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hoccori
新作落語『愛の計算』志ん生風〜〜A I師匠とともに
えー、世の中いろんな勉強がありますがね、
「算数」ってのは子どものころに誰しも習ったはず。
足し算引き算、掛け算割り算。
ええ、勉強が苦手だって人でも「愛」の勉強だけはみんなしてるんじゃないかと。
で、本題へ。
ーーーーー
若い衆が兄貴分に相談に来まして。
「兄さん、女に告白したいんですがね、どう言ったらいいもんでしょう」
「なぁに、簡単だよ。『好きだ!』って言やあいい」
「いやぁ、それじゃあ照れくさくて」
「なら、算数で言ってみろ。お前、算数得意だったろ」
「算数で、ですかい?」
「そうよ。たとえば『君と俺を足したら愛になる』なんてな」
「なるほど……じゃあ、『君がいないと俺は割り切れない』」
「おう、なかなか粋じゃねえか」
「じゃあ……『俺の人生、君で割ったらゼロになる』」
「おいおい、それじゃ破滅だよ。もっと景気よく言え」
「じゃあ最後に……『君と俺を掛け合わせたら、無限大の愛になる』!」
「おう、それだ! よし、今夜ぶつけてこい!」
⸻
(翌日)
「兄さん! 行ってきましたよ!」
「おぉ、どうだった?」
「全部言いました! 足す、引く、掛ける、割る!」
「で、どうなった?」
「彼女、大笑いしてましてね。最後にこう言ったんです。
『あなたと一緒なら、計算なんていらない。心で足りてるわ』」👉 💓😉
⸻
──まいりましたねぇ。
「愛に公式はなしってやつで
どうやら愛の答えは、算数じゃなくて、心のほうに出るもんでござんす。」
女のほうが、算数より一枚上手だったようで。
……おあとがよろしいようで。➕❤️➗
