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『Good Bye』 #3つのお題に空想のひらめきを 【第14回】

🍊第14回 3つのお題
🎈お題①:「流れ星の手紙」
🐾お題②:「鍵のかかったアイスクリーム」
⏳お題③:「夕暮れの駅ピアノ」

*参加させて頂きます。宜しくお願い致します。<(_ _)>~✨
(三つのお題は、お話の中に忍ばさせていただきました。笑)



♪ Good Bye


一つの流れ星が
その光を《手紙》に変えて・・・

とある小さな町に置かれてあった
夕暮れの《駅ピアノ》の上に静かに降りました。

流れ星から配達された手紙には
とある老人の物語が書かれてあって・・・

それを読んだ古いピアノは
その物語の主人公が自分の持ち主だったことを
想い出しました・・・・☆

若い頃からの老人の指先から彩られたメロディーが
懐かしく蘇ります・・・・♬


☆☆☆☆


手紙に記されていた老人のお話は
些細な出来事でした。

身体の不調から
寝ている時間の多い日々でしたが
不意に《アイスクリーム》が食べたくなって・・・
勇気を出して近所のコンビニに向かいました。

暑い日射しの中、久々の外出でフラフラしながらも
食べたかったアイスクリームを買って家路に・・・・

溶けかかったアイスクリームを冷蔵庫に入れて
を掛けます。古い冷蔵庫の緩くなったドアを閉める
工夫でした。

老人はアイスクリームが固まるまで
横になる事にしました。

独り暮らしをしていた老人の家には
古い《アップライトピアノ》が置かれています。
今でも時々には弾かれていたのか
その姿は夕陽を受けて・・・美しいままでした。

若かった頃の・・・・
ピアニストとして弾いていた感覚が蘇ります。
傍で見守る恋人の笑顔も・・・・♬


不意に、もう一度弾こうと思いました。

ただ・・・

その願いは 想いのままで・・・・☆☆☆


☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆


鍵の掛かった冷蔵庫の中で
忘れられたままのアイスクリームは
星に願いを送ります・・・・☆


星は・・・・自分の一部を流れ星にして
今は駅に置かれている
ピアノに手紙を送ります・・・・☆


☆☆☆☆☆


今は《駅ピアノ》となった老人のピアノは


食べられなかったアイスクリームに
ほんのちょっとだけ・・・詫びる間をとってから


自動ピアノでもないのに


老人の指先の タッチのままで
懐かしい旋律を奏で始めました


過ぎ去った時に 

愛を込めて・・・・🎹~♬




《了~♬》



*このお話はフィクションです。


 #3つのお題に空想のひらめきを 【第14回】
#宇宙SF
#ショートショート
#掌編小説
#超短編小説




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