THE FIRST SHOT
昨年のRED SPIDER 47都道府県ツアーに参加した方なら、このタイトルの意味がわかるはずです。
昨年開催されたRED SPIDER 47都道府県ツアーは、48公演すべて完売。さらに、DJ年間50公演ワンマン完売という、とんでもない記録まで打ち立てました。
ただ、その記録の裏で、ジュニア君は全48公演を通してInstagramで各会場ごとに「聴きたい曲」のリクエストを募集していました。
もちろん、すべてが採用されるわけではありません。それでも、そのリクエストをセトリに反映させながら、全48公演を作り上げていたんです。
自分ひとりでセトリを組んだほうが、
きっと楽だったはずです。
それでも、
「お客さんがその日、その場所で本当に聴きたい曲を届けたい。」
そんなプロ意識を、48公演すべてで貫いていました。
トップを走り続ける人が、そこまでやってくれる。
だからこそ、僕たちファンは感謝できるし、「またこの現場に来たい」と心から思えるんだと思いました。
僕たちがリクエストする曲には、
それぞれ理由があります。
青春の一曲。思い出の一曲。
今の自分を支えてくれる一曲。
ただ大好きな一曲。大切な一曲。
人それぞれ、思いは違います。
もちろん、軽い気持ちでリクエストする人も
いると思います。
でも、自分が送った曲が現場で流れた瞬間は、
誰だって嬉しいし、興奮します。
その興奮は「曲が流れたから」だけではありません。
何百、何千というリクエストの中から
ジュニア君が目を通し、
「この曲を今日のセトリに入れようか。」
と悩み、考え、選んでくれた。
そのうえで、自分のリクエスト曲が現場で
ジュニア君のMCで流れる。
その過程があるからこそ、かかった瞬間の嬉しさや感謝は何倍にもなります。
そして、このタイトル。
「THE FIRST SHOT」
これは、リクエスト曲の中から、その日のライブの1曲目に選ばれた曲のことです。
つまり、
「自分がリクエストした曲で、その日のライブが始まる。」
もちろん、会場の空気やその日のセトリを踏まえたうえで、ジュニア君が1曲目にふさわしいと判断して流している曲です。
僕自身、最初のリクエストは
「かけてくれたら嬉しいな。」
そのくらいの気持ちでした。
でも、昨年のツアー初日、大阪公演。
1曲目のイントロで鳴ったエレキギターの一音で、
すぐにわかりました。
「あ、自分がリクエストした曲や。」
20年以上現場に通っていますが、あんな感情は初めてでした。
もちろん、同じ曲をリクエストした人は他にもいたと思います。
それでも、あの瞬間だけは、
「俺のリクエストでツアーが始まった!」
そんな気持ちになっていました。
興奮しすぎて、無我夢中で
「ぽぅーー!!」
と叫んでいた記憶しかありません(笑)。
しかも1曲目なので、普段なら途中までしか聴けない曲を、しっかり長く味わえる。
それも、First Shotならではの特権だと思っています。
本来なら、ツアーリクエストは、セグで聴きたいダンスホールや懐かしい曲をリクエストしようと考えていました。
でも、この体験をしてから考え方が変わりました。
「リクエストは1曲目を狙おう。」
もちろん、「これが1曲目で流れたらヤバい。」
そう心から思える曲だけを選びました。
そして、一度リクエストした曲は二度と送らない。
さらに、ジュニア君からのルールで「自分が参加する公演に、1公演1曲だけリクエストすること」も守りながらリクエストしました。
しかし、1曲目に選ばれるのは
簡単なことではありません。
だから、RED SPIDERのカセットテープからアルバム、ライブ音源まで、もう一度全部聴き直しました。
その時間も、本当に楽しかった。
「前の会場でこの曲やったな。」
「今回はこのアーティストかな。」
「前回90’sやから70’sか?」
「この会場なら、この曲ちゃうか?」
「ジュニア君なら何を選ぶやろ?」
そんなことを毎日考えていました。
気付けば、レゲエを知ったばかりの頃みたいに、夢中でREDSPIDERの曲を聴いて、
リクエスト受付の日が来るのが待ち遠しくて、
毎日があっという間でした。
だからこそ、選ばれなかった時は普通に凹みます(笑)。
2曲目の「音と散る」のゴンフィンガーなんて、全然肘が伸びません(笑)。
でも、4曲目くらいにはしっかりバイブスも戻っているんですが。
逆に、1曲目でリクエストが流れた日は
最初からフルバイブス。
「音と散る」では全力で手を上げてジャンプしていました。
それくらい、自分の中でFirst Shotにかける熱量が大きかったんだと思います。
現場が楽しいのはもちろんですが、
現場以外の時間も楽しませてもらい
レゲエを知ったばかりの頃のように夢中になれた。
そんな感覚を、もう一度味わえました。
本当に2025年の下半期は、あっという間でした。
きっと今年も、全国でたくさんの人がそれぞれの思いを込めてリクエストするはずです。
きっとリクエストが流れた瞬間や
終演後に、「かけてくれた!」と余韻に浸る時間。
そこには必ず笑顔があり、
最高のツアーになると思います。
現場でRED SPIDERの音を楽しむ。
仲間と再会する。
新しい出会いがある。
限定グッズを集める。
どのAH MURDERZ着て行くか悩む
そして、First Shotを狙ってリクエストする。
僕にとってREDSPIDER60.ツアーの楽しみ方です。
みなさんにも、それぞれの楽しみ方があると思います。
後悔のないように、RED SPIDER 47都道府県60公演ワンマンツアーを思い切り楽しんでください!
今年のツアーも各公演のリクエスト受付は、その週のどこかでInstagramのストーリーにアップされます。
ぜひチェックをお忘れなく。
毎年、新しい楽しみを届けてくれる
RED SPIDERとカエルスタジオに感謝。
「THE FIRST SHOT」
このツアーで僕が見つけた、もうひとつの楽しみ。
もしかしたら、おじさんの第2の青春なのかもしれない。
長々読んで頂きありがとうございました。
