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勝ち続ける意志力 梅原大吾

今日は思い出を呼び起こしつつ、日記、読書感想文のつもりでこの本について書いてみる。

本日1月31日は、ストリートファイター6のプロリーグ「SFL」のグランドファイナルが行われている。

『勝ち続ける意志力』の著者であるウメハラさんも、チームREJECTのメンバーとして出場している。

自分は大学生の頃にストリートファイターIVにハマり、ゲームセンターにもよく通っていた。今でもときどき格闘ゲームの大会を配信で観ている。

スト6では若いプレイヤーの台頭が著しいけれど、自分が熱中していた時代のお手本だったプレイヤーたちが、今も第一線で若手と戦っている姿を見ると素直に嬉しくなる。

本の中でウメハラさんは「変化し続けることこそ成長だ」と書いている。

SFLで彼がどんなプレイを見せてくれるのか、楽しみにしている。

ちなみに、同じチームメイトで長年活躍し続け、今なお最強候補のふ〜どさんは化け物だと思っている。(笑)


そして世界一になった


本作の序盤では、幼少期から中学生の頃アメリカのプレイヤーとの世界一決定戦に勝利するまでが描かれている。

そこにあったのは、ゲームが好きだという純粋な気持ちと、周囲から浮いている感覚や劣等感だった。

読んでいて、成功譚というより生き残ろうとしている少年の葛藤を感じた。

自分が小学生の頃は、任天堂64の『大乱闘スマッシュブラザーズ』が流行っていて友達と集まって遊んでいた。

負けても、そこまで悔しいとは感じなかった記憶がある。

ただ、もしあれがゲームセンターでお金を入れて対戦するゲームだったら話は違ったのかもしれない。

負けたら終わり、という空気の中なら必死になっていた可能性は高い。

ウメハラさんは「自分を好きでいるために」格闘ゲームに打ち込んだと書いている。

アメリカで世界一になる経験なんて、そう簡単にできるものではない。

今も第一線で戦い続けているウメハラさんを作ったのは、この子供時代だったのだろうと思う。

個人的には、この序盤の章がいちばん心に残った。


まとめ


その後、ウメハラさんは格闘ゲームを突き詰めても未来が見えないことに絶望し、雀士を目指し、さらに介護の仕事に就いていた時期も描かれている。

今ではプロゲーマーを目指す子どもや若者も珍しくないけれど、当時は「どうすればプロになれるのか」なんてほとんど誰にもわからなかったはずだ。

それでも、コミュニティ主導の大会の熱量やニコニコ動画でのスト4ブームを思い出すと、確かに下地はあったのかもしれないと思う。

自分自身も、ゲームセンターで対戦して知らない人と話したり、上手い人のプレイを横で見たりしていた時間はとても楽しかった。

同時に、あそこまで突き詰めることは自分にはできない、とも感じていた。

本書に書かれているウメハラさんの取り組みや考え方は正直に言えば参考にならない・できない部分も多い。

それでも、プロプレイヤーがどんな覚悟でゲームに向き合っているのかを知ったうえで大会を観ると面白く大会を観れる。

ウメハラさんは常に変化したいと語っている。

だからこの本の内容も、すでに更新されているのかもしれない。

それでも、スト6から彼を知った人には歴史本を読むつもりで読んでみてほしいと思った。

SFLの結果も気になる。
ウメハラさん含め全ての出場選手が素晴らしいプレイが出来るように祈っている。




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