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【休むのが苦手な人へ】その「何もしてない時間」、人生で一番贅沢な時間でした。

夜の公園に、ひとりで座っていました。

誰もいない。風もない。凪、という言葉がぴったりの夜でした。街灯の明かりは程よくて、遠くのほうで何かの音がするだけ。

何をするでもなく、ただベンチに座っている。——なのに、これが最高に贅沢だと思ったんです。



その「やりたい」、本当に「やりたい」ですか? 実は「やらなきゃ」かも。

昼休みも休まずに働いている同僚を見て、ふと思いました。仕事って、やってもやっても無限に増えていきますよね。終わりがない。

だから僕らは「まだやらなきゃ」「もっとやらなきゃ」と、いつも何かに追われています。

でも、あの夜の公園でふっと湧いてきた「あれをやりたい」は、それとは全然違う感じだったんです。

「やらなきゃ」は、焦り。「やりたい」は、心からの渇望。

同じ「何かしたい」の顔をしているのに、出どころが正反対なんですよね。片方は、やらないと不安だからやる。もう片方は、やりたくてたまらないからやる。


なぜ、忙しい時ほど「やりたいこと」が湧いてこないのか。

不思議なことに、この「渇望」のほうは、忙しい時には全然湧いてこないんです。

頭の中で「やらなきゃ」の焦りがガヤガヤ鳴っている間は、奥のほうにある小さな声なんて、かき消されて聞こえないんだと思います。

それが、誰もいない夜の公園で、ふっと止まりました。焦りのノイズが消えて、凪になった瞬間。ずっと奥で鳴っていた「本当はこれがやりたいんだ」っていう声が、すっと届いてきたんです。

この感覚、ここ最近ずっと感じています。静かな時間をとれた時に、あの声が、だんだん聞こえるようになってきたんです。

だから、たぶんこういうことなんだと思います。「何もしなくていい」と思えた時に限って「あれやりたい」が出てくるのは、偶然じゃない。静けさが、本当の声を連れてくる。

人混みに行くとどっと疲れてしまうのも、きっと同じなんですよね。情報と刺激でノイズが増えるほど、自分の声は遠くなっていく。


「何もしない時間」は、サボりじゃなくて準備でした。

ぼーっとする。まどろむ。何も生み出さない時間を過ごす。そういう時間を、僕らはつい「無駄」だと思ってしまいます。

でも、あの夜に改めて気づいたんです。あれは空白でも、サボりでもない。自分が本当は何をやりたいのか、その声を聞き取るための時間なんだ、と。

生きづらさって、喉に小骨が引っかかったまま生き続けているような感覚だと思います。何かが違う、でもうまく言えない。そのモヤモヤを抱えたまま、また「やらなきゃ」に戻っていく。

その小骨の正体に気づくためにも、いったん立ち止まる時間がいるんですよね。だから——昼休みくらい、休みましょうよ。何もしない時間は、ちゃんと自分のために働いてくれているんですから。


この「静かな時間に、自分の本当の声を聞き取る」という習慣を、一冊の本にまとめました。

『「もう期待に応えない」と決めたら、息がしやすくなった』 内向型で生きづらい人のための「ひとり言」と「ノート」の習慣

「やらなきゃ」の焦りに飲み込まれて、自分の渇望がだんだん聞こえなくなっている——そんな人に、ひとり言とノートで“本当の声”を取り戻していく方法を書きました。

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Kindle Unlimitedに入っている方は、追加料金なしで読めます。気になったら、まずは気軽にのぞいてみてください。


あなたにも、力を抜いた時にだけ、ふっと聞こえてくる声ってありますか。

忙しさの中ではかき消されてしまう、小さな渇望みたいなもの。よかったら、教えてください。

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