「個別最適な学び」の上があるんじゃね?という話。
個別最適な学び
って言葉が、教育で登場するようになって、わたしも時々聞くようになりました。
子供視点から見ても、学校で出てきます。by中学3年生。
ただ、個別最適な学びを、前向きなニュアンスで使いまくってるの聞いて毎回なんかモヤッとするんです。
なんで、もやっとするんだろうねぇ。。。
だっていい言葉だもん。
個別最適な学びってさ。
ここに合わせてより最適な質の高い教育を受けられるってことでしょ?
いいじゃん、これまでの一斉教育重視よか。
これが国の方針として打ち出されたんだから、喜ぶべきよ。
…ってのはわかってます。
それでもなお、なんかモヤっとしていました。
でね、最近、あるアプリを作ってみたんです。
わたしとしては結構上手くできてて、導入できれば先生の負担を軽くしたり、もっと個別最適な学びを加速できるかもってレベルのやつです。
わたしのここ最近の発明の中でトップ。
これを、友達に説明してる最中、そのモヤモヤが急に晴れてきた。そして、自分の口からこれまで考え付かなかったことが飛び出してきた。
「個別最適な学びって、まだ教育を与えるという範疇なんよ」
偉そーに話してるくせに、
そんなことを言ってる自分に一番おどろいてるのが自分。
もうね、
1on1中だったけど、「エウレカ!」って叫びたくなりました。自分の言ったことに対しいて興奮してエウレカ叫ぶのは流石にヤバい やつすぎるので、喉元3mmで抑えましたが、これがわたしのモヤモヤだった。
そうよ。
魚を与えるな。
釣り方を教えろ
って言われるけど、個別最適な学びはまだ魚を与えてる。
ただ、食いしん坊には大きい魚を、少食の子には小さな魚を、いくら好きにはいくらを与えているだけで、ゼンッゼン釣り方なんて教えてない。
「個別最適」という言葉には「誰か(先生やシステム)から教えられる」という受動的なニュアンスが含まれているし、そこから解き放たれない限り、できる教育は主体的に見える受動的な教育でしかない。
つまりは、最近の高校の授業で自分の進路を探求するなんちゃって探求授業みたいなもん。
個別最適であるだけでは、魚を与えている範囲からは出ていない。
これが私のモヤリの正体でした。
じゃあどんな教育であれば、個々にあった方法で、釣り方を教えられるか?
わたしは、個別最適から、「自己最適な学び」になればいいと思います。
自己最適。
つまり、魚を与えられるわけでもなく、自分で釣竿を作り、釣り方を覚える。学び方がそんな方法ならきっと楽しい。学校はそのための材料と、釣竿を作るための技術が集まっている場所であり、子供は自らの自己内発的な動機に基づいて、魚を釣る。
自己最適な学び
が実現できれば、真に主体的に学ぶことができる。
学び方を自ら学ぶから、学べ!と指示されるわけでもない。
個別最適は学べ!という指令のもと、先生の提示した学び方から選んで学ぶだけ。そんなものがほとんどだった。
だけども、自己最適はそれを超えて、学べ!と言われずとも、千差万別の学び方を作る。これができれば、学校であれ、家庭であれ、会社であれ、老後であれ、どのような状況でも学び方を作り、学び続けることができる。
人生100年時代、たった15年の義務教育で、残り85年、学び続けられるかが重要になってくると思う。その中で、自己最適な学びを達成できたなら、その人は自ら学びのループを生み出せる。
こんな理想論
なんて思ってしまうかもしれないけども、わたしはそこまで大きな未来を語っているわけではないっす。
例えば、数学でより簡単に計算する方法を自ら考えることができれば、それはもうどっからどー見ても学びの自己最適化。もうパーフェクト。
自らさくらんぼ算を考えつけば最も良いけど、先生に聞くことによって教えてもらったり、本で調べたりしても学びを自己内発的な動機から、最適化しています。
このように、教科を題材にして、より簡単に、間違えることなく答えを出す方法を編み出していく過程をこちらが作れば、自己最適な学びをは実現できると思います。
となると先生はおそらく、そのための知識や、書いてあるおすすめの本、体感的に覚える技術を教えることになる。非物理的に教えれることは、多分、AIによって代替できてしまうから。
思えば、今の学校はなんでも与えすぎてる気もする。
果たして、学びを自己最適にできる子はどんだけ育つんだろう。
わたしは不登校になってから、自己最適にしなければならない場面が増えた。それは先生がいないから自分で理解するしかないし、フリースクールでやってる探求では、誰も答えを知らない。だから自己最適化がどーしても必要。
だけど、これは教えられないから、自己最適化が起きている。
となると…
教えること=正義
ってわけでもなさそうだ、よね?
少なくとも、今の教育を受けてる子供視点からはそう思います。
以上、風山ふみでした。
これからは、学びの自己最適化を意識して、自分を育てます。
#これが不登校だからできること
ではまた!
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