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#14 『金持ち父さん、貧乏父さん』を読んで、わが家のことを考えてみた


1.あらすじ

もしあなたの家族に、
二つの生き方があったとしたら。

一方は、お金に働いてもらって暮らす人。
もう一方、自分の体を使って働き、お金を得る人。
そう聞くと、
「うちには関係ない話」と思うかもしれません。
でも実は、
多くの家庭に形を変えたこの二つの生き方が
存在しています。

自分の体を使って働く父と、
土地や不動産に働いてもらう叔父。

どちらもきっと、あなたの身近にもいるはずです。
私がこの構造に初めて気づかされたのが、
『金持ち父さん 貧乏父さん』という本でした。

ロバート・キヨサキさんが書いた、
お金の考え方についての世界的ベストセラーです。
最初に読んだときは、正直、
意味がよくわかりませんでした。

でも、何度か読み返すうちに、
「本当のお金の動かし方」について
少しずつ見えてきました。

そして、あるとき気づいたんです。
これ、うちの家系の話そのものじゃないか、と。

今回は、その実話を交えてお話しします。


2.遺産相続

私には、金持ち父さんにあたる叔父と、
別の生き方を歩んだ父がいます。

叔父は長男、父は次男です。

祖父はもともと農業を営んでいました。
ですが、農地改革によって土地を手に入れ、
その土地がのちに市街地化されたことで、
大きな資産へと変わっていきます。

その後、テナント経営やアパート経営によって、
土地から収入を生み出す仕組みを築きました。

長男である叔父が、
その資産と経営を引き継ぎました。

一方で、父は高校卒業後に東京へ出て、
働きながら自分の力で生活を築いてきました。

父は本当に働き者です。
私自身、そんな父の姿を心から尊敬しています。

70歳を超えた今でも、
一生懸命働きながら家族を支えてくれています。

父も祖父から遺産の一部を譲り受け、
そこに家を建てました。

振り返れば、
私たち家族も恵まれた環境にいたのだと思います。

ただ、

同じ「資産」を受け継いだとしても、
それをどう活かすか、

どんな考え方で向き合うかによって、
その後の人生は大きく変わる。

私はこの違いから、
お金について多くのことを学びました。

3.現在の状況

叔父は40代の頃、大きな病を患いました。
一時は命の危険もあるほどでした。

今も体は強くありませんが、
元気に暮らしています。

叔父は祖父から引き継いだ
土地や建物を守りながら、
現在も収入を得ています。

自分の時間を切り売りして働くのではなく、
受け継いだ資産が収入を生み出してくれる。

まさに「お金に働いてもらう」という生き方です。

今でも、暮らしぶりは豊かなままです。

父はというと、
「うちには遺産がないから」
と考えて、
自分の力で働いてお金を得る道を選びました。

人のために一生懸命働き、
その対価として収入を得る。

父はその生き方を貫いてきました。
ずっと働き続け、家族を守ってきた父。

叔父とはまったく違う形ですが、
どちらも自分の人生を
精一杯歩んできたのだと思います。

4.どちらが正しい、ではない

どちらの生き方が正しいか。
そんな単純な話ではありません。

お金に働いてもらい、
資産から収入を得る叔父。

自分の体を使い、
働くことで収入を得てきた父。

どちらにも、それぞれの価値があります。

叔父は、受け継いだ資産を守りながら
生活を築いてきました。

父は、自分の力で働き続け、
家族を支えてきました。

どちらも、
人生に対する一つの答えだと思っています。

ただ、
私はここで一つの大切な違いに気づきました。

父の生き方は、
健康で働き続けられることが
前提になっているということです。

もちろん、年金という支えはあります。
それでも父は今も、
自分の体を動かして働くことを選んでいます。

一方で叔父は、
体が思うように動かない時期があっても、
土地や資産が収入を生み続けています。

この違いは、
私にとってとても大きな気づきでした。

このことは、遺産があるかないかに関わらず、
労働収入を中心に生活している人であれば、
誰もが一度考える価値のあることだと思います。

もし自分が働けなくなったとき
お金はどうなるのか

その問いを持つことが、
資産形成の第一歩なのかもしれません。


5.自分の出した答え

私はこれまで働いてきて、
時間のなさや、不自由さ、
やりたくないこともたくさん経験してきました。

だからこそ、
時間や心に余白のある暮らしをしている叔父を、
正直うらやましいと思うこともあります。

でも、私には、
叔父のように受け継いだ資産はありません。

この先も、
働き続けることだけに頼る人生ではなく、
いつか自分の体が動かなくなったとしても、
安心して暮らせる土台を作りたい。

そう思ったことで、
投資を始める決断に至りました。

もちろん、労働を否定するつもりはありません。

父の生き方も、
これまで書いてきた私自身の働き方も、
大切なものです。

ただ、人生には予想できない出来事があります。

私のように突然の交通事故を
起こしてしまう人もいます。

病気やケガ、年齢による変化。

そんな時でも、
自分や家族を守れる選択肢を持っておくことは
大切なことだと思います。

だからこそ、

働くことで得る収入に加えて、
お金にも働いてもらう仕組みを
コツコツと作っていく。

それが、私の出した答えです。

目指しているのは、
ただお金持ちになることではありません。

人生に余白を作り、
大切な人を守れる安心を持つこと。

それこそが、私にとっての資産形成であり、
私の出した答えです。


6.まとめ

叔父も、父も、私にとっては特別な存在です。

そして、この二人の生き方は、
決して私の家族だけの話ではないと思っています。

働いて収入を得るのか。
それとも、
資産にも働いてもらう仕組みを持つのか。

多くの人が、意識することなく、
どちらかに偏って暮らしています。

もちろん、働くことは大切です。
健康で働ける間は、
労働収入が生活を支えてくれます。

ただ、人生には予想できない出来事があります。

病気、ケガ、年齢による変化。

その時に、
自分や家族を守る選択肢を持っているかどうか。

私はそこが大切だと感じました。

前回書いた支出の最適化で生まれた余白を、
私は少しずつ投資に回しています。

やってみたい仕事

大切な家族

好きな趣味

限りある時間を、
自分が大切にしたいものへ使っていくために。

働くことも、資産形成も、どちらも大切です。

ただ、
働くことだけに頼らない選択肢を持つことで、
人生の安心につながると思っています。

それが、この本と、
私の家族の姿から学んだことです。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

次回は、「覚悟の磨き方」という本を題材にした
実話を書いていきます。

あなたの身近にも、
「働いてお金を得る人」と
「お金に働いてもらう人」はいますか?

もしよければ、コメントで教えてください。

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