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キングダム第863話考察・飛び続ける矢

今回もネタバレ注意です。


青華雲と蒼仁の弓対決がいよいよ佳境です。2人のコントラストを戦場という緊迫した状態の中で描き、まるで2人だけ「止まっている」かのような静寂さに包まれています。

いわゆる、「ゾーン」ですね。

蒼仁の領域:飛び続ける矢。父から受け継ぎ、未来へと繋がっていく「人の歴史」と「希望」を表現しているかのよう。李信の想いに近い。

青華雲の領域: 極めし者の矢。極致に達した者が行き着いた「虚無」と、戦争の「堂々巡り(終わりなき絶望)」を表現する。李牧に意味を問う。

このようなコントラストは、李信vs龐煖の時にもありました。李牧は求道者のような武人が好きなんでしょうか。仕事などで経験がある人もいると思いますが、理屈やお金で集まってきた人って、結局は離散するんですよ。心が通わないとダメです。

はい、李牧へのダメ出しですね(笑)

いやでも笑い事ではなくて、原先生は、李牧が辿る運命を少し違った角度から描いているような気もするんです。さて、今回もインフォグラフィックでまとめてみました。

蒼仁は飛信隊に「なくてはならない」重要なキャラになりました。青華雲という将軍クラスの敵将を討ったわけで、論功行賞も凄いことになりそうです。

但しどちらも架空の人物であり、目立ち過ぎると史実の表側に出てきてしまう感が否めないため、蒼仁もそこまでド派手な活躍はしません。今後、敵将を倒すとしても架空の敵キャラになるのでしょう。

矛:王騎、盾:麃公、術(舞):羌瘣、槍:王賁、ファルファル:騰、弓:蒼仁…と、秦軍には特徴のある濃厚なキャラが登場してきました。新キャラ的にはこのあたりで打ち止めのような気がしないでもないですが、ヨコヨコの伏線回収があるのかないのか…期待してしまいます。

本日もお読み頂きありがとうございました。


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