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【無印良品】単一豆と七変化な個性【ホンジュラス】【デカフェ】

気づけば三つ目

夜でもコーヒーを飲みたい気持ちは、なかなか収まらない。

そんな理由でデカフェを試し始めてから、
気づけば三つ目の豆を買っていた。

今回手に取ったのは、無印良品の

オーガニックコーヒー カフェインレス。

台湾へ行ってからというものの、無印良品へ行った際はルーロー飯を買うのがお決まりになっている。

コーヒーのラインナップが前々から充実していたのは気付いてはいたが、
ルーロー飯を手に取ってウキウキ顔になると、
つい忘れてそのまま帰ってしまっていた。

しかし今回のお目当てはコーヒーだ。

無印のコーヒーはデザインや店内の雰囲気、無印良品のコンセプトからか、どこか素朴で控えめという印象がある。

果たしてどんな味わいを醸し出してくれるだろうか?


ホンジュラス単一豆という意外性

袋を見るとまず目に入ってくる。

カフェイン97%カットしたホンジュラスの有機認証豆を深煎りしました。
ほどよい苦味と爽やかな酸味が特徴です。

コーヒー豆の生産国はホンジュラスだった。

しかも単一豆。
こういったコーヒー専門店でない場所で買う豆がブレンドじゃないとは思わなかった。

シングルは1種類の豆そのもので勝負しなければならないから、誤魔化しが効かず、なんとなく難しい印象がある。

そんな勝負師魂から気合を感じる。

調べてみると、ホンジュラスのコーヒーは、
バランスの取れた酸味と甘みで、チョコ系やキャラメル系の甘さのまろやかな口当たりが特徴のコーヒーのようだ。

産地もたくさんあり、酸味系と苦味系とバラバラで異なる味わいを楽しめるという。

今回購入したコーヒーはホンジュラスのみで詳しい産地までは書いていなかったが、
どこで育った豆なのか想像しながら楽しむのも一興。

・・・私の舌でわかるのならだが。

この産地の個性が、デカフェになってどう現れるのか。

そんな期待を胸に、マキネッタを火にかけた。


苦味のホットアメリカーノ

今回はホットアメリカーノとアイスアメリカーノ両方飲んでみようと思う。

先ずはホットから飲んだ。

口に含むと、熱々の状態では苦味と渋みが同時にやってくる。
舌に残るのは酸味のような渋みのような。
コーヒーが喉を通ってからも後味として口の中に残り続ける。

最近はスッキリ系や爽やか系ばかり飲んでいたからか、
この重心の低さが久しぶりで新鮮だった。

もはやデカフェだから軽いだろう、という予想は私の中では完全に死語になっている。

普通の豆よりも存在感があるようにすら感じる。

冷めたホットの静かな変化

少し冷めてくると、酸味がゆっくり顔を出す。

その酸味は一瞬で消えるタイプではなく、舌の上に長く残り続ける。
余韻の重さが、ここでもしっかり現れてくる。

冷めきると、味の主役は完全に酸味へと切り替わる。
袋には「爽やかな酸味」と書かれているけれど、
実際はもう少し重めで、舌にしっかりと跡を残すタイプだ。

味の変化は割りとわかりやすく、それ自体を楽しむのも有りなコーヒーのように感じる。


酸味のアイスアメリカーノ

アイスアメリカーノも飲んでみた。

氷で一気に冷やされると、酸味の主張がぐっと強くなる。
前半は酸味が鼻に抜け、後半は苦味が静かに残る二段構え。

不思議なのは、ホットよりも爽やかに感じられることだ。
酸味がクリアに立ち上がるからか、後味の苦味がむしろ心地よい。

アイスアメリカーノは袋に書かれた情報に近い味わいに感じた。

もしかしたらホンジュラスの各産地の豆がブレンドされているのかもしれない。

そんな予想が出てくるほど、
温度の違いでここまで味わいが七変化するとは思わなかった。

ホットで苦味と酸味の重厚な余韻を。
アイスで酸味と苦みの爽やかさな余韻を。

ホットとアイスでまったく正反対の性格になるのが面白い。


おまけでもう一変化のカフェラテ

おまけでアイスカフェラテにして飲んだ。

今度は苦味も酸味もおとなしくなる。
そして口の中に残った風味に驚いた。

キャラメルのような風味が鼻に抜けるのだ。

コーヒー、牛乳、氷だけでキャラメルのような甘味が口に広がる。

飲み方でこうも味わいが変わるとは。

正体を暴こうとしても、その変化に翻弄されるばかりだ。

コーヒー警察になるんだったら、ホンジュラスだけは追うな。

そう残すしかないほどにお手上げだった。

控えめではなく、余韻の深さ

無印のコーヒーと聞くと、
どこか控えめで優しい味を想像していたが、
このデカフェは個性ありありのコーヒーだった。

他のラインナップも試してみたくなるほど実力を見せつけてくれた。

日によって色んな飲み方をする人におすすめのホンジュラス。

ホットでもアイスでも、ストレートでもラテでもオレでも。

様々な個性を発揮し、楽しませてくれる。


ひとしきり楽しんだ後、コーヒー豆を棚に戻す。

また一つコーヒー豆の仲間が増えた。
色んなコーヒー豆を詰めた籠は朝のコーヒータイムを華やかにしてくれる。

次はどんなコーヒーを買おうか。

あまりストックが減らないうちに購入してしまうと飲みきれなくなってしまうかも。

そんな期待と葛藤を胸に、籠を戻しそうとしたとき
ふと食料ストックの方に違和感を覚える。

・・・ルーロー飯のパウチも増えている。



これまでのコーヒー


参考:無印良品オンラインストア

https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550583782122



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