『赤い風船』🎈 #3つのお題に空想のひらめきを
🍊第12回 3つのお題
🎈お題①:「鏡の中の住人」
🐾お題②:「風船切符」
⏳お題③:「消えない足あと」
*参加させて頂きます。宜しくお願い致します。~~🎈✨
*赤い風船
いつの頃だったか・・・もう、遠い昔の話です。
私が《 鏡の中の住人 》になったのには、たぶん
それなりの理由があったのでしょう。
少しだけ・・・思い出せることをお話します。
私は引き摺るような重い足を・・・
ただ、前に進めていました。
何か から逃げていたのかもしれません。
いつまでも《 消えない足あと 》・・・
遺された足跡には 置き去りにした哀しみが
宿っているようでした。
とうとう歩けなくなって 空を見上げると
🎈赤い風船 が飛んでいました。
風に揺られる気ままな・・・その風船を見ながら
私も風船になりたいって・・・思いました。
すると、風船が話しかけてきました。
「風船になりたいなら《 切符 》がいるよ?」
「・・・《 風船切符 》?」
☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
気が付くと・・・私は空にいて
私自身が
🎈 赤い風船 になっていました。
切符は・・・
風船になりたいと思った
私の《 心 》でした。
それから自由に
風さんの力を借りながら
世界中を見て回り
飛び続けました・・・・・☆
ふと気付いたら 前の方から・・・
私によく似た
🎈赤い風船 が近づいてきます。
何? と思っていたら・・・
さらにどんどん近付いて・・・・??
重なった瞬間に☆
私は 鏡の世界に入っていました。
あの 🎈赤い風船 は
鏡の中の私 ・・・だったのです。
それが
私が《 鏡の中の住人 》になった理由です。
☆☆☆☆☆
この世界にも《 空 》があります。
私は 🎈赤い風船 のままで
飛び続けます・・・・・
《了》

*このお話はフィクションです。
#3つのお題に空想のひらめきを 【第12回】
