして子供達は母の気持ちというのは
何となくわかるものなのでしょう。
母が思っている以上に
子供はたくましく育つ気がします。
私は自分と同じ考えの人と巡り会えたので
本当に本当に心強かった。
彼女と出会う前の私は無理ばかりしていた気がします。
いつかAちゃんに、ちゃんとありがとうを伝えようと思います。

