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人はみんな、寂しがり。

人はみんな寂しがり屋だ。
そう言ってしまうと、どこか子どもっぽい響きに聞こえるけど、たぶん本質だと思う。

私たちはどこまで行っても子供だ。
まだ母の腕の中で眠っていたい。

誰かに会いたいとか、話したいとか、そういうことよりも前に、
“ひとりじゃいたくない”っていう、もっと奥のほうにある感情。
名前のない寂しさ。
静かに、でも確実に、体のなかを冷やしていくあの感じ。

たまに、考えすぎてしまうことがある。
人って孤独だなって。

ひとりで生まれて、ひとりで死ぬとかそういう比喩じゃなくて、
もっと具体的に、もっと淡々と、
「自分の中の問いには、自分しか答えられない」って気づいてしまう。
どんなに語り合っても、どんなに愛し合っても、
ほんとうの奥の奥までは、誰にも触れられない。
共有されない部分が、どうしても、残ってしまう。

私の見る世界は誰にも共有できない。

そう、カラコンみたいなもんだ。

青いカラコンを入れてたら世界は青く見えるでしょ?
あれとおんなじ。

動画とってこれが私の見せる世界ですって言っても、
赤いカラコンをつけてる人は白が赤になった世界が見える。

見てるものは同じなのにね。

そうして、私は私を完全に理解されることは一生ない。
私も他人を完全に理解できることは一生ない。

それはただそこにある事実。

それはなんか、空気の抜けた風船みたいに、
ふわふわしてて、でも確実にしぼんでいって、
最後は部屋の隅に転がるしかないみたいな感じ。

どうしようもない孤独。

そして、私の存在がどこにもない物寂しさ。
誰かにわかってもらって、
自分をだれかに存在させて欲しい。

でも私を理解してもらえることは一生ないことを知ってる。

「わかってほしい」の裏返しの、「どうせ誰にもわかんない」。

その繰り返し。

動物としても、人間は弱い。
爪も牙もないし、暑さにも寒さにもめっぽう弱い。

そもそも独りでいたら、死ぬようにできている。

だから本能的に、独りが怖い。

夜の静けさとか、スマホに通知がこないこととか、
“何も起きない”ってことが、
ものすごく恐ろしく感じるときがある。

まるで世界から切り離されたような気分になる。

そんなとき、ふと思い出す。

後追い自殺とか、心中とかは、死が悲しいんじゃないんだと思う。

多分、「独りになること」のほうが怖くて、死すらも“逃げ場所”になることがあるっていう事実。

あれはたぶん、死の恐怖を、寂しさの恐怖が超えた瞬間。
一緒にいられるなら、たとえ死んでも、っていうあの選択。

死ぬという一種のまだ解明されてない可能性へ、
自分の全てを理解してくれることをかけた。

もしかしたら繋がれるんじゃないかって。


死ぬのが怖いんじゃない。
誰にも見つけてもらえずに、生き続けるのが、もっと怖い。

誰の記憶にも、心にも、残らないまま、
「いたことすら」忘れられる未来が、耐えられないだけ。

そして、生きている間の孤独感にしめつけられただけ。

だから人は、繋がろうとする。
どんなに傷ついても、
どんなに裏切られても、
それでもまた、誰かに寄りかかろうとする。

一緒に笑って、一緒に泣いて、
手を繋いで、夜を越えようとする。
それができるなら、生きていたいと思える。
それができないなら、もういいやって思う日もある。

本当は、みんなそうなんだと思う。
つよがってるけど、ほんとはさみしい。
気づいてほしいけど、どう伝えていいかもわからない。
だから、ちょっとだけ優しくしてくれる人がいると、
涙が出そうになる。

だから人は恋をする。
一生繋がれる他人を作ろうとして。

この世界には、
人がひとりで生きられない理由が、たぶん無数にある。
なんなら自分の中にある。

そうして自殺する。心中する。
誰かと繋がれないから。誰かと繋がれることを願って。

恍惚としてしまいそうだ。

だけど、誰かと繋がれることで、
死を超えられる瞬間も、きっとあるんだと思う。

傷つけど、裏切られど。

今日も誰かと繋がろうとする。

どこまでも孤独。

いつまでも母の胎児でいたかった。

私の私であることは、苦しい。

いつまでも誰かの何かでありたい。

悪いことではない。

私の私で苦しんでいる間に、
誰かの私なら幸せを享受する。

人は誰かと繋がり、
誰かの何かであり、
裏切られても、
苦しみであっても、
孤独の寂しさには変えられない。

そうして明日も生きていく。

これを読んで、心は動いた?共感した?

そしたら、文章越しに、私からあなたへ繋がった。

これがあなたの今日死なない理由になったらいいなと思う。

もし、よければ。

私にも、繋がりを分けてくれると嬉しい。

私も寂しいからね。




これは、

私とあなたのへその緒です。



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ふみ|元不登校高校生の奮闘記 もしよければ15歳にお小遣いをあげてやってください。 いただいたお小遣いは挑戦と本に使います。

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