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余裕がなくて、つい子どもを脅すみたいな言い方をしてしまう|子育ての悩み

朝の保育園。

2歳の次男が、自分の荷物を持たずに歩き出した。
そして、ぼくの口から出たのは、こんな言葉。

👨「保育園の荷物は、自分で持たないと、ダメだよ!
持たないと、今度からおーち(次男)からバイバイするよ!」

……われながら、ひどい😭
完全に、脅し。

この日、次男は泣きながら、先生に預けられることになった。


朝は、いつも余裕がない

わが家は基本、保育園の送りは夫婦ふたりでする。

その朝、2歳の次男はなかなか着替えをしなかった。
ぼくは少し焦っていた。

いや、今思うと、あれは焦りじゃなくて、イライラ

通っている保育園では、カバンや水筒など、
自分の荷物は自分で持つのがルールだ。
ぼくもこれには賛成している。子どもには早く自立してほしいと思うから。

夫婦ふたりで送っている分、
過干渉にならないようにも気をつけているつもりだったから。

で、その日の次男は、自分の荷物を持たなかった。

👨(持つときもあるのに、なんで?)

わからないことは、不安に変わる。
そしてぼくは、その不安を、2歳児にイライラとしてぶつけてしまった。

👨「保育園の荷物は、自分で持たないと、ダメだよ!
持たないと、今度からおーち(次男)からバイバイするよ!」

これは、送る順番の話だ。
うちはいつも長男を見送った後に、次男を先生に預けている。

その順番を人質に取るなんて、われながら、ずるいことを言ったものだ。

妻の言葉に、ぐうの音も出なかった

送り届けたあと、妻がすぐに言ってくれた。

👩「あの言い方は、脅しに聞こえるかも」
パパの見てないところで、少しの間、自分で荷物も持っていたよ?
「長男が次男の年齢のころなんて、自分の荷物なんて持ったことないよ。でも今は持ててる。次男も、今は常に持てなくても、いずれ持てるようになると思うよ?」

……ぐうの音も出ない、とはこのことだ。

ぼくが見ていないところで、次男はちゃんと荷物を持っていた。
なぜそれを、想像できなかったんだろう?

そして、今は常に持てなくても、いずれ持てるようになる。
なぜそれを、信じてあげられなかったんだろう?

「自立してほしい」なんて言いながら、
ぼくがやっていたのは、今この瞬間できているかどうかのジャッジだけだった。

長男だって、2歳のころは持てなかった。今は持てる。
そういう時間軸で見てあげられていたら、あの脅しは、出てこなかったはずだ。

一日中、あの顔が消えなかった

仕事に行く車に乗ったタイミングで、ふと思った。

次男に、謝りたい。

その日はずっと、泣いて登園した次男の顔が、頭から消えなかった。
これを消すためにも、彼に謝ろう。
いや、正直に言うと、「彼に謝ろう」というより、
「自分がスッキリしたい」に近かったかもしれない。

その日は仕事でいつもより遅くなり、帰宅したときには、もうご飯もお風呂も終わっていた。

👦👶「パパ〜🎵」

長男と一緒になって、抱っこをせがんでくる2歳の次男。
まるで今朝、何ごともなかったかのように。

👨「おーち(次男)、今日は、保育園でごめんね」

👶‥‥‥スン💨💨

完全スルーをされた。笑
たぶん、もう忘れているのだろう。

そんなことより、と言わんばかりに、

👶「これ読んで!」
と、絵本を持ってきた📕

ニヤニヤしながらの「うん!」

📕絵本を読んでから、もう一度だけ謝った。

👨「おーち、今日は、保育園でごめんね」

👶「うん!」

ニヤニヤしながら、一応、返事をしてくれた2歳児。
意味を理解できているかは、わからない。

でも、パパの気持ちは、ようやくスッキリさせてもらえた。
ありがとう。

見ていない時間を、信じる

この日、学んだことがふたつある。

ひとつは、親が見ているのは、子どもの一日のほんの一部だということ。
保育園で、園庭で、パパの見ていないところで、子どもはちゃんとやっている。
目の前の「できていない」だけで判断するのは、あまりに情報が足りない。

もうひとつは、急かしているのは、たいてい親の都合だということ。
あの朝ぼくが焦っていたのは、次男の自立が心配だったからじゃない。
単純に、時間がなかったから。

「自立してほしい」は、便利な言葉だ。親の焦りを、正当化してくれる。

だからせめて、次に同じ場面が来たら、妻の言葉を思い出したい。


いずれ、できるようになる。

あなたが最近、子どもについ言ってしまった「脅し文句」は、なんですか?
▼この記事のブログ版(読みやすくリライトしました)
https://www.kazokukikaku.com/post/odoshi-kotoba-asa-hoikuen

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