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noteのアルゴリズムをAIと解析してみた──公式の「よく読まれた記事」はどう決まる?

note公式がお知らせしてくれた「今年よく読まれた記事」、自分のダッシュボードと全然違って、不思議な感じがした自分がなんとなく思っていた「よく読んでもらった記事」とも、全然違う。

そこでこの記事では、このズレの原因――note公式はなにをもって「よく読まれた記事」と考えているのか?――について考えてみた。仮説はAIといっしょに考え、計算部分は全部AIにおまかせし、本文はわたしが書いた。


note公式は何をもって人気記事と考えているのか検討する

ビュー数とスキ率は重要か

まずはnote公式による「よく読まれた記事」3選と、わたしのダッシュボードにある上位記事を見比べてみてほしい。

 note公式による「よく読まれた記事」3選
自分のダッシュボードの表示の上位6位まで。
2025年6月からnoteをはじめたので、半年分が表示されている。

1位の記事は自己紹介記事で、ビュー数もスキ数も飛び抜けていて文句無しによく読んでもらっている記事だ。ところが、公式による2位は、ビュー数でもスキ数でもスキ率(スキ数/ビュー数で計算)でもダッシュボード2位「富士山ド初心者が富士山に登って友情を失った話(前編)」に及ばない。

もしかすると、集計日にはビュー数が上回っていたということも考えられるが、スキ数が全然違うし、厳密にビュー数とスキ率での判定とはいえないんじゃないだろうか。

さらに、公式3位は、ダッシュボードとはかなりかけ離れた順位になっている。ダッシュボードでは9位につけていて、スキ数もまったく多いとはいえない数(なんと、12月18日時点でその数、7)。

2023−24年のnote公式記事では、読者人気の高い有料記事の選出に、「販売数や読者のスキ率(※)などの指標をふまえて」との記述がある。

今回対象になっている記事はすべて無料記事なので、販売数は関係ないとして、スキ率という点でもnote公式による2位、3位の記事はよろしくない。2位の記事は3%(15/470, スキ数/ビュー数で計算)、3位は2%(7/328)と、正直いって、ダッシュボード上位の記事のどれよりも低い。

ビュー数やスキ率などの、単純な順位づけではなさそうだ。

読了率は重要か――読了率を自力で推測する

創作大賞2025の選考結果についての公式記事では、「スキの数やコメント数、読了率などを総合的に判断」とある。また、会社やブランド向けのnote proというサービスには、読了率を表示する機能があり、こちらも重視されているようだ。

さて、読了率を実際のデータから抽出する方法がないので、ここでは字数を手がかりに読了率を推測してみる。ダッシュボード上位12位までの文字数は以下のとおり。

ダッシュボード上の人気記事 文字数一覧
(note公式による人気記事上位3位までは🔴がついています)

Claude Opus 4.5にURLをあたえて、字数をかぞえてもらった。

ぱっとみて気づくのは、note公式による人気記事3位までは、すべて2000字弱の字数だということだ。ただし、これだとまだ2000字前後で他にビューやスキが多い記事があるので、説明にならない。

仮に、2000字程度をもっとも読みやすく、ある程度内容も充実している可能性がある字数だと考えて、2000字を基準に長くなればなるほど読了率が低下していくとする。

記事の文字数/2000= 読了率補正数
 読了率補正数は2000字を1.0とし、それより長いと減っていく。

さらに、これをビュー数にかけて、それぞれの記事のスコアを出してみる。

推定の読了率補正をかけたダッシュボード上位12記事

だいぶ公式の上位記事順位に近づいてきた。読了率は、公式でも言及されているとおり、アルゴリズムの重要な要素のようだ。

ただし、ここにも「note1ヶ月更新、楽しく達成!」という人気記事が3位にいる。これが「よく読まれた記事」に入ってないのがそもそも疑問だったのだ。まだなにか別の重要な要素がありそうだ。

人気記事を決める隠れた要素とは

さて、ビュー数やスキ率、読了率だけではやはり公式による上位3記事の順番にはならないということがわかった。では、他にどんな可能性があるだろうか。

ここからはさらに推測の部分が大きくなるので、そのつもりで読んで欲しいが、この上位3記事をみていて、ふと思うことがあった。

「この2位と3位、どっちもサンフランシスコ推しなんだよな〜…」
「それと、この2つとも、Threadsで投稿したときにコメントとかたくさんもらって地味〜にバズったんだよな〜…」

ちなみに弱小アカウントなので、バズったといってもコメント数件とか。ふだん投稿している犬の写真はビュー数とスキ数がよく伸びるのに、この2つの記事に関してはスキはつかないものの、コメントがとにかく活発にきていた印象だったのだ。

と、いうことで、外部リンクからの流入が重視されているのではないか?という仮説を立てて検証してみる。

まず、Googleなどの大手検索エンジンで、記事のタイトルに含まれるキーワードを2つ組み合わせて検索してみる。問題の2位と3位は、それぞれかなり上位に表示される。

「サンフランシスコ」「図書館」での検索画面。
なんとサンフランシスコ公立図書館の次に表示される。
「サンフランシスコ」「ナイトライフ」なんと、一番上?!

外部流入は重要な要素になりそうだ。

そこで、ダッシュボードの上位12記事について、記事タイトルから2つキーワードを抽出し、その組み合わせでGoogleの検索上位に表示されるかどうかを確認し、それをもとに外部流入係数と、ビュー数をかけ合わせたスコアを出してみた。

公式による「よく読まれた記事」の上位3つと、スコア上位3つがついに完全一致した。外部サイトからの流入は、note公式によって高く評価されているようだ。

まとめ:noteの公式アルゴリズムは、何を重要視しているのか


現時点での推測としては、noteのアルゴリズムは
1. 単純なビュー数は評価されるが、要素のひとつ
2. コメント数はあまり重要視されてない可能性が高い
3. 読了率が重視されている
4. 外部流入(外部リンク、外部サイトからnoteへの流れ)も重視している
と考えられる。

ちなみに、この記事はちからを入れて書きすぎて2600字になってしまった。
公式による「よく読まれた記事」と自分のダッシュボードの違いから、はじまった考察でしたが、AIのおかげで楽しく結論までたどり着いた。

みなさんの「今年よく読まれた記事」はどうでしたか?


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