お題・芸術『新任教師』#風まかせ文芸部
*参加させて頂きます。宜しくお願い致します。<(_ _)>~✨
*天国・雲の上にて
天国には天使たちが暮らす雲の地域が幾つもあります。
様々な星々で生きていた魂が天使に還って、目的に応じた
世界を求めて学んでいます。
地球という星に《人間(ヒト)》として生まれ変わる前に
様々な知識を学ぶ義務もあります。
学校には様々な教科があって、その中には『芸術』もあって
今日は新任の神様先生の初授業です。
今までの白くて長い髭の神様とは、ちょっと雰囲気も違うようです。
生徒の天使たちに向けて、芸術 の授業が始まるようです・・・
「 芸術は爆発だ!!! 」
先生の突然の大声に、ビックリした天使たち・・・☆
「キミたちはこれから人間になろうとしている。
人間であるならば、無条件に命を爆発させる 生き方こそが
芸術であり、人としての 生き方そのものの 必須条件なのだ!!」
<・・・いままでの先生と違う?!>
そんな思いの天使たちが、初対面の丸顔の神様先生を見つめます。
「キミたちが 人間として生まれた先には、様々な不都合が待っている。
だが、上手に生きることや、心地良さを求めてはいけない!
どんな世界にいても《きれい》であってはならない!!
胸の奥で 燃える火 こそが神聖なものである。
それを 宇宙に向けて 無条件に解放することが 芸術であり・・・・
キミたち自身が 爆発することなのだ!!
芸術は爆発だ!!
私の今日の授業は異常・・・ いや、以上である。
しっかりと心にとどめておいてもらいたい。」
新任の神様先生は
両手をブンブン振りながら教室を出ていきました。
生徒の天使たちは・・・
何を聴かされたのか理解ができていないようです。
それでも、次の生まれ変わりを
再度《地球》に決めている天使には・・・
今日の新任の先生の面影が、かつて地球で見た記憶のある人物に
どこかしら似ている気がしていました。
芸術は爆発だ!! 芸術は爆発だ!! 芸術は爆発だ!!
芸術は爆発だ・・・・☆☆☆

教室では、新任の神様先生の叫びの余韻が
無垢な天使たちの心に響けよとばかりに
いつまでも《言霊(コダマ)》していました・・・・☆☆☆
・・・とさ。
《おしまい》

*このお話はフィクションです。
(登場した神様先生が、地球での芸術家・岡本太郎先生に
似ている気がするのは・・・気のせいです。)
