人間は生物じゃない。のかもしれない。
Think Globally, Act Locally
誰が言い出したかはわからないが、この言葉を見つけた時、今ままで悩んでいて、とはいえ、答えの片鱗も掴めないままだったのが撮れた気がした。どっかの誰か、ありがとう。
日本語に訳すと
地球規模で考え、地域で行動せよ
つまり、個人だけではなく、まち、国、超えて地球規模で今の課題や解決方法、行動を考えること。そして、その行動を足元から始めること。
元々地球市民という言葉を知っており、それに関係するプロジェクトを行ったこともある。そして、環境問題などにも興味があった。この地球規模で考え、地域で行動せよというのはまさにそれだ。
地球温暖化、プラスチックごみの削減などなど、どれだけ大きな理想があれど、足元からの微々たる行動から始まる。
確かにそれで何が変わるのかと嘲笑われるような行動だ。CO2をいくら減らそうとも、中国やインド、アメリカなどが具体的な政策を行わない限り、変わらないだろう。
ただ、街にゴミが多くなるとさらにゴミが増える理論同様、物事は始まればそれにつられれてどんどん大きくなる。だからこそ、ゴミを減らすという小さな行動は、「自分はこれ以上同じような考えをしません」という意思表示であり、運が良ければ周りの人も変わる。
つまりは私で止めますというダムだ。
意識、というとんでもなく小さく、周りから見れば観測のしようのがないところから環境活動は始まってると私は考えている。
あと、私は地球規模で考えるというのはいささか動物的ではないと思っている。
本能と理性の境目は、生存という目標のための行動が長期的か短期的かだけと考えている。本能は短期的で、目の前に牛がいれば全部食べて生き延びる。でも理性があれば、飼育してずっと食べれるようにできる。
ただ、この地球規模で考えるというのは理性の中でもあまりにも飛び抜けてる。
だって地球規模で変わるのは、人間の一生よりも長い。
リスがどんぐりを埋めるのとは期間が違いすぎるし、何より自分の生死に関わらないレベルなのは、結構頭イカれてる(褒め言葉)
つまり、この地球規模で考えるという行動は、人間にしかできないんじゃないだろうか。
人間は資本主義によりあらゆるものが交換できるようになったがために、生存することのハードルが下がった。日本にいる限り生きるか死ぬかってのはなかなかない。
この時点でもう生物的ではないが、学者とか見てればごろごろもう一生を超えた人間がいる。
しかも、別に現代においてめちゃくちゃ生存が担保されている時ではない中世や古代にも、弟子や本などで自分の一生を書き残し、未来へと託すのだから、もう人間の本性の一つだろう。
人間は理性が長期的するぎる。
いや、おそらく「仲間意識」が強すぎるが故に、「未来を生きる人間のため」という存在すらしない人間かつ顔も名前も話したこともない人間にも群れ意識があるのかもしれない。
野生の生物でも群れを作る生物の中には、群れのために自己の利益にならなくとも行動する生物はいる。いはするのだが、それもせいぜい「今」の群れだ。
人間は反自然的で、異質すぎる。
その状態で生存が確保されつつあり、動物を卑下するわけではないが、人間は動物としてのフェーズが一段上がったのではないだろうか。
まずフェーズ1は自己の生存が第一の目標であり、本能優位な状態。
そしてフェーズ2は、自己や種の生存に対する心配がなくなり、インマテリアルな主義や思考、思想などを優先する状態。
この状態はおそらくある程度、種の生存が確保されている状態で、地球規模で考えるとかはまんまそれだ。
インマテリアル
つまり非物質的なもの。
思考、思想、主義、主張、信仰、人間関係。
これらが優先されており、それが人間の生死に関わらない行動の時、これは明らかに生存するための行動ではない。
例えば、動物の保護や、信仰はそれをすることによって人間の生死には関わらない。だがこれを生き甲斐として生きている人や、哲学を仕事にする人もいる。
おそらく、種の生存が確定した状態は、生物にとって暇でしかないのだろう。暇というのはどうも落ち着かない。
だからこうして、生き甲斐と呼ばれるものが非物質的でもあっても作る。
私たちはインマテリアルなものを支えに生きているのかもしれない。
と考えるのならば、仕事はお遊戯で、ごっこ遊びで、しなければならないと嫌っている人も、本質的にはおままごとの一員。私がこうしてnoteを書くのも、学校に行くのも、コミュニティを作るのも、生きることすらも、ごっこ遊びで、読んでいるあなたもそれに付き合ってくれているおままごとの一員。だって、私のnoteを読んだところで死にも生きも、死亡確率が下がりもしない。
私たちは、非生物的だ。
だからこそ、生存を考えなくて済む。
だからこそ、地球規模で考えられる。
だからこそ、仕事をし、役割をもらい。
私たちは、生きている。
とここまで考えると、
Think Globally, Act Locally
は、地球というフィールドでの
究極の暇つぶしなのかもしれない。
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