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正月病ってなに?いつの間にか広まった言葉を、体の視点で整理してみる

年末年始が終わった頃、

「なんだか体が重い」
「やる気が出ない」
「仕事モードに戻れない」

そんな状態をまとめて

「正月病」

と呼ぶことがあります。

最近では当たり前のように使われていますが、
実はこの言葉、医学用語ではありません。

いつの間にか広まり、
いつの間にか定着した、
いわば生活を説明するための言葉です。

正月病=新しい病気、ではない

まず大事なことから。

正月病という診断名は存在しません。
病院で「正月病ですね」と言われることもありません。

では、何が起きているのか。

実際に体の中で起きているのは、

・生活リズムの乱れ
・睡眠時間、睡眠質の低下
・活動量の低下
・食事量や内容の変化

これらによる
自律神経のバランスの乱れです。

つまり、
正月病とは
状態をまとめて表現した言葉にすぎません。

なぜ正月明けに起こりやすいのか

理由は、とてもシンプルです。

年末年始は、

・寝る時間、起きる時間がズレる
・食べる量が増える
・動く量が減る
・お酒の量が増える

この「ズレ」が、
一気に日常へ戻される。

体にとっては
軽い時差ボケのような状態になります。

40代以降は、
この切り替えが若い頃よりスムーズにいきません。

それが
「だるさ」
「やる気が出ない」
「集中できない」
として表に出ます。

正月病は「気合不足」ではない

ここを勘違いすると、つらくなります。

正月病は、
甘えでも、怠けでもありません。

体が
「急には戻れないよ」
とブレーキをかけているだけです。

特に40代以降は、
回復や切り替えに時間がかかるのが普通です。

正月病のセルフケアで大切な考え方

正月病を早く抜けたいとき、
やってはいけないのは、

・いきなり完璧な生活に戻そうとする
・無理に運動を詰め込む
・気合で乗り切ろうとする

これらは逆効果になりやすいです。

大切なのは、
少しずつ日常に戻すこと

今日からできるセルフケア

・睡眠を整える

まず最優先は睡眠です。

・寝る時間を30分早める
・起きる時間を一定にする

いきなり完璧を目指す必要はありません。

「同じ時間に起きる」
これだけで、自律神経は整いやすくなります。

 ・朝の光を浴びる

朝、カーテンを開けて
自然光を浴びる。

これは、
体内時計をリセットする
確実な方法です。

曇りの日でも効果はあります。

・いきなり運動しない

正月明けに
「よし、走ろう!」
は失敗しやすいです。

おすすめは、

・5〜10分歩く
・軽く体を動かす
・ストレッチをする

動き出すための動きを意識します。

・食事は「戻す」だけでいい

正月明けに
急な食事制限は不要です。

・いつもの量に戻す
・間食を一つ減らす

それだけで十分です。

正月病は、時間が解決することも多い

正月病と呼ばれる状態は、
多くの場合、1〜2週間で自然に軽くなります。

ただし、

・だるさが強い
・眠れない日が続く
・気分の落ち込みが続く

こうした場合は、
無理をせず休むことも大切です。

正月病は「整える合図」

正月病は、
怖い病気ではありません。

体が
「急に戻さないで」
と出しているサインです。

無理に気合を入れるより、
少しずつ整える。

それが、
一番早く日常に戻る近道です。

正月病という言葉に振り回されず、
体の声を聞く。

それが、40代以降の
いちばん賢いセルフケアです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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