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【第2回】【八重瀬町施政20周年】永遠に響け。伝統芸能がつなぐ八重瀬の心。

ハイサイ!
八重瀬町議会議員の
秋田一成(あきた かずなり)です。

八重瀬町が誕生して20年。
この節目に改めて町の歩みを振り返るなかで、
今回は伝統芸能について綴って行きたいと思います。

現在、私は地元の字東風平(こちんだ)で
「東風平エイサー保存会」の事務局を務めています。
振り返れば私のそばには常に地域の伝統がありました。

幼い頃から当たり前のように地域行事に参加し、
そこから自然と青年会活動に身を投じ、
今の保存会事務局としての活動に至ります。

八重瀬に伝わる伝統芸能は単なる「出し物」では
ありません。何百年という時間をかけて積み上げられてきた「先人たちの思い」です。

決して絶やしてはならない特別なもの。
伝統芸能を継承する1人として強く思います。


1. 豊年祭:300年の重みと、地域の礎。

私の地元、字東風平の豊年祭は約300年という
長い歴史を持っています。

字東風平の獅子舞は、その「激しさ」が大きな特徴です。生命力に満ちた動きは観る者を圧倒します。 → 獅子舞(2番獅子)の様子はこちら

また、東(アガリ)と西(イリ)に別れ交互に演舞する棒術も迫力満点です! → 棒術(字東風平)の様子はこちら

こうした伝統を一身に背負い、
舞台裏を支えてくださるのが、「じゅうにんがしら」と呼ばれる12名の保安員です。

一生に一度しか務めることができないという、
重い使命。祭りを無事に終えた時、それまで張り詰めていた表情がふっと緩む瞬間を間近で見てきました。

字東風平の豊年祭が今日まで続いてきたのは、
「じゅうにんがしら」の祭りへ情熱、そして大変な
苦労なくてはあり得ません。

しかし現在、この大切な「じゅうにんがしら」も
担い手不足という大きな課題に直面しています。
12名の体制を維持し、伝統を繋いでいくことは
決して容易なことではありません。 
→ 字東風平豊年祭についてはこちら

こうした祭りが各地に根付いているのは、
先輩方の想い、そして「じゅうにんがしら」のような
伝統を守り受け継ぐ若者の、熱い思いがあってこそ。心からの敬意を表したいと思います。


2. エイサー:静から動へ、青年たちが繋ぐ情熱

八重瀬町内には、それぞれの字に素晴らしい青年会が存在しています。

その中でもエイサーを伝統として継承し、年間を通して活動に据えているのが以下の5つの青年会です。

  • 東風平青年会 → エイサーの様子はこちら

  • 富盛青年会 →  エイサーの様子はこちら

  • ぐしちゃん青年会 → エイサーの様子はこちら

  • 新城青年会 → エイサーの様子はこちら

  • 安里青年会 → エイサーの様子はこちら

それぞれの青年会が違った型を継承しており、お互いに尊敬し、切磋琢磨しながら活動しています。

毎年行われる「八重瀬町青年エイサー祭り」では町内外からたくさんの方が訪れ、個性の異なるエイサーを楽しんでいます。

保存会の先輩方の背中を見て育った若者たちが、
今度は自分たちの鼓動を太鼓に乗せて打ち鳴らす。
この継承のサイクルこそが、町の活力を支えています。


3. 綱引き:唸る綱、弾ける汗。

八重瀬の綱引きは、準備の段階からすでに始まっています。何日も前から地域の人々が集まり、藁を一本一本編み込んで巨大な綱を「作る」。

地域総出で汗を流し、命を吹き込んだ綱は、
当日の熱狂の中でその真価を発揮します。

「ハーイヤ!」「わっしょい!」の 掛け声とともに、
綱がミシミシと唸りを上げ会場は熱気に包まれます。

子どもたちも必死に綱を握り、お年寄りの鼓舞を
受けて全員が全力を尽くす。

綱を引き合っている時の一体感は、
なんとも言えない力強いもの感じます。 
→ 綱引き(字富盛)の様子はこちら


4. 語り継ぎたい、八重瀬の多様な伝統。

他にも、八重瀬には大切にしたい個性豊かな芸能が溢れています。

  • 字当銘・字小城の「龕甲祭(がんごうさい)」
    かつて葬儀で使われていた葬具「龕(がん)」を供養し、地域の安泰を願う非常に神聖な行事です。

    数年に一度、当銘と小城の両地区が合同で行うこの祭りは、先祖への敬愛と地域の強い絆を象徴する、八重瀬が誇る貴重な文化遺産です。    
    → 龕甲祭についてはこちら

  • 臼太鼓(ウスデーク・ウフデーク)
    字世名城や字安里などに伝わる、女性たちの
    優雅で力強い円陣舞踊。                  → 臼太鼓についてはこちら(字世名城字安里

  • 新城のシーヤーマー
    独自の文化を守り続ける新城地区の
    無形民俗文化財。 
    → シーヤーマーについてはこちら


結びに:八重瀬のアイデンティティ

施政20周年。 どれだけ時代が変わっても、八重瀬町のアイデンティティは、この歴史ある各地域に残る伝統芸能だと実感します。

この町で育ち、青年会・保存会と歩んできた一人として。 先人たちがうやまい、守り抜いてくれたこの「音」と「熱」を永遠に。
そして八重瀬の子どもたちの誇りになるように。

私はこれからも、現場の声を大切にしながら、伝統芸能の保存と継承を全力で支えていきます。

皆さんの大好きな「地元の祭り」の思い出、ぜひコメントで教えてくださいね!

次回は八重瀬町の著名人をご紹介します。
実は知られてないだけでたくさん有名人がいるんですよー!お楽しみに!


【秋田一成からのお知らせ】 最後まで読んでいただき、ありがとうございます! 「進む八重瀬を、もう一歩先へ。みんながワクワクする町へ。」をテーマに活動しています。 皆さんのご意見やご感想を、ぜひコメント欄でお聞かせください。

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