鍋の具は『ボリボリ』 #シロクマ文芸部
*思い出の味で、、参加させて頂きます。
宜しくお願い致します。<(_ _)>~✨
*昭和の北海道・東部・山
鍋の具は キノコ。今日の主役・・・
といっても現在の話ではない。当方が中学生の頃に北海道東部の
田舎の山で収穫した、つまり・・・思い出のキノコ の話。
秋ともなれば、北海道の山は野性の食べ物の宝庫だ。目的次第で
法に触れることもなく、あらゆる食材を手にすることが出来る。
その日のターゲットは、もっとも楽に見つけられる
《 ボリボリ(ナラタケ)》だった。
育ち過ぎた、背丈よりも高い・・・食用を拒否した巨大なフキ林を抜けて
山に入る。山道とは名ばかりの獣道を登って、目当ての場所に到着。
・・・まるで ボリボリ畑 だ。
手頃な大きさのキレイな奴を選んで収穫。多くはいらない。
時に笠の大きさが30㎝くらいにまで成長するのがあるが、
そんなのは虫の食い放題で却下。 ・・・ 収穫終了。
帰り道で《バフンタケ》を発見。
足で踏みつけると ブァッ☆と、胞子の煙が立ち上る・・・☆
踏みつけるのが、出会った時のお互いの礼儀だ。
脇の枝で見つけた貴重な《ヤナギタケ》も数個、手に入れた。
さらに見つけた《アイノネギ(行者ニンニク)》も、もちろん収穫。
これは、葉の部分のお浸しが最高に旨い。
山ブドウも見つけたので・・・これは別の日の、山葡萄酒用のターゲット。
・・・・山の匂いが好きだった。
適度に汗をかきながら、キツツキ の樹をつつくBGMや、エゾリス・・・
走り去る 野ウサギ なんかとも出会いながら、斜面で見つけた・・・
酸味の程よい スカンポ(大イタドリ) を齧りつつ、、山を下りる・・・・
今日の夜は、大量の《 ボリボリ鍋 》 だ!!
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
・・・ そんな懐かしい遠い日の、
今では宝物のような思い出の 野生のキノコの鍋を・・・・
目の前の現実の、平凡な水炊きの鍋を 前にしながら、ふと
思い出したのでした。(笑)
《おしまい》

